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(短編集)
仇敵
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仇敵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全88件 41~60 3/5ページ
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ストーリーの最初は多少の不満があったり、途中の展開は物足りなさを感じたが、最後はよかった。達成感あり。 | ||||
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バンクものは、ビジネス小説でも、大変面白くワクワクさせられる。長篇ではないので、評価が低くしました。さすが池井戸潤! | ||||
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不本意な形で退職しても心の奥底の熱い想いは消えていなかった。 こういう人、キライじゃないです。 一気に読み終わりました。 | ||||
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悪役がもっともっと糾弾されて結末を迎えるか期待していましたが、残念ながら終わってしまったと言う感じがしました。 | ||||
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最初は短編集なのかと思いましたが、すぐに違うとわかりました。 面白い!の一言です。 登場する場所などが地元もしくは関係するところなので、作者の方はきっと土地勘があるのですね。 主人公、悪役どちらにも言い分を語る形式は、作者の手法ですが、勧善懲悪にも関わらず、平等な見識を持っているなといつも思います。 これこそテレビドラマになれば良いと思いますが、主役の俳優さんがちょっと思い当たらないですね。 非現実的なお姉さんが出てくるだけのチャラチャラした内容にはならないので、なかなか良い企画になるのではないかと思っています。 強くおすすめします。 | ||||
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著者王道のパターンとわかっていながら、やっぱり結末が気になって一気に読み切りました。 おもしろかった。 ちょっとした違和感としては、真相に近づいた人が結構簡単に死んじゃう点と、 その割に、かなり真相に近づいた主人公は殺されずに退職で済んだ点ですかね。 | ||||
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面白かったです。地元の知った地名が出てくるので楽しかったです。 | ||||
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大手都市銀行のエリートだった恋窪商太郎が、上司の不正を突き止め暴こうとして、逆に退職に追い込まれてしまった。 新天地で庶務行員として働いている中、期せずして、前職の上司の不正案件に関わり暴いて行く事になる。 各章で、仲間と共に不正の仕組みを暴き、それを潰しながら、最終章で全てが完結するという手法で描かれています。 一話完結の事件・事案として楽しみながら、最終章まで読んでしまいます。 池井戸潤氏の爽快な世界が楽しめます。 | ||||
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何冊もこの著者の作品を読んできて今更ですが、ワンパターンと言いたい。 「銀行」「勧善懲悪」といったこの著者お得意のパターンで攻めていて、そろそろ違う作風の作品を書いてほしい。 半沢直樹シリーズを読めば十分。 | ||||
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連作短編の形式だが、全体として長編としても読める大きな流れがある。主人公恋窪商太郎の「前職」「前勤務先」が、徐々に明かされる形を取っているからだ。一遍ごとの事件解決も、銀行マン出身の作家ならではの、財務知識満載で興奮させられるが、それよりも、全体像を知りたくなって、どんどんページをめくってしま。うこれが、作者の巧みさだ。 だが、このオチの出し方が、なんとも淡白なのだ。連作短編として書いたがための弊害だろう。長編ならば、もっと巨悪を叩き潰す豪快な場面を描けたのだろうが、都合三人の殺人が行われているのに、その解明にはまったく触れずだ……警察小説違うと言えばそれまでだが、そしたら殺人を混ぜる必要もなかっただろう。全体が爽やかな印象なので、そこだけ違和感を覚えた。 | ||||
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面白い。池井戸作品に最近ハマったばかりですが、殺人事件がおこることに、なんと無く違和感を感じながら読んでいましたが、全く気になりませんでした。 | ||||
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満足してます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | ||||
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いかにも池井戸パターンの作品でしたが、とてもおもしろかったです。 | ||||
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エリート路線から下車して、閑職で昼行灯を決め込んで、人間らしく、のほほんと生きようとしていたけど、仕事人には休息は似合わない。 頼られるとついつい力を貸したくなる、これも性。 人には定めがあり、相応しき場所がある。 やり残した宿題は、解決するまで逃げたりできない。 宿敵に出会うことで、抑えていた感情が再燃し、やる気スイッチ、オン。 正義は必ず勝つ。 お約束ですが、現実には・・・。 | ||||
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続けて池井戸作品を読みましたが、この仇敵も大変引き込まれてしまう物語で展開で、最後はスカッとしました。是非一読を。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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本書のような作品を金融ミステリーというのだそうだ。 池井戸作品に多くみられる。 大手都市銀行で不祥事を起こし地方銀行の庶務行員として再就職した恋窪。銀行内でもほとんど金融関係の職ではない雑用係専門。 彼がいくつかの事件・事故にかかわっていくうちについにかつて追われた銀行の常務の不正にたどり着く。 軽快なテンポで書かれており一気に読める作品だった。 池井戸氏の作品にははずれが無く今後も期待したい。 一般文学通算1233作品目の感想。2016/04/09 -8:40 | ||||
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以前、金融機関に勤めていたので、あっ、こんな嫌味な上司いたいた!とか、立場をカサにきて上から物言うがさつな社長いたいた!とか、理想に燃えて一本気に突き進んで、壁にぶつかり泣いていた新人いたいた!とか思いながら読みました。 銀行という金融機関にいた人の実体験がないと描けない小説だと思いました。 でも恋窪さんの心理描写はあっても具体的な人物描写があまりなかったので、頭の中の舞台に主人公として登場する彼が絵になりませんでした。 でも面白かったです。 | ||||
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元・都銀の、やり手エリート次長でありながら、上司(某役員一派)の巨大背任疑惑を追及したため、逆襲され、不祥事の濡れ衣で銀行を追われた主人公、恋窪商太郎。 同業他行への就職を政敵に妨害された挙句、最後に、なんとか冴えない地元地銀の小規模支店に「庶務行員」として潜り込み、却って一種気楽で安定した生活を得た恋窪であったが、次々と事件に巻き込まれ、旧人脈と知識を生かして難事件を解決していく。 庶務行員とは耳に馴染まないが、本書を読んで、銀行員にも、いわば小使いさんのような立場の人がいることに思い当たった。 私の街の某都銀にも、そういえば腕章を巻いてロビーで案内係をしているおじさんが昔からいる。 スーツにネクタイで普通の銀行員をしていた友人や後輩たちの何人かも、40代後半~50代で子会社へ出向になり、警備員のような制服を着て駐車場の整理や、構内で除雪をしたりしている。 本人たちに聞くと「庶務行員とは違います。」とは言うものの、本書の主人公と同様な仕事には相違ない。支店長のポストを争ったり、ノルマ達成のため客先を走り回っているより、支店で警備や掃除の雑務をしているのが気楽だという。 身分高きが故に貴からず、ということだろう。 他のレビュアーの方々が指摘しているとおり、本書は仕掛けが大きすぎて却ってリアルさがなくなり、面白さを減じているところがある。 市井の小事件をテーマにしたほうがよかった、と私も思う。 庶務行員、恋窪商太郎シリーズをたくさん読みたい。 【補足その1】 「金融探偵」のレビューにも書いたが、池井戸 潤の経済小説を読むには、銀行実務と、商工業の経理実務に関して最小限の知識が必要である。 たとえば、手形・小切手の決済ルートと不渡り時はどうなるか、融通手形とは何か、代表的な財務諸表の種類と目的・見かた、勘定科目と仕訳のイロハ・・・このへんのアウトラインだけでも分からないと、内容の理解度がとても低くなり、粗筋を追うだけになってしまい深くは楽しめない。 これらの知識に縁のない読者が恐らく過半数だろうから、一般読者向けに「池井戸 潤を読むための、銀行と経理の実務知識」みたいなマニュアル本を、出していただけないものか。 【補足その2】 主人公は、しょっちゅう敵対勢力(仇敵たる前職銀行の悪役員)の息がかかった用心棒(ヤクザ)の暴力に晒され、何度もボコボコにやられてしまう。 余りにも弱すぎて情けなく、面白くない。 フルコンタクト空手道場か、キックボクシングジムに通わせたくなる。 【余談】 銀行は金融業、平たく言えば利鞘で生活している金貸しである(因みに、私の属する損保業界も同類である)。 そこで、銀行の営業マンたる貸付係の本務は(融資をするか否かの)稟議だ。 どの池井戸作品でも、この稟議(=上司に、融資の許可をもらう)ことが行員にとって最大の難物でもあり、一方、銀行員として最もやりがいのある仕事のようだ。 何度も稟議(書作成)のシーンを読んで、これは私の職場(損保の事故係)でいう保険金支払稟議と本質的に同じだと分かった。 係長は課長に、課長は部長に稟議書を提出し、支払いの決裁を受けなくてはならない。 私はノンキャリの調査専門職員(本書の庶務行員に似ている)で自ら稟議書を書く立場にないが、若手総合職に頼まれて稟議書を起案する手伝いをすることがある。ここのところも、本書の登場人物・松木(若手行員)に通じる。 難しい事案で、私が書いた筋書きどおりに役席の決済が下り、高額の保険金を支払えたときは肩の荷が下りた気分になり嬉しいものだ。 但し、無能な総合職からコンプライアンス違反の筋書きを「指示」などされたときは、不祥事の片棒を担ぐのはゴメンであるから私は拒否し、電子クレジットファイルにそのまま「テイクノート」することにしている。 電子記録のサーバーは本店システム部にあり、コメントを削除できるのは記入した本人だけであるから、私にとって雲の上の本体役員といえども私に無断で削除はできない。 何ヶ月も前のテイクノートがそのまま残っている。 あとで金融庁検査で見つかって、大目玉を喰っても私は知らないのだ。 | ||||
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池井戸氏の著書はいくつか読んでいるがいつも大変早く読み終わってしまう。 読ませる文章が「これでもか!」と次の展開を期待させ、その期待を裏切ることなくまた次の展開へと誘うからだ。 今回の銀行庶務行員物語は内容も難しくなく、軽く楽しめる作品だ。 週刊誌への連載であったようで話の一区切りごとに登場人物の簡単な紹介があり、その部分が後半になるとさすがにしつこく感じられるが、 話としては王道の勧善懲悪で読後感はスッキリ!爽快さを感じたい方にお勧め! 現在放映ドラマの「下町ロケット」の方がずっと専門的な話になっていたので難解さを求める読者ならそちらがお勧めかな。 | ||||
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