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    初公開日(参考)2007年09月
    分類

    長編小説

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    NEXT 上 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

    2007年09月07日 NEXT 上 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

    患者が持つ特別な細胞を製薬会社へ売り、莫大な利益を得た大学病院。当の患者は、大学と製薬会社を相手取って訴訟を起こす。成熟を加速させる遺伝子を組み込んだ新薬。それを誤って口にした男の体に起こる異変とは?離婚訴訟で親権を得るため、夫が妻の遺伝子診断を依頼。これが社会の常識になるのか?一流のスポーツ選手、CEO、国家の指導者たちはみな同じ遺伝子を持っていた―その学説が引き起こす大きな波紋。巨大なゴキブリ、おとなにならない仔犬―最新技術によって、新しいペットが誕生する?ヒトの遺伝子を導入して生み出されたチンパンジーとオウム。人語を自由にあやつる彼らが起こすさまざまな事件。巧みにちりばめられたエピソードの中から、やがて浮かび上がる悪夢のような未来図。“超頭脳”クライトンが斬新かつ大胆な構成で描く最新作。 (「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.7:
    (3pt)

    ご冥福をお祈りします

    クライトンの遺作となってしまった今作、ストーリーの根底にあるのは個人の権利を無視したヒト遺伝子に関するビジネスが拡大していくことを懸念したものです。クライトンといえば、常に時代の最先端を行くテクノロジーをテーマに、リアリティを追求した物語を展開するのがウリでしたが、本作ではそれにさらに磨きが掛かっており、フィクションというよりはドキュメンタリーに近い内容となっています。こういったドキュメンタリータッチのフィクションを描ける作家は昨今あまり見られないので、60代半ばの若さで亡くなられたのは実に残念です。でも、できれば「スフィア」の頃のような、難しい予備知識なしに楽しめる古き良き時代のSFも、もう一度描いて欲しかった。。。
    NEXT 上 (ハヤカワ・ノヴェルズ)Amazon書評・レビュー:NEXT 上 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
    4152088524
    No.6:
    (3pt)

    ご冥福をお祈りします

    クライトンの遺作となってしまった今作、ストーリーの根底にあるのは個人の権利を無視したヒト遺伝子に関するビジネスが拡大していくことを懸念したものです。クライトンといえば、常に時代の最先端を行くテクノロジーをテーマに、リアリティを追求した物語を展開するのがウリでしたが、本作ではそれにさらに磨きが掛かっており、フィクションというよりはドキュメンタリーに近い内容となっています。
    こういったドキュメンタリータッチのフィクションを描ける作家は昨今あまり見られないので、60代半ばの若さで亡くなられたのは実に残念です。でも、できれば「スフィア」の頃のような、難しい予備知識なしに楽しめる古き良き時代のSFも、もう一度描いて欲しかった。。。
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    4152088524
    No.5:
    (4pt)

    小説とはいえ、この貪欲さときたら…

    遺伝子ビジネスに群がる貪欲な人たちの物語。
    メッセージ性が強すぎて、エンターテインメントとしての面白さはクライトンの初期の諸作には及ばないが、それでも十分楽しめる。
    似たタイプの登場人物が相当数ペアで登場し、エピソードも頻繁に切り替わるので、しばしば「あれ!誰だっけ?何の話だったっけ」となりがち。
    「恐怖の存在」は温暖化ビジネス、本作は遺伝子ビジネスの実態描写と批判が本筋で、ストーリーテリングはそのための手段という感じもする。
    余りに強欲な人たちの群像をみて、つい金融恐慌を引き起こした米国の企業家たちを連想してしまった。同じカルチャーの同じ根っこから出てきているとしか思えない。
    クライトンといえば、明るい夢を見させてくれるわくわくする小説家だと思っていたが、ちょっとシリアスで暗くなってきたようだ、と思っていたら癌で亡くなってしまった。
    残念です。
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    No.4:
    (3pt)

    楽しくない…

    批判されるのを覚悟で言えば、今まで彼の作品を残らず読んできた(時には原文でも)ファンとして、「恐怖の存在」あたりから、ネタに使うというよりもあまりに社会問題を問いすぎて、エンターテイメント性が欠落してきたように思う。

    読んでいると、小説というより、ノンフィクションに近い感じがします。

    「スフィア」のような、とんでもない設定でもまるで本当のことのようにハラハラさせられるのを、マイクル・クライトンの味だと思っている僕にとっては、今作は残念ながらあまり面白いとは思えませんでした。

    遺伝子工学などの未来予想、というテーマを読み取るなら、単純に新書で読んだほうがいいかなと思います。

    小説はエンターテイメントあってこそ、だと思うので…ギリギリ★三つです。
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    No.3:
    (5pt)

    マックス・ウェーバーの憂い「世界の脱魔術化」

    ・・・アインシュタインがニールス・ボーアと論争した当時、各分野の重要な研究者は、それぞれ数十人単位でしか存在しませんでした。
    しかし、いまやアメリカには三百万人の研究者がいる。研究職はもはや聖職ではありません。ひとつの生業なのです。
    科学もまた腐敗します――人間のあらゆる活動と同じように。科学に携わる者すなわち聖者ではありません。
    ただの人間です。そして彼らは、人間ならではの営みをくりひろげる。うそをつき、だまし、他者の研究成果を盗み、
    訴訟を起こし、データを隠し、データを捏造し、みずからの重要性を誇張し、自分のものとは異なる見解を不当に侮辱する。
    それが人間の性質というものです。これは変わることがありません・・・

     〜「精神なき専門人、心情なき享楽人」〜
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