紅い砂
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独裁者である大統領と麻薬王が支配する中米の架空の国、コルドバ。 難民としてアメリカ国境にたどり着いたコルドバ国民に対し、警備をしていたアメリカ陸軍は小競り合いの中で発砲してしまい、指揮官である大尉はその責任を負わされ、軍を不名誉退役させられる。 やさぐれた生活を送っていたその大尉のもとに元上司が現れ、 ”ある任務” を依頼される。それはコルドバに侵入して政府と麻薬組織を壊滅させ、国民的人気を誇るある教授を担ぎ上げ、新しい民主的なコルドバを建国させることだった。 壮大なテーマ、収容所からの教授の奪還、正規軍との対峙。面白くないはずが無い。自分も大好きなテーマで、本を手に取った時はどんなストーリーかは知らなかったが非常に興味を持って読み進めていった。 しかし、読後感は決して満足のいくものでは無かった。どう表現して良いかわからないが、血が通っていないストーリーとでも言って良いかも知れない。若しくは、この手のアメリカ映画のシーンを切り貼りしたとでも良いかも知れない。 つまり、各シーンや登場人物が類型的過ぎる感じがする。なので非常に巧みな文章だし、構成も申し分ないが、今まで読んだ多くの本や映画のシーンがよぎり、「あぁ、こうなるんだろうな」と言った展開が続き、「あぁ、やはり・・・・・」と思った結末だった。 | ||||
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想定されている舞台が納得でき、展開もエンタメの面白さあり。移民問題を考える好著です | ||||
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難民問題の題材は注目に値します。 不幸な事故に巻き込まれたことから人生が狂い始めた軍人を描いた導入部は良いのですが後がいけません。 その場しのぎの対策で戦略も戦術も無く中米に送り込まれた主人公が革命軍を指揮して独裁政権を倒すというプロットがダラダラと続くだけ。 血沸き肉躍る展開は無く、FBIと政権との軋轢も希薄で緊迫感に乏しく戦闘描写も現実感が皆無。 麻薬組織と独裁政権との関係も表面をなぞっているだけ。 実戦経験がないせいか臨場感溢れる国際関係を描写する力量は残念ながら作者にはなかったようです。 | ||||
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軍部と麻薬組織に支配される中米の独裁国家。そこから脱出し、アメリカ国境をめざす難民たち。これは現実に起きている問題です。 トランプ大統領が実際に作った国境の壁で、虐殺者の汚名を着せられてしまう主人公が極秘の使命を帯びて復活する物語。その目的は、未来を背負う子供たちのため。難民問題は逃げてくる人々を救うだけでは解決しないという本質的な命題を突きつけてきます。そしてアクション、アクション、アクション! 一筋縄ではいかない面白さで、読後はすっきりとさせられます。 | ||||
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著者は、取材で同じようなことを体験したのではないだろうか、いっきに読ませる内容である。 | ||||
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