バラ色の未来
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エビデンスや法律がないと裁けない中,小説のもつ強みを活かしているように感じました。 取材を徹底して行なったのだろうと推察しました。 著者は政治色や社会性の高いテーマについて裏面を追求していると感じていました。 発表時の総理と米国大統領,横浜市長,官房長官との関係を思い出し勝手に色々想像できました。 | ||||
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日本のIR誘致とりわけカジノ。 青森県の片田舎の町長がIR誘致に私財を投げうってまで誘致合戦を繰り広げたが最初は総理の地元山口県にとられてしまった。 しかし銀座に続いて3番目の誘致に総理と念書をかわすが、青森県に決定されなかったため地元投資者からのバッシングを受け東京で浮浪者となり熱中症で死亡。 この事実を調べる東西新聞社がIRの抱える問題点を調べ始める。 やがて総理のスキャンダルまで発展していく。 最後総理が追い詰められ辞任すかどうかで終わった点はちょっと残念。 一般文学通算2580作品目の感想。2021/10/11 17:30 | ||||
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なし | ||||
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なかなかタイムリーな話題で一気に読みました。 実際にこのような誘致に関する流れが起きるとは思いませんが、IRに付随する「カジノ」のもたらす影響は想像以上に大きいのかも知れないと考えさせられました。 | ||||
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最近に国会議員が、IRを巡って収賄で逮捕された。 金額は、あまりにも小さく、なんとも微笑ましいなぁと思っていた。 中国人相手で、そのショボさは、日本の貧困を示している。 中国と日本の富裕層の富の格差が明らかになってきている。 小説になると、やはり賄賂の金額のスケールは大きくなる。 IR(カジノつき総合リゾート)の誘致を 青森県円山町のスズキイチロー町長が、熱心に、推進する。 IR誘致で、地方再生になるって、幻想で、誰がバラ色の夢になるわけでない。 結局 スズキ元町長は、ホームレスになって死体で発見される。 カジノつき総合リゾートが、起こす問題は、ギャンブル依存症だけでなく その利権を巡っての、利益を貪る奴がいるのは明確で、 それを政治家が さらに貪っていく。貪りの構造である。 ここでは、山口県の出身の首相がIRを推進し、首相の嫁がギャンブル依存症になる。 東西新聞の結城洋子がチームを作り、スズキ町長の死から、 ギャンブル依存症夫妻の子供を巻き込んだ無理心中事件など 丹念に、調査して、新聞に アップしようとすると 山口県出身の首相は、憲法改正をぶち上げる。 新聞は、その記事が トップを飾ることに。 始末が悪いのは、新聞社のトップは、 首相のお友達で握りつぶそうとする。 この小説は、日本を支配する悪たちの悪巧みを暴き、 新聞記者は、「権力の監視」をすることが使命だという。 事実を隠蔽する仕組みや文書の改ざんなど平気で行い マスコミや新聞社のトップをてなづけてしまう時代への警鐘である。 ギャンブル依存症の怖さが、もう少しリアルになるといいのだが。 真山仁らしい 本で、タイムリーな作品だった。 日本の未来は、薄汚れた色に彩られている。 | ||||
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