死への落下
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
死への落下の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
破産した退役軍人のチャールズ・ラスリンは、金持ちの未亡人で年上のケイトに見そめられて結婚する。多分に打算的な結婚だが、最初のうちはそれなりに幸せだった。だが、若く魅力的な女性の出現をきっかけに、夫婦仲がギクシャクし始める。そんな折り、ケイトが謎の転落死を遂げる…。チャールズは主人公であると同時に、最有力容疑者でもある。だが、彼が犯人なのか、そもそもケイトの死が他殺なのかすらも、最後の最後までわからない。このような、主人公の立場が明確でない話は、案外読みにくい。たとえば、チャールズが苦悩する心理描写があるが、悩むのは犯人だからか、それとも無実だからかがはっきりしないので、読んでいる方も宙ぶらりんの気持ちになるのだ。心理描写を廃して、徹底した第三者視点から、登場人物のセリフや表情、しぐさ等、表に現われたものだけを描く書き方だったら、ずっと良かったように思う。結構良く出来ている話なのに惜しい。この話は、内面の心理描写がない(できない)TVドラマの方が向いていると思う。イギリスの田舎の風景やお屋敷の雰囲気が生き生きと描かれているので、これも画像で見たら楽しいだろう。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|