読後焼却のこと
- ベイジル・ウィリング博士シリーズ (13)
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海軍大佐の未亡人で作家のハリエットの家に集まった間借人は、歴史小説家にミステリ作家、童話作家、翻訳家など文筆業にたずさわる人ばかり。あるとき偶然目にした誰が書いたかわからないメモから、作品を辛辣にこきおろすばかりか作家本人への非難までして毛嫌いされている覆面書評家が間借人の中にいて、この覆面書評家の殺人計画が進んでいることを知る。果たして覆面書評家は誰なのか? 誰が彼を殺そうとしているのか? まだはっきりしないうちに、外国に行っているはずのハリエットの息子が男の死体といっしょに見つかって…。 作者のシリーズ探偵、ベイジル・ウィリングものの本格ミステリです。 解説によると、本書は作者が75歳のときの作品なのだそう。なるほど、その悠々たる筋運び、サスペンス感の盛り上げ方、ときおりよいタイミングで挿まれるユーモアなど、どれをとってもベテラン作家ならではの秀作です。 ここ数年で評価の高まった感のあるヘレン・マクロイの実力が存分に発揮された一冊です。 | ||||
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ヘレン・マクロイは本格派でデビューしましたが その後、本国でも本格物は売れなくなったこと 結婚相手(ブレット・ハリデー)の影響で サスペンス物に転向していました それはそれで傑作も生み出しているのですが 戦後2度ほど本格物に回帰しようとしていて その2回目がこの作品です トリックは当時は斬新だったんだろうけど 今では陳腐になってしまっている 人の不安をかき立てる中傷の手紙と それを取り巻く心理の動きはさすがマクロイですが それ以外の書き込みは非常に浅いのが残念です | ||||
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