日本核武装
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日本が核爆弾製造の能力を示すことで、戦争を抑止しようとする物語かな。日米中の若きエリートが時の政府を動かしたり、物語の終盤はテロ組織との核爆弾争奪戦など、話の展開はさすがにあり得ないと思った。しかし原子力関係の技術者だったという作者の核爆弾のリアリティある描写、近年の尖閣周辺での中国の動きなど、単なるフィクションではすまされないものを感じる。特に2022年のロシアのウクライナへの侵攻、プーチンによる核兵器の使用の可能性が話題になる中、ウクライナが核を放棄したためにロシアの侵攻を許した、核には核で対抗するしかないとの主張もある。作者はこの物語で日本と世界が直面する課題に一つの提案をしたのかもしれない。今の時代、日本にとって核とは、防衛とは、外交とは、など考えさせられる物語である。 | ||||
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実話だったら良いのに | ||||
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自衛隊は事実上国軍である。自民政権は、老人には健保と年金を餌に憲法改正を迫り、貧困化させた若者には、働き方改革?と称して予備軍化させる。今後3年以内に憲法改正が事実となる??それは2020年中国が春節を利用して世界に放ったウイルステロによって始まった。自国優先主義的世界は、ウイルス対策に追われ、中国による香港やウイグルへの非人道的行為に対処できなかった。次の矛先は尖閣の前に台湾進攻へと向かう筈だった・・・が、中国の読み以上にウイルスは拡大し世界の反感を誘発させた。米国新政権と同盟国は中国包囲網を強化構築する中、日本は「五輪利権」に追われ世界から見放される!!2021年に高嶋氏が「日本核武装」を描いたらどうなるのでしょうか? | ||||
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高嶋哲夫さんの本です。この人の本ははじめてですね。 尖閣諸島をめぐって、中国がガンガンくる。アメリカは頼りにならず、むしろ中国との間に、尖閣は目をつむる、という「密約」があるっぽい。 そんな状況のなか、ある交通事故により、「日本製核爆弾ヤマト」の存在が明らかに。 といっても、マスコミに漏れることはなく、首相周辺のみが知るところとなる。総理はヤマトの存在も知らない状態。 防衛省のエリート官僚の真名瀬は、ヤマトの調査を依頼される。 できたら、「すべてをなかったことにしたい」というのが首相のご意向。 真名瀬の調査により、核爆弾製造計画が明らかになってくる…。 ぜんぜん面白くなかったんですよね。 というのも、真名瀬の人間関係だけで事件が発生&展開している、というか、半径5メートルのなかでおこなわれていることばかりだからです。 こういうのって、群集劇っぽくなるというか、そういう描き方をするべきなのでしょうが、この作家さんはそのウデがないのでしょうね、真名瀬だけで話をすすめていきます。 また、ジャーナリストなんかもでてきたりするのですが、真名瀬が真実をうちあけても、報道したりすることはない「緩い」ジャーナリストで、なんじゃそりゃ、です。 つーか、真名瀬のセフレ由香里は、新聞記者で、父親は防衛大臣だったりしますからね。 あと、真名瀬はエリートで、ハーバードに留学して、そこで友人だったデビッドはアメリカの官僚、シューリンは中国人でやはり中国の官僚で、どちらもトップを動かせたりして、 困った時には電話して「なんとかしてや」「どうなっとんねん」と気軽に情報交換ですからね。 ほか、真名瀬の高校の時の同級生が自衛官で、そいつが尖閣諸島で中国海軍とドンパチになりそうな時に、敵の中国海軍で溺れた軍人を助けて、自分は死ぬという、無駄な自己犠牲をみせつけたり、やはり同級生が東大で物理学を勉強していて、IAEAの目をかすめてプルトニウムをゲットする手助けをしてくれたりします。 とりあえず、ネタバレすると、ヤマトを利用しよう、ということで、 プルトニウムをIAEAの目をかすめてゲットし、ヤマトを完成させ、 その完成版ヤマトを、東京サミットの場を利用し、中国国家主席&アメリカ大統領にご披露、「日本は核保有国になりうる」という事実を示し、 その直後にヤマトは解体、というか、プルトニウムを戻さないとIAEAに怒られちゃうよ、ということで、 「日本、一瞬だけ核保有国になる」 という作戦を決行、うまく成功するのですが、ヤマトがマッドサイエンティストに奪われて銃撃戦になったりしますが、なんとか鎮圧。 かくして、尖閣に対して中国も態度を改めるのであった…。 また、真名瀬もどうやら出世しそうなのでした…。 もうね、とにかく、ダラダラ話がすすんでいって、冗長で退屈ですね。 リアリティも皆無ですし。 | ||||
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やっぱり高橋さんの小説は面白い!!全て読むつもり | ||||
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