ハゲタカ4 グリード
- ハゲタカシリーズ (6)
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上巻の一連の危機で米国の政府系金融機関、ファニーメイ(連邦住宅抵当公庫)とフレディマック(連邦住宅抵当貸付公社)は国有化されてしまった。破綻が懸念されるリーマン・ブラザーズ株は下がり続けている。ゴールドバーグ・コールズ(GC)も危ない。鷲津率いるサムライ・キャピタルがGCを買収するという話も出ている。 GCのジャッキーは、何とかGCの倒産を避けたいと思っているが、単なる社員ではどうしようもない。CEOはマシューだが、他の幹部はマシューを退職させ、タイム誌に紹介された既知の若手経営者、ライアンを後継者にしたいと考えている。 この金融危機のせいで、アメリカン・ドリーム社(AD)のコマーシャル・ペーパーの償還が困難となり、経営危機に陥っている。ADはゼネラル・エレクトリックのような米国の大手優良メーカーである。鷲津もADを狙っている。 経営危機になったGCは、ADにM&Aをかけると表明し、世界中から買収資金を集めてその金で自社を建て直すという策を取る。 そして、GCはAD株を買い集め始めたが、肝心の資金はなかなか集まらない。GCの負債は200億ドルになる。GCを支援していた鷲津は、GCが鷲津のAD買収を邪魔しないように脅す。 実は、大物投資家のストラスバーグが鷲津にGCを救済しろと命じていたのだが、鷲津は簡単に言うことを聞きそうにない。 この物語の結末はどうなるのだろうか。 リーマン・ショックは誰でも知っている出来事で、もう過去の賞味期限を過ぎたテーマだと思って読んだが、日本の投資ファンドと米国人の大物投資家、そして破綻寸前の投資銀行が絡み、一つのドラマになっている。 さすがに「ハゲタカ」でデビューした著者の真骨頂というところだろうか。古くても楽しめる小説だった。 | ||||
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時は2008年。ジャッキーはゴールドバーグ・コールズ(GC)という投資銀行に勤めている。そこに、大物投資家のストラスバーグがサブプライムローン債のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)について調べてほしいという電話をかけてくる。CDSとは、貸し倒れのリスクを回避するための保険のような金融商品だという。うまくいけば大儲けできるが、非常に危険な商品のようだ。 日本の投資ファンド(ハゲタカファンド)、サムライ・キャピタルの社長、鷲津がストラスバーグとゴルフをしている時、ジャッキーが、アメリカの大手投資銀行、ベア・スターンズが倒産したと知らせる。 しかし、これは始まりにすぎない。まだ破綻(デフォルト)率は10%余りで、1兆2000億ドル以上のサブプライムローンが残っている。これらがいつ破綻してもおかしくないのだ。 ジャッキーのGCもアブプライム関連の商品を多く持っており、危ないとされている。ジャッキーはサムライ・キャピタルのリンから「うちに来るなら歓迎する」と言われる。すぐには返事ができないジャッキーだった。 鷲津はニューヨークに来た顔なじみの記者、キタムラに「もうすぐニューヨークが震源地になって世界恐慌が起こる」と言う。 その後、元日銀理事で国際金融の専門家、堀がアメリカの大統領に呼ばれる。彼は鷲津の相談役である。 その堀が、アメリカでFBIに逮捕された。インサイダー取引の容疑がかかっているらしい。鷲津も共犯の疑いがかけられている。 読んでいて先を知りたくなるスケールの大きい展開である。下巻も楽しみだ。 | ||||
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真山作品は、「ハゲタカ」からのファンです。ハゲタカがNHKでドラマ化された作品を視聴のが始まりです。書籍、映像作品すべて見ています。どの作品も経済小説として、秀逸だと思います。この作品も、良くできた作品だと思います。ほぼ2日程度で上下巻とも読了してしまいました。内容に触れるのは楽しみが減ると思いますのでご遠慮しておきますが、真山作品を読んだり視聴したことのある方はもとより、初めての方にもお勧めです!!できれば始めての方はハゲタカから順に読まれることをお薦めします。主人公の「鷲津」の人間性や「仕事の流儀」、「覚悟」を理解できるので、作品がより面白く読めます。是非、お試しを! | ||||
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本当の黒幕が誰か、筋書きを描いたのが誰か、どんでん返しとは 言わないまでも、鷲津くんの読みに感嘆 | ||||
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マンネリ | ||||
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