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(短編集)
仇敵
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仇敵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全88件 1~20 1/5ページ
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綺麗でとても満足です。ありがとう。 | ||||
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恋窪商太郎(こいくぼしょうたろう)は東都南銀行の庶務課に勤めている。だが、前職は東京首都銀行の次長だった。 融資係の松木から相談されて、大園ハードフェイシングという会社の取引を調べ始めた恋窪。さすがに元エリート銀行員だけあって、手形割引の明細や決算書を見ただけで、問題点を指摘していく。松木と恋窪は真相に辿り着けるだろうか。 東京首都銀行時代、恋窪はある役員が関係する不正融資疑惑を追っていた。その役員はある企業グループと組んで巨額の融資をして謝礼を受け取っていたようだ。しかし、すべてを解明する前に企画部の不祥事が発覚し、恋窪は責任を取らされて辞職した。その企業グループのトップは中島容山(ようざん)という。 橋本メディカル写真という会社への融資の件で、再び中島の名を目にした恋窪。 事態は進み、恋窪は元同僚だった桜井から話があるという電話をもらった。しかし、約束の時間に桜井は現れず、その後車の中で死んでいたことが分かった。自殺とされたが、自殺と見せかけて殺された疑いもある。この事件に中島容山が関わっていたようなのだ。 その後、東都南銀行の顧客である更科建設と横田電機のクレジット・ファイル(取引先企業に関する情報を満載した管理用ファイル)に掲載された情報が漏洩していたのだ。この事件も恋窪の協力で解決したころ、中島の奸計が恋窪たちに迫ってくる…。 恋窪と中島の対決はなかなかスリリングで、飽きずに読ませる。「半沢直樹」シリーズのように、銀行を舞台にしても面白いエンターテインメントは書けるのだということを再確認した本だった。 | ||||
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仇敵に対しての仇討ちが背景に在るのは解るが、其処に至るまでの偶然性の高い発見が気になりましたがエンターテイメントとして十二分に楽しめたのは間違いありません。 | ||||
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池井戸潤お得意の銀行を舞台にした作品だ。主人公は大手銀行の企画部でエリートコース。あるとき不正に気付き証拠を探っている内に罠にかかり退職する羽目になった。再就職先は小さな銀行の庶務係。昇進もないが心の平安は得ていた。そこに元の銀行の同僚の死亡に不信を感じ…。雨の日に傘を貸さず晴れの日に傘を差し出す銀行の姿勢。不正をしてでも金に執着する役員。虐げられる部下と顧客。半沢直樹の原型のように感じました。やられたらやり返す。倍返しじゃなくても最後はスッキリでした。おもしろかった。 | ||||
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商品の状態、中古品としての価値、申し分ないです。 | ||||
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1銀行員が、 ここまでしゃしゃり出て、 問題ないのかな | ||||
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散々酷い目にあった主人公が、そろそろやり返してスカッとするのかな?と思ってるうちに終わってしまった。 | ||||
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池井戸作品のドラマのような逆転劇の爽快感を期待してはいけない。 終盤、残ページ数が少なくなる中、どう締め括るのかとある意味ハラハラしながら読み進めた結果、打ち切りで無理矢理終わらせたかのような残念なラスト。主人公はほとんど何も活躍しないしクライマックスの盛り上がりも無い。 | ||||
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同じ様な展開やノリなんだけど読み物としては面白い。 短編連作なのも読み易い。続編ないの?と思ってしまいます。 | ||||
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この種の本を寝床で読むことが習慣になった。 | ||||
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いつもながら、ストーリーにのめりこみ一気に読み切れるほど面白い 慶応卒→三菱銀行→小説家 キャリアのベースを生かして、銀行という組織をうまく使いながらのミステリー 一般人が見れない銀行の内部を見ているかのように書かれているのが また、興味をそそられるひとつかもしれません。 実際には、いくつかの短編がおさめられていますが 主人公の恋窪を中心に話が展開されていますから 一つの物語のように読み切っていくことができます。 決算書をこんなに読み解けるようになりたい とも思いました。 | ||||
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以前にも単行本で読みましたがもう一度読みたくなって。「半沢直樹」のように悪者をコテンパンにやっつけるような爽快感はないですが、読んでいても面白いです | ||||
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注文してすぐに手元に届きました。梱包も丁寧すぎず、簡素過ぎずに良かったです。 | ||||
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手軽に入手できた | ||||
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メガバンクである東都首都銀行で、常務の不正を暴こうとして、今一歩のところで、言われなき罪を着せられた企画次長の恋窪商太郎は、辞職せざるを得なかった。他の銀行に再就職しようとするが、困難で、地方銀行の庶務行員となって、今までと違った銀行をゆったりと見ることができた。ライバルと競い合い、足を引っ張り合う銀行から、正常な銀行の中で働くのだった。 若い銀行員の松木は、恋窪に色々相談する中で、長年の銀行で培った経験を生かして、松木を銀行員として成長させる。8つの短編が繋がって、物語が展開するが、短編ごとに終わるのだが、ちょっと尻切れとんぼであるのが、残念であるが、恋窪の活躍が中心に描かれるので、その存在感はなんとも言えないほど明快である。東都首都銀行でライバルだった桜井から連絡があったが、約束の時間に現れず、桜井は自殺したと聞かされる。銀行の常務とつるんでいる企業は、人殺しも辞さない凶暴な企業だった。銀行のクレジットファイルが流出する事件から、見えてくる銀行の信用。高校の同級生だった友人が、IT企業の経営者になっていた。経営的に行き詰まっていた。恋窪を陥れようとする。恋窪は、そのことを知って、「金のために友達を裏切るような真似は死んでもしたくない」と諭す。 銀行が、ベンチャー企業の評価がしにくい存在であることを見せる。 結局は、東都首都銀行の不正が、その関連の中で、暴き、総務部長の不正を明らかにしたり、白山総業の中島の陰謀と戦う。徹底的に叩き潰さないところが、真実性があっていいかもしれないが、池井戸潤の相手を土下座させる迫力までないのが、中途半端かもね。 それにして、恋窪の戦おうとする基準が、自分自身だけでなく、社会的な規範に基づいているのもいいなぁ。簡単にいうと、おせっかいのようにも見える。 | ||||
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良い状態で良い内容でした。 | ||||
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読みやすい、面白い、ドラマ化してほしい。 | ||||
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地方銀行の庶務行員の恋窪商太郎は、かつてはメガバンクのエリート行員。行内の不正を暴こうとするも派閥の抗争に敗れ職を追われた過去が。好敵手だった同僚の桜井が不審死を遂げて、自分を今の境遇に追いやった銀行の黒幕一派に復讐の炎を燃やすことに。恋窪を慕う同僚や元部下の力を借りて敵の姿が次第に明かされていく展開。本作は2003年刊で池井戸氏の初期の作品。軽いアクションや人が死んでいく箇所にはやや意外な感がありますが、『半沢直樹』に通じる倍返しの結末や謎解きも散りばめられていて安心して読むことができました。 | ||||
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ご案内の状態の本が届いて、満足しております。有難うございました。 | ||||
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面白かったとしか言えない。です。 | ||||
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