ライジング・サン
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読んでから随分と経ってしまいましたが、心に残っている一冊です | ||||
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1、不可解な事件が発生し、 2、主人公(狂言回し役とオッドマン役)が、調査を進め 3、調査を依頼した側のシステムに欠陥を発見し、 4、そのシステム保持者の人為的ミスで、主人公達は、数々の危機に遭遇する中で、 5、豊富な知識もしくは機知でシステムの欠陥を補いあるいは、そのシステムを活用し、 6、中心的テーマを解決する。 7、だが、それには、一応の解決にすぎない。 そのうらには、根本的な問題が、 | ||||
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この作品が致命的にだめなのは、犯罪者、捜査人共に優秀な頭脳を持ったおマヌケにしか写らないからです。犯罪者側は絶対ばれて破綻する隠蔽工作に腐心した上に防犯カメラにピースサイン送るような人物です。捜査陣も重大被疑者を二度も取り逃がしさらなる殺人事件や自殺者を輩出、コンプライアンス違反も複数見受けられます。nichibei-kankeiに対する著者の見解は時代を考慮してもさして鋭いとは言えず、日本企業を犯罪の舞台とする必然性がありません(安物のクライムストーリーの背景にfujiyamaやgeishaがshinkansenに乗っている図柄の幕が垂れ下がっている状態)。そもそも日本企業がアメリカのメディア、警察、教育機関、政治家全てを掌握する権力者なら、売春婦の事故死など15分で「合法的に」解決できるでしょう。この作品に対する著者の見解を20年後に聞きたかったですね。 | ||||
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Rising Sun、クラシックです。強かったあのころの日本が思い出されます。 綿密なリサーチをされているのを感じますが、それでもちょっと日本語が間違っていたり日本文化の勘違いも無いとは言えません、しかし許せる程度です。平易な英語なので非常に読みやすいですよ。 | ||||
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Tom Clancyの“Debt of Honor”(邦題『日米開戦』)で荒唐無稽な日本と日本人の扱いに少しだけ疲れたので、ある意味作風がその対極にあるクライトンの目には日本がどう映るのかという興味で購入しました。 兎角外国人作家の日本と日本人の取り上げ方には閉口することが多いのですが、本作は巻末の参考文献からも窺える通り豊富で綿密なフィールドリサーチに基づいて作品化されており、西洋人には珍しかろう日本の文化、伝統が実態以上に奇異に描かれることなく正確であることは勿論、経済やサラリーマン社会、果ては同和問題にまで幅広く言及しているのに驚かされます。だからこそ「日本人を嫌いになる理由は幾らでもあるが、本当にそれを理解している人は少ない」との台詞も素直に響きますし、「米国が世界に占める割合は人口4%、経済18%なのに、弁護士は実に50%」といった指摘も相変わらず核心をついていて、参考になります。 後半のディジタル技術を駆使した謎解きも、92年の発表当時は斬新だったことでしょう。こうした努力と工夫が非常に知的でありながら、且つ誰にでも楽しめる一流の娯楽作品に仕上げているのでしょう。大学等で日本の文化を勉強している外国人にも相当程度役立つ筈です。でも表紙だけはやっぱちょっと変? | ||||
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