割れたひづめ



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

6.00pt (10max) / 1件

6.00pt (10max) / 2件

Amazon平均点

3.25pt ( 5max) / 4件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []D
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2002年10月
分類

長編小説

閲覧回数2,157回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数2

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

割れたひづめ   世界探偵小説全集 44

2002年10月31日 割れたひづめ 世界探偵小説全集 44

「あたしがやるようにやってごらん、割れ足さん!」少女の声に応えてすばやく答えが返ってきた。トン…トン…トン…。雪深い山中で道に迷ったベイジル・ウィリング夫妻が一夜の宿を求めた屋敷“翔鴉館”には、そこで眠る者は翌朝には必ず死んでいるという開かずの部屋があった。その夜発生したポルターガイスト騒ぎのあと、不吉な伝説を打ち消すため、くじで選ばれた男がその部屋で寝ずの番をすることになったが、30分後、突如鳴り響いた異常を知らせる呼び鈴の音に駆けつけた一同が目にしたのは、伝説どおり謎の死を遂げた男の姿だった。H・R・F・キーティング“名作100選”にも選ばれたヘレン・マクロイの後期代表作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

割れたひづめの総合評価:6.40/10点レビュー 5件。Dランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

割れたひづめの感想


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

氣學師
S90TRJAH
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4:
(3pt)

『愛は盲目というが、盲目なのは憎しみの方なのだ。愛は時に欠点を見逃すが、憎しみはあらゆる美点を見逃すのだ。』

いや、話と直接関係しているわけではないんだけど。終盤で出てきた上記の一文に非常に納得させられたので星一つ増やした。

(この後若干ネタバレあるのでご注意を)

物語自体はよくあるオーソドックスな密室殺人事件で、出版当時(1968年)においては画期的な作りだったのかもしれないが、今日ではトリックも早々にわかってしまい、少々物足りない。
というか、トリックも動機もタネ明かしも雑すぎ(笑)。
舞台となった曰くのある密室は何十年も閉ざされたままだったのだから、予行演習ができたはずもない。
なのにアレがああいうふうに作用するとなぜわかる?
だいたい、×ー×××で遮られているのだから、まずもってあんなふうになるはずはない。
なので読みながらいろいろ可能なトリックを考えていたのだが、最後に博士が実験もせずに「アレは○○のせいですよ」で片付けてしまったので、オイオイと突っ込みたくなった。

「歌うダイアモンド」でも詰めの甘さというか、強引にこじつける話がちょこちょこ見られたが、この人の作品は雰囲気を楽しむもので、「このトリックが可能かどうか」としかつめらしく考えるものではないようだ。
それでもこの雰囲気は結構好きなので、別の作品も読んでみるか。
割れたひづめ   世界探偵小説全集 44Amazon書評・レビュー:割れたひづめ 世界探偵小説全集 44より
4336044449
No.3:
(5pt)

見事な怪奇的雰囲気の醸成

原題 Mr.Splitfoot (原著1968年刊)
吹雪で閉ざされた山荘、そこに伝わる呪われた伝説、開かずの部屋で起きる殺人。
ポルダーガイスト現象まで飛び出すJ・D・カーを思わせる怪奇編だが、流石マクロイらしく端正な仕上がりのフーダニットとなっている。
殺人方法には類例がある為オリジナリティの面では割り引かざる得ないが、怪奇的雰囲気の醸成が素晴らしく、良い意味で1960年代後半の作品とも思えぬクラシックミステリぶりである。
巧みな作中の少年少女の心理描写も不穏な雰囲気をもり立てる効果を上げている。
割れたひづめ   世界探偵小説全集 44Amazon書評・レビュー:割れたひづめ 世界探偵小説全集 44より
4336044449
No.2:
(1pt)

博士の活躍はあるが。

この本に対する解説(内容)に書かれているほどの謎事件ではないと思った。殺人事件はある、ベイジル・ウィリング博士の謎解きもある、が、内容の半分以上が子供(少女と少年)が主役のように思った。結果にしても、いまいち。
割れたひづめ   世界探偵小説全集 44Amazon書評・レビュー:割れたひづめ 世界探偵小説全集 44より
4336044449
No.1:
(4pt)

部屋が人を殺す

ウィルキー・コリンズが「恐怖のベッド」で書いて以来綿々と書き続けられる“人を喰う部屋”のマクロイバージョン3人もの人間を喰い、50年間封印され続けた部屋の迷信を解き放つため、くじ引きで一人の男が止まった異変を告げる鐘の音が鳴り駆けつけると男が死んでいた・・・伏線の張り方、心理的証拠等はさすがマクロイですが肝心の伝説にリアル感がなくいまいち、部屋が人を殺しているように見えないのが難点
割れたひづめ   世界探偵小説全集 44Amazon書評・レビュー:割れたひづめ 世界探偵小説全集 44より
4336044449



その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク