命の砦
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| 作中に「本当に怖いのは、炎ではなく、人間だ」と言う言葉がありました。人間の持つ「闇」の部分が、これでもかと言うほど、描かれています。それを超えていけるのも、また、人間。様々なことを考えされられました。 | ||||
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| 「地下鉄」と「地下街」の違いはありますが密封空間の地下で繰り広げられるサバイバル&パニック小説。第1作の「超高層タワービル」、第2作「豪華クルーズ船」は偶然居合わせてしまった市民の群像劇がメインで多数の伏線を張り巡らして、英雄死を選択する善意の登場人物もいましたが、本作は失火ではなく、社会から疎外された人々による顔が見えない悪意の連携による放火が原因となります。 ですから、本作は「市民を守る熱き使命感と誇り」を持つ消防官たちが主人公のド真ん中直球勝負です。不公平、差別に打ちのめされた犯人たちが焼身自殺はともかく無差別大量殺人にまで向かってしまう動機、過程、実行までのいきさつは弱い気もしますが、それを「消す」ための消防官の意志の強さ、強靭な体力、仲間を絶対に見捨てない絆にはただただ脱帽です。 誤植あります。p・318「その数、約七四百人。」 | ||||
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| 女性消防士・神谷夏美シリーズ第三弾。 超高層ビル、豪華クルーズ船ときて、今回は新宿駅地下街が舞台。いずれも退路が断たれるという共通点はあると思いますが、日常生活においては駅地下街が一番身を置く場所ですので、その分大火災発生時の恐怖も感じるというものです。 前作までは、その火災現場に居合わせた人々の人間模様も描かれていましたが、今回はこれまで以上に大火災VS消防士の死闘がメインで、消防士たちの信頼感や矜持がストレートに伝わります。 また、あり得ないと言い切れない犯人の動機や計画が、最新設備を備えた施設の火災よりも恐ろしいとも思えました。 | ||||
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| 【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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| ギンイチ消防士シリーズ三部作の完結編。 今回は新宿地下街の無差別火災。地下という密閉空間で気化したガソリンが何かのはずみで引火する状況に加えて、水による消火ができないマグネシウム素材の発火に、消防士たちが一丸となって立ち向かっていく。 犯人探しについては、中盤以降に意外とあっけなく判明してしまいちょっと物足りないのだが、今回の読みどころはギンイチの消防士たちの命懸けの消火活動にあった。 命を賭けて要救助者を救うとともに、自分たちも要救助者となる状況で、自分の命も守っていく。そんな過酷な状況の中で、消防士たちの矜持や誇りが見事に描かれていて読み応えがあった。 命の意味や生きていることの意味、命令違反をしようとも見知らぬ誰かを助けようとする強い意志が感じられ、最後まで手に汗握る展開だった。 | ||||
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