デセプション・ポイント



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初公開日(参考)2005年04月
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長編小説

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デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)

2006年10月01日 デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)

国家偵察局員レイチェルの仕事は、大統領へ提出する機密情報の分析。現在、ホワイトハウスは大統領選の渦中にあり、現職と争っている対立候補は、なんと彼女の父だった。選挙戦はNASAに膨大な予算を費やす現政府を非難し、国民の支持を集めている父が有利に進めていた。そんなある日、レイチェルは直直に大統領から呼び出される。NASAが大発見をしたので、彼女の目で確かめてきてほしいというのだが…。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

デセプション・ポイントの総合評価:8.29/10点レビュー 93件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

まあまあでした

アメリカっぽい話ですね。

わたろう
0BCEGGR4
No.1:
(7pt)

デセプション・ポイントの感想

歴史×ミステリーが好きだと言っておきながら、ダンブラウンは初めて読みました。「天使と悪魔」や「ダヴィンチコード」は既に映画で見てしまったのでそれ以外と思って探していたら、テーマも好みに合いそうな本作をこのサイトで見つけました。ダンブラウンは、もっと歴史蘊蓄を語るのが大好きといった思い込みをしていましたが、本作は期待とは違っていました。それでも科学空想+政治陰謀といったabsintheの大好きなジャンルでした。

本作は、NASAが北極で科学上の大発見をしたけれども実は発見は捏造で、それは誰が何のために仕組んだのか?という流れで進みます。発見が捏造であるというのはネタバレではありません。冒頭の4ページで読者にばらされています。タイトル自体がデセプション(欺き)ですしね。
NASAの存続を標榜する現職大統領とNASAの分割民営化を訴える上院議員の対立と、捏造を隠ぺいしようとする組織と暴こうとする主人公たちの対立が見ものになっています。最後には実は黒幕が……という大どんでん返しがあって仰天します。(absintheは、すっかり騙されました。少しズルイとは思いましたが。)そしてラストにもう一回ぎゃふんとさせられサービス満点です。
まったく想像で根拠なしに、ダンブラウンという作家はもっと繊細で緻密なのかと思ってましたが、ケレン味たっぷり豪快で大胆な作風で、アクションも冒険ものに引けを取らないくらい面白かったです。ダンブラウンは、むしろジェームズロリンズやクライブカッスラーに近いのですね。

absintheは大満足ですが、アクションより緻密な話が好きな人に向いていません。
悪の陰謀組織と暴こうとする正義の人という単純な勧善懲悪はかろうじて避けています。しかし、賄賂の話や陰謀に加担する人々の描写はやっぱり紋切り型の感がぬぐえません。
政治駆け引きに関する会話は、全体的に底が浅い印象を受けました。NASAをめぐっての討論でテンチがいう「NASAを全廃か存続かの2択で答えなさい」という問いかけは幼稚で、トンデモ論者に典型的によくあるパターンです。「お前、先生が死ねって言ったら死ぬのかよ。」みたいなレベルであまり知性が感じられません。こんな挑発に簡単に乗ってしまうセクストンも情けなく、NASAの諸問題を討論の時にはじめて考えたようにしか見えないのです。ある程度単純化しないとスピード感が損なわれるので致し方ないのですが、良くも悪くも底の深さよりスピードを優先した作品となっています。
発見が捏造であることは既に読者に明かされているので、小説の冒頭から捏造が暴かれるまではだいたい先が読めてしまいます。途中で急展開してから俄然面白くなってきて退屈だったことなど忘れてしまいますが、それ以前に止めてしまう人もいるかもしれないと思うと残念です。

absinthは読み終わるまで知らなかったのですが、本作も映画化されていたようで、確かに映画化しやすい話だなぁとは思いました。absintheはまだ未見です。


▼以下、ネタバレ感想

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absinthe
BZLMTCHK
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.91:
(5pt)

日本語版のおかげで…

洋書を読みながら、こちらで内容を確認しつつ、また洋書で分からない表現を日本語版で理解しました。
海洋に関する専門用語や施設の様子が洋書では自分のレベルでは皆無に近かったので読み進めるうえで非常に助かりました。内容については政治、大統領選をめぐって権力者たちが繰り広げる陰謀めいた展開に次が気になり、ページをめくる手が止まらない面白い本です。
デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)より
4042955088
No.90:
(5pt)

ラングドン教授ものより面白いかも

ラングドン教授ものより面白いかも。
デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)より
4042955088
No.89:
(5pt)

ヒロイン絶体絶命

主人公たちは絶体絶命の状況をどう乗り切るのか?
果たして黒幕は?
悪玉の最期は?
デセプション・ポイント〈下〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デセプション・ポイント〈下〉 (角川文庫)より
4042955096
No.88:
(5pt)

ダン・ブラウン

ダンの本は全て面白い!
これはラングドンシリーズとは違いますが読んでいる人を本の中の世界に引きずりこむように情景が浮かんできます!
おすすめ致します
デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)より
4042955088
No.87:
(5pt)

巨大なムシの化石

上巻前半のネタバレだが、化石の話で出てくる。それも、巨大なワラジムシの化石だという。日本人なら、水族館で見た、あれだなと思うはずだ。そうか、隕石なのか、だから地球外生物なのか、そうか、と思いながら読み進める。
 さて、これは、ダン・ブラウンさんの小説である。冒頭の、「この小説で描かれる科学技術はすべて事実に基づいている」に基づき、秘密や疑念を科学的に一つひとつ丁寧に剥がしていきながら、読者をサスペンスに放り込む。それは秒針であったり、銃撃・爆発であったり、秘密の暴露であったりする。ページを捲ると、そこには、別の場面のサスペンスが仕組まれていて、結末を読もうページを繰ると、また別の場面に持っていかれる。喉の渇きを潤したいのに、蛇口を捻っても水が出てこない感じが延々と続き、ページを繰る手を止められない。ご注意を。
デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)より
4042955088



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