推定相続人
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散財して尾羽打ち枯らしたユースタス。莫大な遺産を相続する親戚の事故死をきっかけに、自ら遺産相続人となるべく、 遺産承継者の殺害を計画。計画は順当に進み、遺産を手にするのも間近と思われたが・・・。 本作の主人公ユースタスが冷酷な殺人者としてではなく、自堕落な放蕩人として描かれるので、ついユースタスに感情移入して しまいます。特に終盤の「検視審問の再開」の章での攻防はハラハラします。 しかし、ここで明らかにされる驚きの死因と、この章以降、二転三転して意外な結末になだれ込むするストーリー展開は見事 です。一気読み間違いなしの倒叙小説です。 | ||||
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借金を抱えた男が類縁の貴族の遺産をあてにして・・・というお話。 ネタは割とありがちな犯罪小説ですが、著者のウエイドの筆力のなせる業かかなり読ませる作品になっております。借金を抱えた青年が遺産欲しさに殺人を重ね・・・というとよくある倒叙推理小説ですが、最後にアッと言わせる仕掛けがあり著者の推理小説家としての面目が伺えます。筆致も高名な貴族出身のせいか、余裕の溢れる高雅さが伺え読ませます。 このウエイドという作家は解説によると出来のいい物が多いそうですが、あまり紹介されずその本領が理解されないまま何十年も経ってしまった不遇の作家だそうで、私もこれ以前に翻訳された二作を読んでとても面白かった為、もったいないと思ったものです。これがきっかけとなって、他の傑作や佳作が順次紹介される事を期待したいです。 黄金時代の犯罪小説の秀作。機会があったら是非。 | ||||
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強欲な悪党ユースタスは私利私欲のために殺人をおかすが、 滑稽で憎めないキャラ。 相続に関する知識がなくても容易にストーリーに入りこめます。 一人称と三人称ごちゃまぜになった文体が躍動感を与え、 彼の「お宝」にありつこうと奮闘する様がある意味笑えてきて、 デズモンドを気遣うあたりは真の悪党になりきれないジレンマが 漂っています(結局殺そうとするのだが)。 伏線が張られた時点でなんとなく先が読め、物語の途中から だいたいの結末が予想できてしまうのが惜しい。 | ||||
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水泳中の事故で父と息子二人が死亡、お葬式へと出向いた遠い親戚のユースタスは、爵位と莫大な財産を相続するチャンスが増したことを知る。しかし相続するにはまだ二人の男が邪魔になる。金に困っていたユースタスは、一族の二人を殺して自分が財産を相続しようと決意する。犯人の側から殺人の計画と実行するまでを描いた倒叙推理小説です。軽薄な遊び人、自己中心的で身勝手な殺人者・ユースタスがよく書けていて、早く捕まらないものかとヤキモキしながら読みました。最後の最後、相続に関する盲点とヒネリがよく効いた、読み応えのあるミステリです。 | ||||
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水泳中の事故で父と息子二人が死亡、お葬式へと出向いた遠い親戚のユースタスは、爵位と莫大な財産を相続するチャンスが増したことを知る。しかし相続するにはまだ二人の男が邪魔になる。金に困っていたユースタスは、一族の二人を殺して自分が財産を相続しようと決意する。 犯人の側から殺人の計画と実行するまでを描いた倒叙推理小説です。軽薄な遊び人、自己中心的で身勝手な殺人者・ユースタスがよく書けていて、早く捕まらないものかとヤキモキしながら読みました。 最後の最後、相続に関する盲点とヒネリがよく効いた、読み応えのあるミステリです。 | ||||
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