シャイロックの子供たち



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初公開日(参考)2005年12月
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長編小説

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シャイロックの子供たち (文春文庫)

2008年11月07日 シャイロックの子供たち (文春文庫)

ある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件。女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪…!?“たたき上げ”の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上らない成績…事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤。銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さに迫った傑作群像劇。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.40pt

シャイロックの子供たちの総合評価:8.29/10点レビュー 241件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

シャイロックの子供たちの感想

銀行を舞台にした短編集、かと思いきや物語を貫く一つの事件が有り、多視点の長編小説だったのか、と言う感じの作品。銀行勤めでは無くても営業職をやっていれば、読んでいて苦しくなるばかりで、無邪気には楽しめないとも思った。著者初期の作品でミステリー色が強い、色々試行錯誤している頃だったのかな?。少々分かり辛くスッキリしない所も有るが、一人一人の背景をじっくり書き込むのは読みごたえが有りました。勧善懲悪のヒーロー物では無いが、やはり池井戸潤作品は面白い。ただ、現実の銀行はもう少し顧客ファーストで有って欲しいけどね。

なおひろ
R1UV05YV
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

シャイロックの子供たちの感想

短編集があまり好きで無く、期待しないで読んだけど、面白い。

biomech0403太郎
4SENSMKR
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

池井戸潤ってこういうの書くんだ?

池井戸潤氏の作品といえばいつも展開が読めてしまうが、それでも読まされてしまう。意外性ではなく、なんとも王道のストーリーでも面白い作家だと勝手に思っていた。へぇ、こういうのも書くんだと驚かされた。
まず読んでいて短編集なのかと思わされた。違います、途中でやっとミステリらしさが出てきます。あまりミステリ作家という認識はしていなかったが、本作はミステリとしても一級品だ。

銀行に就職しなくて良かったと思うが、どんな会社もこんな感じだろうと私は思う。明日からも頑張ろうと思わされる一冊。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

シャイロックの子供たちの感想

金融関係のピンと来ない世界の話でずっと敬遠していました。
面白く読めましたが、ビジネス世界に閉じ込められている感じがして、ちょっと飽きました。
タイトルのシャイロックって、「ヴェニスの商人」に出てくる金貸しの名前だそうです。

Hidezo
GX0TU62Y
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

シャイロックの子供たちの感想

読み終わりました。初めの方はなかなか読み進まず、大変辛かったですが、中盤から何だか事件が起こる予感があり…そこからグイグイでした。
ミステリーだったんですね。
てっきりバブルと同じように銀行内の闘いかと思ってました。


▼以下、ネタバレ感想

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マグル
ZH9M7YFR
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.236:
(4pt)

良いです

池井戸さんの本は、何を読んでも良い
シャイロックの子供たちAmazon書評・レビュー:シャイロックの子供たちより
4163246304
No.235:
(4pt)

メガバンクが衰退する理由を克明に描く、風刺小説

池井戸作品をいくつか読む中で、この小説がある種いちばんメガバンクの人の内面をリアルに書いているのではないか!?という気にさせられた。

出てくる登場人物(ある程度の役職者)たちが
常に考えているのは、社内の出世競争、ノルマを始めとした社内倫理といったことばかり。

顧客やクライアントに対しての価値提供や、どのように役に立とうかという思考は、読んでいる限りでは1mmもない。にも関わらず、融資先・取引先を下にみていたり、ノルマ達成するための数字をあげるパーツのようにしか見ていない。

こんな考えしか持てなくなるような、巨大なメガバンク、人事制度という仕組みが作り上げられていき、それが経済に与える影響が少なくないことにゾッとする。この小説を読んでみて、いったいいつの時代の出来事なのか!?と驚きながら読んでいるが、おそらく体制や中身、社内文化は連綿と引き継がれているものが今でもあるのでないかと想像してしまう。

銀行職場経験のある、池井戸氏が書いてるからこそ、取材やインタビューではなく、生々しい銀行マンのリアルをえぐり出し、描き出す作品であろう。

なかなか、風刺のきいた職場小説である。
シャイロックの子供たちAmazon書評・レビュー:シャイロックの子供たちより
4163246304
No.234:
(5pt)

臨場感あります。

私が銀行で働いていることもあり、より臨場感が伝わってきます。
さらには各登場人物の心情や描写がやけにリアルで、先が気になりました。
シャイロックの子供たちAmazon書評・レビュー:シャイロックの子供たちより
4163246304
No.233:
(5pt)

面白い。

ひさびさに読み応えがあった。
シャイロックの子供たちAmazon書評・レビュー:シャイロックの子供たちより
4163246304
No.232:
(2pt)

いかにも日本の会社らしい

銀行に限らず、どこの民間企業も利益最優先で、こんなもんか、と言う描写がうんざりするくらいに出てきて、世間知らずの就活生には社会の恐ろしさを知るには、ちょうど良い内容でしょう。
ただ、どうだ参ったか!と言うあざとい展開が目につき、それは無いでしょ、と思わせる部分も散見される。
後々のために帯封を後生大事に持っておくとか(何年も前から役に立つかどうか分からないのに、そんな悠長なこと考えるほど銀行暇なの?、一発逆転するため銀行の金を一時的に拝借するとか(次の日に返すんなら、そんなリスク冒さなくてもサラ金で十分じゃない?)エリート行員が些細なことで左遷され、やけになってバレたら首になるような違法行為を平気でするとか(一流銀行の行員ってそんなに馬鹿なの?)なんかリアリティなくて、話しを面白くするためにいたずらに盛ってる感が凄くしました。
シャイロックの子供たちAmazon書評・レビュー:シャイロックの子供たちより
4163246304



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