大聖堂は大騒ぎ



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初公開日(参考)2004年05月
分類

長編小説

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大聖堂は大騒ぎ (世界探偵小説全集)

2004年05月26日 大聖堂は大騒ぎ (世界探偵小説全集)

オルガン奏者が何者かに襲撃され、不穏な空気が漂うトールンブリッジの大聖堂で、巨大な石の墓碑に押し潰された聖歌隊長の死体が発見される。しかも事件当時、現場は密室状況にあった。この地方では18世紀に魔女狩りが行なわれた暗い歴史があり、その最中に奇怪な死を遂げた主教の幽霊が聖堂内に出没するとも噂されていた。ディクスン・カーばりの不可能犯罪に、M・R・ジェイムズ風の怪奇趣味、マルクス兄弟のスラップスティックをミックスしたと評される、ジャーヴァス・フェン教授登場のヴィンテージ・ミステリ。 (「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.3:
(4pt)

フェン先生、またも笑かしてくれます。

いつ出るか、いつ出るかと心待ちににしていて、やっと手にすることができた作品。文句なしの傑作というわけではないけれど、決して読んで損はなかったというのが正直な感想でしょうか。冒頭のデパートでの乱闘シーンは本筋に直結しているとはいえ、ちょっとサービス過剰かなという感じ。おまけに、「お楽しみの埋葬」に出てきた社会主義者の貴族のお仲間みたいのが出てきたりして、イギリスの貴族ってみんなあんな・・・わけないよねぇ。それから、フェンとその友人でこの作品の主人公ともいうべき人物が事件の関係者の家を訪れた際、ペットとして飼われていたカラスをダシにして二人がE・A・ポーの「大鴉」を暗唱しあう場面、しかもそれが「アッシャー家の崩壊」のラストを髣髴とさせて、よくもまあやってくれるわい、と家族の顰蹙をものともせずクスクス笑いながら読みました。さらに、カーといい、クリスピンといい、なんで登場人物がああも簡単にすぐ恋に落ちるの、と思っていたのですが、ああいう結末になるとは・・・。なんとなく、笠井潔さんの「矢吹駆シリーズ」の某作品を思い出しました(ン、こりゃネタバレになるかしら)。ミステリー本来の評価とは関係ないことばかり書いてしまいましたが、クリスピンの場合はそれがまた楽しいんですよね。
大聖堂は大騒ぎ (世界探偵小説全集)Amazon書評・レビュー:大聖堂は大騒ぎ (世界探偵小説全集)より
4336044392
No.2:
(3pt)

かなり陰惨な話

1945年に発表されたクリスピンの第二作。時節柄、スパイの話も関わってくるが、トリックは立派な本格風。クリスピンの持ち味であるウィットも遺憾なく発揮されており、事件そのものの面白さとも相俟って、引きずられるように読み進めてしまった。しかし、これまで訳されなかった理由も明らかで、無理なストーリー展開には醒めてしまう。意外に暴力的で陰惨なところも重い。 筋書きそのものはこうだ。代理のオルガン奏者としてフェンに呼び出された作曲家ヴィントナーは、デパートや列車内で次々と危険な目に遭う。どうやら、オルガン奏者が来ることを望まない者がいるらしい。しかも、到着早々に前任のオルガン奏者は毒殺されてしまう。さらに聖歌隊長が墓碑に押し潰されて圧死するという事件が発生し…。 部分部分は面白いのだが、決して評価できる作品ではないように思う。やはり若書きゆえの粗さなのだろうか。
大聖堂は大騒ぎ (世界探偵小説全集)Amazon書評・レビュー:大聖堂は大騒ぎ (世界探偵小説全集)より
4336044392
No.1:
(4pt)

怪奇!降り注ぐ墓石

密室の中の大聖堂で降り注ぐ墓石によって圧死するという事件を扱った密室もの。この不可解な状況、黒ミサ等の怪奇趣味、エスピオナージュ、淡い恋愛もの、サスペンスとかなり盛りだくさんな内容に文学的引用で装飾をしたエスプリ溢れるミステリです
大聖堂は大騒ぎ (世界探偵小説全集)Amazon書評・レビュー:大聖堂は大騒ぎ (世界探偵小説全集)より
4336044392



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