波濤の城
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.67pt |
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シリーズ2作目は『ポセイドン・アドベンチャー』のオマージュ作品となる豪華客船を舞台としたパニック小説。 | ||||
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消防士・神谷夏美シリーズ。舞台は乗員乗客二千名の豪華クルーズ船。乗客として乗り込んだ二人の消防士がこの規模の事故に置いて何が出来るのか?、非常に興味深く読みました。やはり内容としては、消火活動よりは人命救助に比重が有ったかとは思います。いずれにしても、絶望的な状況の中諦めずに何とかしようと戦う姿勢は感動的で、読んでいて力が入る。良い人、悪い人、巻き込まれる人、改心する人、様々に描かれた人物達の運命と、映像が浮かぶ様な船内の描写、そして序盤から張られた伏線の回収されて行く様をぜひ楽しんで欲しい。面白かった。 | ||||
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巨大な客船の沈没事故を描いたパニック小説です。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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暇つぶし程度には楽しめる。 6万トンを超える大型クルーズ船が事故をきっかけに火災を伴って沈没してゆくパニックを文字で表現しようということに、そもそも無理がある。 政治家の野心、船会社の思惑、船長の自己保身・・・そういった周辺の要素は単なる“装飾”でしかないから安っぽくても仕方ないものの、主人公を中心とした肝心の“脱出劇”に臨場感がない。船内の火災、爆発、損壊など、現実味のある筆力が伴っていない。 ところで物語とは別の話・・・五十嵐貴久 の日本語力、言語力は大丈夫か? 船が四国沖を西に進むのを、四国に対して“水平”に航行するとか、台風が北へ進むのを“垂直”に進むと表現している。“垂直”の誤用は何度か出て来る。“水平”に関しては、傾いた船のデッキの手すりと“水平”に台風の雨粒が飛んでいくとか、水平と垂直の意味を知らずに書いている。 冒頭に「トリコロールカラー」という単語が出て来る。五十嵐貴久 は“横文字”ができていない。「トリコロール」はそれだけで「三色」という意味である。そこに「カラー」をくっつけている。「トリコロールカラー」が「三色」になることが理解できていない。 他には「船の出向時間になった」とある。“時間”と“時刻”の区別がついていない。更に 五十嵐貴久 は確か別の作品で昼の12時を“午後12時”と書いてなかったか? 作家は物語作りのプロかもしれないが、日本語のプロではないから中学生以下でも仕方ないのか。祥伝社の“校閲”は一体何をやっているんだ。 | ||||
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この本の魅力は「非常時の人間の醜さ」が見えること。 映画「タイタニック」でも体感したことが蘇ってきます。見張りの不手際、全員乗れなかったりうまく作動しなかったりする救命ボート、自分だけは助かりたいと願う人々。 船に乗るのが怖くなってしまうくらいのリアリティもあります。読んで損はありません。 | ||||
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人物像というよりも火災現場の緊張感がすごい。これだけの迫力は少ないだけに価値はある。 警察小説は多いが、このような消防士の話は、もっと多くて良いと思う。 | ||||
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3部作のラスト 消防士、火災、防火、仲間 期待した通りの内容 久しぶりに、満足しました。 | ||||
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もちろん「ウイルス」が原因ではないのだが「台風」「火災」によって鹿児島沖で刻々と沈没にむかうクルーズ船が舞台。「ポセイドン・アドベンチャー」と「スピード2」を足して2で割った感じです。 前作と同様にキャラ立ちを重視して善悪わかりやすい登場人物たちが続々と登場。「傲慢な政治家」「追従して職務をはき違える船長たち」に対して「トラウマからアルコール依存になりながら自分の務め以上の働きをする船員」「余命いくばくもない僧侶」「男気を見せる極道」「ダメ男と身重の妻」「老齢の作家夫婦」などを配置し、いつもの消防士コンビが大活躍します。 もちろん「ポセイドン・アドベンチャー」でもいましたが、自らの選択で英雄死する無名の乗客も。そして「搭載物」がまたしても意外に役立ってしまうという偶然もありました。最後に登場する「アジア人スタッフ3人」にも名前、背景を与えればさらに深みが味わえた気もしました。 | ||||
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