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(短編集)
仇敵
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仇敵の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全90件 61~80 4/5ページ
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| 元・都銀の、やり手エリート次長でありながら、上司(某役員一派)の巨大背任疑惑を追及したため、逆襲され、不祥事の濡れ衣で銀行を追われた主人公、恋窪商太郎。 同業他行への就職を政敵に妨害された挙句、最後に、なんとか冴えない地元地銀の小規模支店に「庶務行員」として潜り込み、却って一種気楽で安定した生活を得た恋窪であったが、次々と事件に巻き込まれ、旧人脈と知識を生かして難事件を解決していく。 庶務行員とは耳に馴染まないが、本書を読んで、銀行員にも、いわば小使いさんのような立場の人がいることに思い当たった。 私の街の某都銀にも、そういえば腕章を巻いてロビーで案内係をしているおじさんが昔からいる。 スーツにネクタイで普通の銀行員をしていた友人や後輩たちの何人かも、40代後半~50代で子会社へ出向になり、警備員のような制服を着て駐車場の整理や、構内で除雪をしたりしている。 本人たちに聞くと「庶務行員とは違います。」とは言うものの、本書の主人公と同様な仕事には相違ない。支店長のポストを争ったり、ノルマ達成のため客先を走り回っているより、支店で警備や掃除の雑務をしているのが気楽だという。 身分高きが故に貴からず、ということだろう。 他のレビュアーの方々が指摘しているとおり、本書は仕掛けが大きすぎて却ってリアルさがなくなり、面白さを減じているところがある。 市井の小事件をテーマにしたほうがよかった、と私も思う。 庶務行員、恋窪商太郎シリーズをたくさん読みたい。 【補足その1】 「金融探偵」のレビューにも書いたが、池井戸 潤の経済小説を読むには、銀行実務と、商工業の経理実務に関して最小限の知識が必要である。 たとえば、手形・小切手の決済ルートと不渡り時はどうなるか、融通手形とは何か、代表的な財務諸表の種類と目的・見かた、勘定科目と仕訳のイロハ・・・このへんのアウトラインだけでも分からないと、内容の理解度がとても低くなり、粗筋を追うだけになってしまい深くは楽しめない。 これらの知識に縁のない読者が恐らく過半数だろうから、一般読者向けに「池井戸 潤を読むための、銀行と経理の実務知識」みたいなマニュアル本を、出していただけないものか。 【補足その2】 主人公は、しょっちゅう敵対勢力(仇敵たる前職銀行の悪役員)の息がかかった用心棒(ヤクザ)の暴力に晒され、何度もボコボコにやられてしまう。 余りにも弱すぎて情けなく、面白くない。 フルコンタクト空手道場か、キックボクシングジムに通わせたくなる。 【余談】 銀行は金融業、平たく言えば利鞘で生活している金貸しである(因みに、私の属する損保業界も同類である)。 そこで、銀行の営業マンたる貸付係の本務は(融資をするか否かの)稟議だ。 どの池井戸作品でも、この稟議(=上司に、融資の許可をもらう)ことが行員にとって最大の難物でもあり、一方、銀行員として最もやりがいのある仕事のようだ。 何度も稟議(書作成)のシーンを読んで、これは私の職場(損保の事故係)でいう保険金支払稟議と本質的に同じだと分かった。 係長は課長に、課長は部長に稟議書を提出し、支払いの決裁を受けなくてはならない。 私はノンキャリの調査専門職員(本書の庶務行員に似ている)で自ら稟議書を書く立場にないが、若手総合職に頼まれて稟議書を起案する手伝いをすることがある。ここのところも、本書の登場人物・松木(若手行員)に通じる。 難しい事案で、私が書いた筋書きどおりに役席の決済が下り、高額の保険金を支払えたときは肩の荷が下りた気分になり嬉しいものだ。 但し、無能な総合職からコンプライアンス違反の筋書きを「指示」などされたときは、不祥事の片棒を担ぐのはゴメンであるから私は拒否し、電子クレジットファイルにそのまま「テイクノート」することにしている。 電子記録のサーバーは本店システム部にあり、コメントを削除できるのは記入した本人だけであるから、私にとって雲の上の本体役員といえども私に無断で削除はできない。 何ヶ月も前のテイクノートがそのまま残っている。 あとで金融庁検査で見つかって、大目玉を喰っても私は知らないのだ。 | ||||
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| 池井戸氏の著書はいくつか読んでいるがいつも大変早く読み終わってしまう。 読ませる文章が「これでもか!」と次の展開を期待させ、その期待を裏切ることなくまた次の展開へと誘うからだ。 今回の銀行庶務行員物語は内容も難しくなく、軽く楽しめる作品だ。 週刊誌への連載であったようで話の一区切りごとに登場人物の簡単な紹介があり、その部分が後半になるとさすがにしつこく感じられるが、 話としては王道の勧善懲悪で読後感はスッキリ!爽快さを感じたい方にお勧め! 現在放映ドラマの「下町ロケット」の方がずっと専門的な話になっていたので難解さを求める読者ならそちらがお勧めかな。 | ||||
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| 恋窪商太郎は、ある事件がきっかけでエリートコースを外れ、ついには勤めていた銀行を辞めざるを得なくなった。地方銀行の庶務行員となった彼は、穏やかな日々を過ごしていた。だが、完全に過去からは逃げられなかった。自分を追いやった男への復讐劇が始まろうとしていた・・・。 自分の利益や権力保持のためなら何だってする。殺人さえも・・・。そんな人物に恋窪は挑む。かつて敗北し、メガバンクを去らなければならなかった恋窪だが、元同僚の死を目の当たりにして敢然と立ち上がる! それにしても、悪いヤツというのは悪知恵がよく働く。読んでいて腹立たしさを感じる。自分さえよければほかの者はどうなってもかまわないのか!?危険を承知で、悪事を隠すために二重三重に張り巡らされたガードを、恋窪がひとつひとつ取り除いていく。その過程は緊迫感に満ちていて、ページをめくる手が止まらない。 ほろ苦さを感じる部分もあったが、ラストはほっとするものだった。人間悪いことはできないものだ。どんなにうまくやったつもりでも、必ず綻びはあるのだ。内容的に新鮮さはないが、とても読み応えのある作品だった。 | ||||
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| テレビとラマ「花咲舞がだっまてない」に1部が使われている本を読んでいます。ついいろんな本から題材が撮られているので、最近何冊か読みましたが、昔のものは今とは作風が少し異なっているのだなあと思うようになりました。サスペンスでもありハードボイルと7日もしれない。 | ||||
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| 池井戸潤の作品を読破したいと思ってゲツト。経済小説で、背景もある程度理解ができて楽しく興味深く読みました。 | ||||
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| 連作性の短編、様々な視点から徐々に盛り上がる復讐劇、総合職以外 の銀行員庶務行員にスポットを当てた金融ミステリー、手法が鮮やかで 期待どうりの展開に一気に読める作品である。 | ||||
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| ・連作短編集という形をとり長編としても読める作品。『7つの会議』が同じような手法をとっていた。 ・短編集という形をとりながら、率直なところ、話によっては短編としての完成度に疑問を持つものもあった。また、短編ゆえに、経過を省略してあっさり結末を迎えるシーンもあり、池井戸作品の得意とする経過を楽しむ醍醐味にやや欠ける。 ・人が3人死ぬのもどうかと・・・。少々荒削りな印象も否めない。それでも、面白く読めるのは間違いない。そこは流石。 ・庶務行員が主人公という設定も悪くない。エリートへの返り咲きはあるのか・・・。この終わり方も清清しくて嫌いじゃない。 | ||||
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| 色々、共感出来る点があり、夢中で読む事が出来ました。また次が楽しみな感じです。 | ||||
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| 銀行モノが得意な池井戸さんの作品です。 かつて敏腕バンカーであった恋窪商太郎なる人物が、中山容山なる 人物にその職を追われ、とある銀行の庶務行員となっている。松木という 再就職先で融資課を務める若者と恋窪との交わりはいつしかかつての 仇敵にたどり着く。 そして起こる事件の連なりはいかに? という、事件の一つ一つを描いた短編連作?みたいな形式をとって います。 一つ一つの事件が良くできていて、何となく、テレビドラマに結びついて いけそうな感じがしてしまいました。 そのくらいよくできています。 ただ、半沢シリーズ、空飛ぶタイヤ、ようこそわが家へに比べると、少し 読みにくく、特に乱闘シーンとか、舞台の移り変わりのところが分かりにくく、 また簡単に人が死んでしまうので、ちょっと乱暴な感じ。 80点。 当然ですが、池井戸作品。レベルが高い。 面白かったです。でもちょっと時間がかかったのは、やっぱり他と比べて 少し読みにくかった。 | ||||
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| 書籍は文字通り「非常に良かった」今まで購入した中で最良だった。本の内容もまだ読み切っていないが大変面白く吸い込まれていく。 | ||||
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| ストーリーの展開も面白く、ある程度銀行業界の裏側を知っている人には楽しく読める作品です。 ただ最後のほうはまさに時間切れで急いでいるかのごとく、薄味の展開で、そこだけが残念でした。 | ||||
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| 読んでいるうちに連作ではあるが、一つの長編となっていく。こういう長編も面白い。仕事をしながら、旅行をしながら、一遍一遍読むことができる。忙しい人間にとっては読みやすい。時間がいっぱいある人にも気軽に読める。とにかく面白い。 | ||||
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| 一つ小説が当たってもそうそう期待に応えられない見本です。空飛ぶタイヤのほうがまだましです。 | ||||
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| 昨今は、池井戸物を読破中、やはり!こちらも池井戸文学炸裂でおもしろかった! | ||||
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| 池井戸氏の作品はほとんど読んでいますが、この作品は長編を細切れしたようなものになっているせいか、一気に読ませるようは氏独特の迫力が感じられません。期待しないで読むことです。 | ||||
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| どうしても半沢との比較になるとテンポが遅すぎる、初期の作品だけに仕方ない面もあるが。 | ||||
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| 最近、TVドラマが2本放映中で、特に、半沢尚樹が大変な話題で、池井戸作品がたくさん読まれていますが、嬉しいです。 私が池井戸作品にであったのも、それ程昔ではないのですが、「空飛ぶタイヤ」ではまってしまい、どんどん作品を読んでいます。 「仇敵」も、アマゾンの評価が高かったので、楽しみに読んだ作品ですが、池井戸さんが時々書く短編集。一度はエリートだった銀行マン「恋窪氏」が主人公になっている。庶務行員という出世の世界から離れた限定職で働きながら、頼ってくる若い営業マンにいろいろアドバイスをするという設定だが、途中から、恋窪の失脚となった汚職銀行員との命を張った対決ストーリィになっている。すごく面白かったが、読み終わってみると、「こんなに仇敵と恋窪が絡む偶然が重なるだろうか」とか「こんなに簡単に人を殺す?」という不自然さも感じられる作品だった。 それにしても、庶務行員という職種、知らなかったが、銀行のATM周りでいろいろ案内してくれる職員。男性の場合、年齢の高い人も多いので、定年後の嘱託なのかと思ってた。そんな風に差別した職種を作る必要があるのか? この作品によって、知られなくて良かった自分たちの職種のことが、お客さんに知れてしまって可愛そう、と思った。 | ||||
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| 新品同様でした。 到着も早く、コンポも丁寧でした。 また利用したいです。 | ||||
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| どなたかのレビューに水戸黄門とありましたが、自分には 必殺仕事人ですね。 恋窪の枯れた表の顔と、実はすごい本当の姿のギャップがいい。 若干安易に人が死にすぎかな、という感はあるものの、最後に正義が 勝つのは痛快です。 | ||||
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| 企業小説が好きで、特に高杉 良は全作品読んでいます。本好きの友人に教えてもらったのが池井戸 潤。読み進むうちに、高杉的な雰囲気を重厚な赤ワインの豊潤さとするなら、井戸的な雰囲気はスパークリングワインのような爽快さと口当たりの良さに比較してしまいました。この分だと、池井戸作品も全作品読みそうな勢いです。そこで、最初に読んだのが、この『仇敵』。元ミドルのエリートが今は庶務行員という身分で、困難を乗り越えながら巨悪に立ち向かう。まわりを固める脇役の存在もいいです。読後の爽快感は高杉作品同様に、気持ちがいいです。高杉作品より、色艶な場面がないのと、高級ホテルのメインバーで、高級ウイスキーの水割りに、ブルーチーズやスモークサーモンのオードブルみたいなシーンもなくて、庶民的で好感も持てます。 | ||||
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