メルトダウン
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
メルトダウンの総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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原子力研究所員の経歴をもつ著者だけあり、反核・反原発のメッセージが十分読み取れる。 | ||||
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世界の政治の中心のホワイトハウスを舞台に繰り広げられる主導権争いが、手に汗を握る場面が次から次へと展開され、終わるまでどう転ぶのか、全く読めない。ワシントンとカルフォルニアで何の関わりもなく進む出来事が最後に繋がってゆくのが見事に描かれていて最後は、ヘトヘトにされてしまった。 | ||||
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原発を武装組織に占拠され、激しい銃撃戦や敵のエンジニアによる核施設操作など「24」みたいなのを期待してたんですが、期待は見事に裏切られました。 眠たくなるような、不毛なやりとりが長々と続き正直つまんないです。 ハッキリ言って、名前負けの小説だと思います。 メルトダウンとかいうタイトルにするなら、テロリストが故意に原発の原子炉をメルトダウンさせ 放射能を飛散させようとする、テロリストとの闘いを描いた感じにして欲しかったです。 | ||||
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高嶋氏の作品は、災害3部作と共に社会問題を先取りしている感じ。なかなか興味をそそられた。 | ||||
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原発が、ロシアのテロ集団と日本のオカルト教団に起動直前に占拠されて、圧倒的な火力により警察(SAT)が殲滅されるというショッキングな幕開けで始まる原発からみの小説。技術者として、原発の必要性を認識しながら、その危険性を認識させられた大変おもしろく読ませてもらった。しかし、主人公が、尊敬する師であり友人でもあるというロシアの科学者に、原発制御プログラムを教えるというところは、現実ばなれしている。結果として主人公がメルトダウン・放射性物質の放出を防ぐ訳だが、原因を作った責任は大きい。 また、テロ発生から、日本の総理にはあまりない、テロに毅然と戦い、自身の責任の重さを十分に認識したうえで、自衛隊の早期投入を単独判断した総理は素晴らしい。福島第一事故時のある総理は反省して、この小説で勉強すべきと思う。国の代表は、事故対応に失敗したからと言って、その存在を否定するという逃げをすべきではない。 | ||||
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2003年初版。災害関係の本を読んで来たので、タイトルで原発の事故の話か、と思って読んでしまいました。粗筋は他のレビュワーの方が書いている通りです。 著者の『イントゥルーダー』は新しく建設される原子力発電所に纏わる利権、政治、暴力団が絡んだ処へ、偶々足を踏み込んでしまった父子が抹殺されて行く話でしたが、その本にも本書と同じ様に、一見反対勢力のリーダー、しかし本当の姿は正に真逆にあり、主人公も読者も最初は騙されそうになります。色々なパワーが関係する処にはそう言う偽装勢力みたいな力も働いて、目的を成し遂げ様とする事があるのは、よく見掛けるものです。 第一章は正に雰囲気はアメリカンでした。一寸気だるい様な、平穏な社会でゆったりとした時が流れ始めます。主人公かな?、と読者が未だ判断が付かない内に話が展開し始めます。そして、いつの間にか米国の東海岸と西海岸のジャーナリスト二人が線で結ばれて、得たいの知れない巨大なパワーと対峙して行きます。 一般国民の知らない処で、時代の流れを自分達に有利に作って行こう、と軍事産業を運営する、香水の匂いなんかさせて高級スーツをパシッと決めている、エリートな輩が実は一番危ない人物であった、と言う何時の時代にも、何処の国でもありそうな話です。日本のビジネスの社会でも、えっ!この会社が?、と言うような大手企業が戦時中にはタンクや潜水艦等の軍事産業であった。その技術が今も生きているだけでなく、米国に睨まれない限りは輸出品目で外貨を稼いでいる様です。 本書はストーリーとして読む分には面白い、と思いますが、著者が訴えたい事がストレートに伝わって来る、M8、ジェミニの方舟、津波の方が、迫力と言う点からも私は好きです。 | ||||
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