ペトロバグ 禁断の石油生成菌(ペトロバクテリアを追え!)
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ペトロバグ 禁断の石油生成菌(ペトロバクテリアを追え!)の総合評価:
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睡眠薬替わりに就寝時に読むのですが、寝るのを忘れて一気に読みました。 | ||||
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石油生成菌。 聞きなれない言葉、それが化石燃料を人工的に作るバクテリアの開発。 遺伝子組み換えによる新種のバクテリアは有機生物である人間をも石油に変えてしまう脅威のバクテリアだった。 世界のエネルギー事情を完全に塗り替える脅威の発明でもあった。 石油メジャー、産油国、各国政治家も度肝を抜かれることに驚愕する。 やがて研究者は抹殺の対象となり幾度かの危機に襲われる。 発想のすばらしさと実現可能性が十分にあり決してSF話ではないところに恐ろしささえ感じる。 一般文学通算939作品目の感想。2014/12/05 22:15 | ||||
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実際に微生物は石油(みたいなもの)をCO2からつくることができます。 現実としては、実際につくれるんだけど、作る量が微々たる量で、人間が使う量にまったく追いつかない。 この本では、フィクションですが、大量に作れるようになったバクテリアを開発した人をめぐってのどたばた話。 なかなかシリアスでしたよ | ||||
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石油を生成する菌が見つかるという 視点がユニーク。 実際石油産出国ではなく、 石油輸入国で発見されると思う。 実際に、 最近、筑波大学のグループが 石油生成能力の高い藻類を発見したそうです。 研究者の視点で描かれている小説は あまりないので面白いと思います。 | ||||
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知識は豊富なんでしょうけど、人物描写があまりにも安直である気がします。 ことごとく人物が粗暴なのも気になります。アメリカ人はふた言目には「アラブのブタ」と 発言するし、イスラム圏の人が、いくら不遜な人でも、「私がアラーだ」なんて思うでしょうか。 イスラム圏の人のことを、アメリカのクリスチャンと似たような感じでとらえ過ぎです。 後半、石油生成のバクテリアが、殺人の道具としても使えてしまうことがわかるあたり、 なんか笑い話にも似た感じがしてしまい、シリアスには感じられませんでした。 子供の茶番みたい。この展開は必要だったんでしょうか。 「ペトロバグに侵食されているから残虐性が増した」人間とか出てきます。 ゲームのバイオハザードじゃないんだから。せっかく精緻に科学的な世界を構築したんだから、 そんな展開にしないでほしい。 なし崩し的にドタバタサスペンスになっていって、当初の世界経済やら資源・エネルギー問題などは とってつけたようになってしまっている。 枝葉を取り払ってしまうと、ものすごく単純なストーリーです。 文章の書き方レベルの話なのですが、無駄に長いシーンや説明が多すぎるせいで、 重要な箇所がわかりにくいです。 ものすごく編集の悪い映画を見ている感じです。 もうちょっと短くまとめて、シーンにアクセントをつけてストーリーを進めてほしいなぁ、と 思います。 銃器にしてもバイオテクノロジーにしても、抑え目の表現や説明でも、 充分に説得力を持たせることは可能だと思うんですよね。 そもそも文章の書き方にも疑問を感じます。文春文庫版で64ページのシーンに、 「このポラロイド写真は?」 という台詞がありますが、それ以前にも以後にもポラロイド写真などは一切出てこない。 要するにミグという人物が証拠写真を撮られた、ということを表現したいのでしょうが、 この箇所を象徴的に、まったく文脈が綺麗に流れていないので、すごく読みにくいです。 同じことを同筆者の「都庁爆破!」を読んだ時にも感じました。 | ||||
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