永久の別れのために
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1951年作品。ブナやカバの木、アズマキクが咲く英国の村。ここを別荘にしている人たちと、弾かれる肉屋や材木屋一家。牛に歌いかけながら、のんびりのりこんでくるダチュリー氏。知性とウイットの英国ミステリー。若い男女がキスひとつにもためらい、女性はきちんとダチュリー氏の胸に偶然だが気絶する。このところ女性の気絶なんて詠むことはほとんどない昨今、なつかしい。牛の唱和も。 | ||||
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タイトルに惹かれて読んでみました。 英国の田舎が舞台のとても魅力的な作品でした。 斬新なイントロダクションがまず秀逸。 登場人物たちの会話運びも楽しくテンポよく、それぞれのキャラが一人一人目に浮かぶよう! 「埋もれた名作」と書こうかと思ったら、数年前の「このミス」の海外版16位かなにかにランクインしていたようですね。 さすがっ!! フェン教授シリーズ、続けて読んでみようと思います。 この「ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ」はたいへんレベルが高いです。 「ミステリなら早川か創元でしょ!」と思っていましたが、原書房、イケてます!! 品位あるミステリがお好きな方におすすめです。 | ||||
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静かな村の暮らしをおびやかす、悪意を持った中傷の手紙。だれかれなく届けられ、手がかりはたくさんあるようには見えるが警察では差出人をつきとめられないまま。村の宿屋に宿泊している謎の男、ダチェリー氏が調査に乗り出してみるが、手紙がもとで自殺者まででてしまう。果たして犯人は誰なのか?そしてその目的は?英国ミステリによくある、中傷の手紙がテーマのミステリです。内容もいかにも英国風、主要人物や脇役、ホンのちょっとしか出ない村の人々までとてもいきいきと描かれていて、特に容疑者の女性と捜査する刑事、二人の関係はどうなるのだろう?と、一挙一動にわくわくします。ただ、二人の恋愛模様はいろいろあって盛り上がりますが、事件の調査の側から見ると起伏に乏しいように感じ、良くいえば静かにジックリと、悪くいえば淡々と語られていきます。と思いきや、最後で著者の巧みなミスディレクションと、見事なまでの伏線の張り方に「あっ」と驚かされます。「何が淡々とだ!何で気付けなかったんだ!」と自分の読みの甘さにガッカリさせられる、極めて上質のミステリです。 | ||||
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