割れたひづめ
- ベイジル・ウィリング博士シリーズ (13)
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いや、話と直接関係しているわけではないんだけど。終盤で出てきた上記の一文に非常に納得させられたので星一つ増やした。 (この後若干ネタバレあるのでご注意を) 物語自体はよくあるオーソドックスな密室殺人事件で、出版当時(1968年)においては画期的な作りだったのかもしれないが、今日ではトリックも早々にわかってしまい、少々物足りない。 というか、トリックも動機もタネ明かしも雑すぎ(笑)。 舞台となった曰くのある密室は何十年も閉ざされたままだったのだから、予行演習ができたはずもない。 なのにアレがああいうふうに作用するとなぜわかる? だいたい、×ー×××で遮られているのだから、まずもってあんなふうになるはずはない。 なので読みながらいろいろ可能なトリックを考えていたのだが、最後に博士が実験もせずに「アレは○○のせいですよ」で片付けてしまったので、オイオイと突っ込みたくなった。 「歌うダイアモンド」でも詰めの甘さというか、強引にこじつける話がちょこちょこ見られたが、この人の作品は雰囲気を楽しむもので、「このトリックが可能かどうか」としかつめらしく考えるものではないようだ。 それでもこの雰囲気は結構好きなので、別の作品も読んでみるか。 | ||||
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原題 Mr.Splitfoot (原著1968年刊) 吹雪で閉ざされた山荘、そこに伝わる呪われた伝説、開かずの部屋で起きる殺人。 ポルダーガイスト現象まで飛び出すJ・D・カーを思わせる怪奇編だが、流石マクロイらしく端正な仕上がりのフーダニットとなっている。 殺人方法には類例がある為オリジナリティの面では割り引かざる得ないが、怪奇的雰囲気の醸成が素晴らしく、良い意味で1960年代後半の作品とも思えぬクラシックミステリぶりである。 巧みな作中の少年少女の心理描写も不穏な雰囲気をもり立てる効果を上げている。 | ||||
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この本に対する解説(内容)に書かれているほどの謎事件ではないと思った。殺人事件はある、ベイジル・ウィリング博士の謎解きもある、が、内容の半分以上が子供(少女と少年)が主役のように思った。結果にしても、いまいち。 | ||||
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ウィルキー・コリンズが「恐怖のベッド」で書いて以来綿々と書き続けられる“人を喰う部屋”のマクロイバージョン3人もの人間を喰い、50年間封印され続けた部屋の迷信を解き放つため、くじ引きで一人の男が止まった異変を告げる鐘の音が鳴り駆けつけると男が死んでいた・・・伏線の張り方、心理的証拠等はさすがマクロイですが肝心の伝説にリアル感がなくいまいち、部屋が人を殺しているように見えないのが難点 | ||||
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