プレイ -獲物-



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初公開日(参考)2003年04月
分類

長編小説

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プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

2006年02月28日 プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

失業中のコンピュータ・プログラマーのジャックは、ナノテク開発に携わるハイテク企業ザイモス社に勤める妻の異変に気づいた。性格などが、まるで別人のように一変したのだ。さらに、末娘に原因不明の発疹が出たり、不審な人影が出現するなど不可解な出来事が相次ぐ。おりしもザイモス社では異常事態の対処に追われていた。軍用に開発したナノマシンが、砂漠の製造プラントから流出し、制御不能に陥ったというのだが…。 (「BOOK」データベースより)




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プレイ -獲物-の総合評価:6.71/10点レビュー 21件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(9pt)

息もつかせぬSFパニックアクション

 この作品は小難しいナノテクノロジーの脅威だけを描いただけではなく、秀逸なSFパニックアクション小説でもある。確かに自分のようなアホには理解するのが少し難しい場面もごくわずかあるが、基本的にはハラハラドキドキのスリリングなアクションが目白押しだ。

 何ともこの作品はスピード感が良い。最も盛り上がりを見せるのは後半の方なのだが、前半の心理的なスリラーのような部分でさえ独特のスピード感がある。つまりつまらない部分は一切ないと言える。

 そんでもってスリルに満ちた部分だが、この作品の見せ所とだけあって凄く面白く書かれている。それこそ1難去ってまた1難、な展開でページを繰る手が止まらない。閉塞された空間において、疑心や死と隣り合わせになり、そこからいかに脱出するか。もちろん力技でなど脱出不可能であり、知能といくばくかの運が必要であり、その点もこの作品の面白いところである。貴志祐介などが好きな人にはおすすめの小説だ。

鼻毛花火
HEBNNOR3
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.20:
(4pt)

夫は気に入ってます。

夫が言うには、エネルギー保存則には反してないが、エネルギー効率についての内容が疑わしいそうです。 でも読み物としてみれば、出来が良くて面白いと思います。 ジュラシックパークほどではありませんが。
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150411093
No.19:
(2pt)

いつも思う…

この人は、キャラクターの造形が短絡的で全く深みがありません。
ジュラシックパークはスリルがあり、読ませましたがこれは…なんというかスカスカです。
まず、子供の描き方が余りに下手くそ。
序盤にアマンダの皮膚が変色する場面で、なぜ他の子供達がリアクションしないのか…心の病でもないかぎりあり得ない。
少しキングでも読んで子供の心理を学んだ方がいいレベルです。
父親のアマンダに対しての判断も頭がおかしい。医者に弄くられるのが嫌ったって皮膚が変色してたら普通そんな考えより何より救急車です。
うーん、総じてつまらないですね。残念です。
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150411093
No.18:
(3pt)

SFじゃないよ。テクノ・スリラーだよ。

SF読む人って減ったよね。
90年代にウイリアム・ギブスン以来、話題になったSF作家がいなくなったような気がします。
マイケル・クライトンがSF作家かどうかは微妙です。
出版社の戦略か、マイケルクライトンの作品はSFと呼ばれず、テクノ・スリラーと呼ばれます。
マイケル・クライトンは、先端技術をネタに近未来SF、テクノロジー・スリラー(テクノ・スリラー)を数多く書いています。
スピルバーグの「ジュラシック・パーク」の原作もそうです。
多作な作家なので仕方がないのですが、衝撃的な作品もあれば、ちょっと首を傾げるような作品もあります。
いわゆる玉石混交です。
もっとも、どの作品も読み易く、特に後半からクライマックスへ一気に引っ張っていく構成はどれも見事です。
まさに「ページ・ターナー」、次のページをめくりたくなる作家です。
本作のテーマは、ナノ・テクノロジーです。
ちょっと現実離れしていて、ついていけませんでした。
自ら進化していく機械、兵器というネタは、フィリップ・K・ディックの「スクリーマーズ」に既にありましたね。
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
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No.17:
(5pt)

モルダーーーっ

暴走するナノマシンの群体が あたかも擬知性を持った肉食生物のように行動し始める これはマイクル・クライトンのXファイルですね 恐いですよぉっ 気色悪さも高得点です そのまんま映像として読めるのもクライトンならでは 当然続編は予定されていたはずで もっとずっと我々を楽しませてくれるのではなかったのですか クライトン逝く 合掌
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150411093
No.16:
(4pt)

この設定はどこかで読んだような

マイケル・クライトンがナノテクノロジーの産物の暴走を描いた作品ということでかなりの期待を持って読んだが、期待に違わぬ面白で一気に読みました。
内容はあるベンチャー企業がナノ・テクノロジーを利用して、人間の体内を自由に動き回る医療用の超小型カメラの製作に取り組む。そのカメラはわずかばかりの知性を有する超小型ロボットの集合体で、一つの個体では何もできないが、集合体になるとハチや蟻のように知性を発揮するという革新的な技術であるが、それが砂漠の中の実験所から外科医に漏れてしまい制御不能になったことに伴い、独自の進化を遂げて人間を襲うようになるという設定だ。
マイケル・クライトンの作品らしく展開はスピーディだし、暴走した超小型ロボットの集合体は怖いし、最後まで楽しむことができたが、気になった点もいくつかあった。
一つは、これを読んでいるとどうしてもジュラシック・パークを思い出してしまうが、ジュラシック・パークの恐竜の恐ろしさに比べると、どうもこちらの方が見劣りしてしまう点だ。これは超小型ロボットの進化のスピードが速すぎて最後の方は現実感が乏しくなるのが理由だと思う。いくら知性を有するとはいってもこれはないだろうというところまで行ってしまった感じがした。このあたりをもう少し抑え気味にした方がよりリアルであったのにと惜しい感じがした。また、最後の展開が途中で少し読めてしまった点も残念であった。
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150411093



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