シャイロックの子供たち
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.40pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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銀行を舞台にした短編集、かと思いきや物語を貫く一つの事件が有り、多視点の長編小説だったのか、と言う感じの作品。銀行勤めでは無くても営業職をやっていれば、読んでいて苦しくなるばかりで、無邪気には楽しめないとも思った。著者初期の作品でミステリー色が強い、色々試行錯誤している頃だったのかな?。少々分かり辛くスッキリしない所も有るが、一人一人の背景をじっくり書き込むのは読みごたえが有りました。勧善懲悪のヒーロー物では無いが、やはり池井戸潤作品は面白い。ただ、現実の銀行はもう少し顧客ファーストで有って欲しいけどね。 | ||||
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短編集があまり好きで無く、期待しないで読んだけど、面白い。 | ||||
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池井戸潤氏の作品といえばいつも展開が読めてしまうが、それでも読まされてしまう。意外性ではなく、なんとも王道のストーリーでも面白い作家だと勝手に思っていた。へぇ、こういうのも書くんだと驚かされた。 | ||||
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金融関係のピンと来ない世界の話でずっと敬遠していました。 | ||||
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読み終わりました。初めの方はなかなか読み進まず、大変辛かったですが、中盤から何だか事件が起こる予感があり…そこからグイグイでした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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池井戸さんの本は、何を読んでも良い | ||||
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池井戸作品をいくつか読む中で、この小説がある種いちばんメガバンクの人の内面をリアルに書いているのではないか!?という気にさせられた。 出てくる登場人物(ある程度の役職者)たちが 常に考えているのは、社内の出世競争、ノルマを始めとした社内倫理といったことばかり。 顧客やクライアントに対しての価値提供や、どのように役に立とうかという思考は、読んでいる限りでは1mmもない。にも関わらず、融資先・取引先を下にみていたり、ノルマ達成するための数字をあげるパーツのようにしか見ていない。 こんな考えしか持てなくなるような、巨大なメガバンク、人事制度という仕組みが作り上げられていき、それが経済に与える影響が少なくないことにゾッとする。この小説を読んでみて、いったいいつの時代の出来事なのか!?と驚きながら読んでいるが、おそらく体制や中身、社内文化は連綿と引き継がれているものが今でもあるのでないかと想像してしまう。 銀行職場経験のある、池井戸氏が書いてるからこそ、取材やインタビューではなく、生々しい銀行マンのリアルをえぐり出し、描き出す作品であろう。 なかなか、風刺のきいた職場小説である。 | ||||
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私が銀行で働いていることもあり、より臨場感が伝わってきます。 さらには各登場人物の心情や描写がやけにリアルで、先が気になりました。 | ||||
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ひさびさに読み応えがあった。 | ||||
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銀行に限らず、どこの民間企業も利益最優先で、こんなもんか、と言う描写がうんざりするくらいに出てきて、世間知らずの就活生には社会の恐ろしさを知るには、ちょうど良い内容でしょう。 ただ、どうだ参ったか!と言うあざとい展開が目につき、それは無いでしょ、と思わせる部分も散見される。 後々のために帯封を後生大事に持っておくとか(何年も前から役に立つかどうか分からないのに、そんな悠長なこと考えるほど銀行暇なの?、一発逆転するため銀行の金を一時的に拝借するとか(次の日に返すんなら、そんなリスク冒さなくてもサラ金で十分じゃない?)エリート行員が些細なことで左遷され、やけになってバレたら首になるような違法行為を平気でするとか(一流銀行の行員ってそんなに馬鹿なの?)なんかリアリティなくて、話しを面白くするためにいたずらに盛ってる感が凄くしました。 | ||||
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