神童
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面白いくって、一気に読んだ。オススメです。高嶋哲夫氏の本を、片っ端から読んでいます。 | ||||
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ずば抜けた頭脳を持つ二人の子供が、将棋を通じて友達になり、そしてかたや七冠の将棋棋士、かたや世界的人工知能研究者となった。 小学生時代の話と現在が交互にかかれ、徐々に結末に収束していく流れは良かった。 良かったけども・・・ ※ネタバレあります。 ・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・ ・・ ・ 最後は人工知能の接続を切り、自分で将棋を指しだすのはいかん。読んだ瞬間「はー?」と声が出た。 神童の二人が道を分かれ、かたや将棋の道に、かたや数学の道に進み、そしてまた再会したのだから、お互いそれまでの人生を賭けた道で対戦すべきだったと思う。決着はどちらでもいい。そのあと二人で将棋を打てばいいではないか。相場が取海に普通に将棋で勝てるはずはない。相場は20年ほど将棋を打っていないのだから。 これでは相場は将棋を続けたかったのに、父と取海に遠慮して将棋をやめたことにしかならない。 本当は取海とずっと将棋を指したかったのであれば、現在の人工知能に対する想いはなんだったのだろうか。 確かに読んでいる間、相場が将棋ソフトの開発になかなか手を出さないことには気づいていた。最後にようやく本気になるのだけど、それも遅い。作者は最終的に人工知能ではなく、友人として将棋を打つ二人を描きたかったのだろう。人工知能よりも、人間同士が打つのが将棋だという作者の意思だろうか。 しかし、ここまで人工知能を引っ張っておいて、最後の最後で接続切ってしまうのはなしだろう。それならもっと人間が打つ将棋というものの素晴らしさを表現しておくべきだった。進化を続ける人工知能と人間の対決に読者は興味を持っているのだ。 途中のALS患者に対する人工知能の貢献についてもよくわからない。どこに人工知能が絡むのだろうか。なぜ取海は七冠をいったん取った後に全部失い、再び七冠となったのだろうか。説明はあったがそれが真実であればこのエピソードは必要だったのだろうか。 全体的に結末と構成のバランスが悪いと感じる。結末が決まっているのだからそれに向かう構成にすれば良い。最終的に二人の子供が将棋を打つエンディングなのだから、それに向けて話を持っていくべきなのに、4/5までが人工知能対プロ棋士に向けた話になっている。 将棋ソフトではないが、サプライズを与えて読者を混乱させるのは本筋ではない。一手一手積み重ねて結末に持っていくのが本筋であると思う。 | ||||
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多くの高嶋作品を読んでいます。スピード感と、登場人物の気持ちの揺れなどの描写が相まっていつも一気に読んでいます。 今回の神童はテーマも書き方もいつもとは違う書き方で、別の方が書いたような錯覚に陥ります。 が、将棋とAIというテーマの深掘りや2人のライバル関係などグッと引き込まれるのはいつもと同じでした。 | ||||
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首都感染で震え 読んだ余韻でこの本を読み切った。藤井聡太君など若手の登場で将棋界が身近に感じられ、2人の少年の成長 息遣い 熱気が感じられ 天才達の地頭の優秀さが眩しかった。 本屋大賞の盤上の向日葵も良いが個人的には こちらもより良い! 本屋大賞を個人的に推薦したい。映画化ドラマ化 されているのかな?ぜひぜひ | ||||
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著者は有名なクライシス小説の作家ですが、この本のような小説も書かれているとは知りませんでした。 一口に面白かったです。いや、クライシス小説よりも読みふけりました。淡々とした物語の進行ではありますが、ここに登場する人物像を旨く表し、そして興味ある内容、『七冠最強棋士対世界的AI研究者』という構想が読者をワクワクさせます。 只、最後勝敗が分からない形で締めくくられているのが残念ではありました。 | ||||
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