コラプティオ
- 原子力発電所 (17)
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ハゲタカの大ファンなので、本作を読みながらどうしても比較してしまいました。アカマ自動車が登場する場面は、ハゲタカファンとしては大喜びですね。同じ世界線なのかもしれません。東條記者のキャラは完全に飯島さんですし。 ハゲタカシリーズは、シリーズが続くにつれてエピソードの規模がエスカレートし、ストーリーの現実味が徐々に失われていった印象があります。本作のコラプティオでは、登場人物が官邸周辺の人物であるため、エピソードが国規模の事件に繋がってもハゲタカほどには現実味が薄れずに済んでいたと思います。 原発と政治の関わり、及び為政者が独裁者となり得る危険性というテーマは大変興味深いものだと思います。ただ本作は、紙面の制約もあるかもしれませんが、少し勧善懲悪に寄ってしまったように見受けられました。希望を言えば、宮藤総理視点で彼がどのような葛藤を経て苦渋の決断をしたのかという記述が欲しかったです。メインは主に白石の視点でストーリーが進み、宮藤総理に感情移入するのが少し難しかったです。神林記者も、最後は白石と共闘するいい感じの流れになりますが、それまでの行動が明らかに白石に劣っているためダサいキャラに見えてしまうのが残念でした。 | ||||
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本書は『売国』に次いで私が読んだ著者2作目。作品のモチーフがどこにあるかは別として、震災後の原発を取り上げていながら安全性への検証が杜撰。読者を暗に「再稼働」へ誘導する姿勢がみえる。 | ||||
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未曾有の福島原発事故が起きた前後に書かれ大幅に編集したとは言え,惨劇に絡めたメーカー,政権,資源国との関係はノンフィクションかと思えるほどです。 以下の裏事情を想像する楽しみが増えました。 1. 米国ウエスチングハウス社を購入したT社が現在瀕死の状態にある理由 2. 首相と秘書官や官房長官との関係,首相引退の裏事情 3. 地球温暖化等世紀の大嘘の裏事情 | ||||
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よい | ||||
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真山仁さんの本です。 東日本大震災の後、日本にあらわれた総理の宮藤。その宮藤を支える政策秘書となった白石。 白石は原発メーカーを国有化し、新しい原発政策を提言しており、宮藤に見込まれる。 原発政策をすっぱ抜くべく、白石の同級生だった神林という新聞記者がまわりをかぎまわる。 そんななか、アフリカのウエステリアという国で革命がおこり、日本人が殺害される。 このウエステリアは、実はウラン鉱床があり、日本は原発推進のために、それを狙っており、 どうやら、革命を支持したのは、日本ではないのかとの疑惑がもちあがる。 「正義」なのか、それとも「政治」なのか。 二つのはざまで揺れ動く白石。 はたして、宮藤政権の政策の行方は…。 慇懃無礼で時代錯誤の田坂という「総理の右腕」である秘書やら、 神林に顰蹙を買いながらも、しかし食らいついたらはなさない敏腕記者の「闘犬」こと東郷やら、 個性豊かなキャラがでてきます。 とくに、田坂の、何を考えているのかわからない態度がねぇ…賛否別れるかなぁ。 神林に情報をくれる、謎の「ディープスロート」ですが、実は、途中から、ひょっとして…と正体に目星がついて、実際に読みすすめると、僕の予想通りでして、にんまりしました。 次から次へと飽きずに展開するので、その展開を楽しむ本でした。 | ||||
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