ベイジン
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違和感を感じたのは三点。 -タイトルはベイジンだが、実際は大連のシーンが多い。オリンピックより、原発が話の中心だと思われ、このタイトルは違和感あり。 -米国育ちの映画監督の思考や行動にはあまりリアリティを感じなかった。そもそもいなくてもいいくらいなのだが。 -鄧が田嶋にあそこまでの友情を感じるのは少し唐突に感じる。あそこまで冷徹なリアリストが、そう簡単に心を許すとは思えない。 ただ、エンタメとしては最高で、一気に読ませる。 他でも言われているように、この頃この話を書けたというのは信じられない先見である。私は原発には詳しくないが、オリンピックの頃の中国にいたこともあり、当時の空気感みたいなものが本当によく描けていると感じた。 | ||||
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原発、中国という非常にデリケートなテーマで一般の人には馴染みがない舞台だが、緻密な取材に基づいたリアリティ溢れる描写は真山氏ならではのもの。上巻とは違い、下巻はスピード感溢れる展開だ。 中国人の主役?の心情変化と日本人との絆が強固になっていくさまは胸が熱くなる。 ラストは【あ~】という感じで終わる。ちょっと残念。 | ||||
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中国での汚職摘発、世界最大の原発開発をめぐるストーリー。 上下巻に分かれており、上巻は導入部。徐々に物語が盛り上がっていく。 中国人の名前は読みにくく、覚えづらいが中国における権力闘争や都市と農村出身者、男女の絡みが複雑に絡み面白さを増してくる。 下巻に期待したい。 | ||||
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真山仁作品の中では富永検事が好きなのですが、ここに登場する田嶋は同じくらい魅力的で 感情移入しながら読みました。 中国の原発建設に携わる日本人田嶋とその責任者である中国共産党のエリート登。 それぞれがいろんな試練に立ち向かいながら紅葉原発の運開を北京五輪開幕に合わせられるか、 をストーリーの本筋としているものの、私は映画fukushima50を見ているかのような臨場感で 読み進めました。いろいろな意味づけでこの本を語ることができますが、 私は単純に田嶋の魅力を知ってもらいたい気持ちが一番。 | ||||
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改めて考えさせられました。 311以降の時代では原発への不信感は当り前と言ってもいい感情になっていますが、この小説は311以前に書かれていながら、原発の怖さや弱点を的確に描き、まるで予言のようにトラブルを克明に記しています。 私自身は反原発ではありませんし、原発推進でもありません。そんな人こそ読むべき小説なのではないかと感じました。 | ||||
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