仇敵
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.33pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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最後の復讐を果たすところ、もっと爽快感が欲しかった | ||||
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メガバンクの管理職から弱小地方銀行の雑用担当に成り下がった主人公が、あれよあれよと悪党に復讐を果たすストーリーは爽快感がある。決して水戸黄門のような話ではないが、やはり勧善懲悪を期待してしまう。 | ||||
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作者の王道パターンである舞台を銀行とする勧善懲悪モノの連作短編集。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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綺麗でとても満足です。ありがとう。 | ||||
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恋窪商太郎(こいくぼしょうたろう)は東都南銀行の庶務課に勤めている。だが、前職は東京首都銀行の次長だった。 融資係の松木から相談されて、大園ハードフェイシングという会社の取引を調べ始めた恋窪。さすがに元エリート銀行員だけあって、手形割引の明細や決算書を見ただけで、問題点を指摘していく。松木と恋窪は真相に辿り着けるだろうか。 東京首都銀行時代、恋窪はある役員が関係する不正融資疑惑を追っていた。その役員はある企業グループと組んで巨額の融資をして謝礼を受け取っていたようだ。しかし、すべてを解明する前に企画部の不祥事が発覚し、恋窪は責任を取らされて辞職した。その企業グループのトップは中島容山(ようざん)という。 橋本メディカル写真という会社への融資の件で、再び中島の名を目にした恋窪。 事態は進み、恋窪は元同僚だった桜井から話があるという電話をもらった。しかし、約束の時間に桜井は現れず、その後車の中で死んでいたことが分かった。自殺とされたが、自殺と見せかけて殺された疑いもある。この事件に中島容山が関わっていたようなのだ。 その後、東都南銀行の顧客である更科建設と横田電機のクレジット・ファイル(取引先企業に関する情報を満載した管理用ファイル)に掲載された情報が漏洩していたのだ。この事件も恋窪の協力で解決したころ、中島の奸計が恋窪たちに迫ってくる…。 恋窪と中島の対決はなかなかスリリングで、飽きずに読ませる。「半沢直樹」シリーズのように、銀行を舞台にしても面白いエンターテインメントは書けるのだということを再確認した本だった。 | ||||
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仇敵に対しての仇討ちが背景に在るのは解るが、其処に至るまでの偶然性の高い発見が気になりましたがエンターテイメントとして十二分に楽しめたのは間違いありません。 | ||||
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池井戸潤お得意の銀行を舞台にした作品だ。主人公は大手銀行の企画部でエリートコース。あるとき不正に気付き証拠を探っている内に罠にかかり退職する羽目になった。再就職先は小さな銀行の庶務係。昇進もないが心の平安は得ていた。そこに元の銀行の同僚の死亡に不信を感じ…。雨の日に傘を貸さず晴れの日に傘を差し出す銀行の姿勢。不正をしてでも金に執着する役員。虐げられる部下と顧客。半沢直樹の原型のように感じました。やられたらやり返す。倍返しじゃなくても最後はスッキリでした。おもしろかった。 | ||||
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商品の状態、中古品としての価値、申し分ないです。 | ||||
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