命の遺伝子
- 不老不死 (12)
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ナチス、南米、第四帝国、バチカン、アマゾンに住む不老長寿原住民、設定は大好物。ストーリーも映像化されやすい展開で悪くない。高野和明氏の『ジェノサイド 』とマイクル コーディの『イエスの遺伝子』とこの本を同時に読んだら読後感お腹いっぱいになりそう。欲をいうと不老長寿=数100年の寿命をもつアマゾン原住民のDNAが変化した秘密も解明して欲しかった。テロメア、ES細胞、色々説明出てきたけど「サーチュイン遺伝子」が薀蓄に出て来なかったのは2002年刊行時には発表されていなかった所為か? | ||||
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死は生の対局にあるのではない。死 は生に内在されているものだ。この小説は最先端の遺伝子医療という舞台で、人間の生き様を考えさせてくれる。 | ||||
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トオル・アキツが主人公。ドイツのベルリンから物語は始まる。彼は遺伝学者である。そのころ,ネオナチの集会で爆発があった。ナチスの戦犯を追っている組織が,爆発の後,ある人の手首を回収した。その人物の推定年齢,112歳。しかし,その手首を見る限り,彼は40代としか思えない。いったいどうなっているのか… 最初に提示された謎に加え,アクション・シーンもあり,エンターテインメントとしては十分に成立している。引きこまれて最後まで,というほどではないが,楽しみながら読める。文章もすっきりしていて読みやすい。ただ,遺伝子スリラーとしては最高のものとはいえない。私が読んだ作品の中では,「イエスの遺伝子」が傑作だった。イエス・キリストの遺物からDNAを採取し,その「いやし」の秘密を知ろうとする話である。その面白さに,一気に読んでしまった記憶がある。それほどではないが,この小説のテーマも悪くはない。十分に読ませる力は持っている。 ある登場人物が言う。「人は死があるからこそ人と言えるのです」と。私たちはみんな不老不死を願う。しかし,それが実現した時,果たして幸せといえるのか。家族も友人も子供も,もちろん師と呼べる人も,すべて死んでいく。しかし,自分だけは生き続け,愚かな人間たちの営みを見続けなければならない…そう考えた時に,死は恐怖であると同時に一種の救いでもあることに気が付く。私はクリスチャンであるが,やはり神の意思に逆らってまで生きたいとは思わない。人間らしい死が迎えられればいい。それが神の望みならば…この本のテーマは根元的で,重い。 | ||||
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という言葉がぴったりな気がします。 遺伝子やDNA操作がテーマの作品はやはり専門にされている方の作品を読みたいです。 ネオナチやナチハンター、果てはバチカンまで絡んできて、聖書からの引用があったりと著者のほかの作品よりも人間の内面というものについて書きたいと思われた意欲はわかる気がするのですが、なんにせよ、奥行きがなくて言葉が上滑りしている感じです。 核問題や原発の問題がテーマのほかの作品に見られるような真に迫るものがないのは無理なストーリー展開のせいもあるのかもしれません。 ほかの作品は非常に楽しめたので残念です。よって★二つ。 | ||||
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M8やペトロバグはとても面白くて一気に読み進みましたが、何故だか話に乗り切れず、読み始めてしまったから読み終えようという感じでした。 | ||||
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