十津川班の新米刑事・津村の両親が殺された。

テレビで人気の女性アナウンサー草刈彩香が殺害された。

グラハム・ベルが電話機を発明してから一四〇年の歳月が流れたが、とりわけ、この十数年の進歩は、黒電話からスマホへと、目まぐるしいばかり。

人材派遣会社社長の山際卓郎は、クラブママの結城あやから人脈と資金面の協力があり事業が成功した。

「この娘の父親を捜しています」恋人浜口とグアムの休日を楽しむキャサリンに話しかけた、子供を連れた現地女性ナナ。

ホステスが扼殺された。彼女は常連客の誰かを強請っていたらしい。

雑誌編集長の椎名沙智は、アルバイトをしていた保坂奈美枝の結婚披露パーティーに出席するため、福井県小浜市へと向かった。

大阪発富山行きの“サンダーバード1号”のなかで、男が一人殺された。そして翌日、金沢・兼六園で女が殺された。

横浜で海外旅行添乗員、大阪で若妻、そして東京で元暴力団準構成員が連続して射殺された。

深緑の奥入瀬で黒ずくめの男の死体が発見された。被害者の五木田は横浜の資産家。

信州・白樺湖畔で刺殺体が発見された。36歳の被害者、増田年男は小学校同級会の旅行に合流する途中だった。

十津川と亀井の所属する警視庁捜査一課の小川刑事が結婚した。

「あの件は、もう終ったの」女子大生夏川麻里は、親友の水原ミキに手紙を宛てた後、失踪した。

観光旅館の経営者、堀田英作が信州上山田の上流にある砂防ダムに墜ちて死んでいた。

その殺人事件は横浜のホテルで起こった。被害者は青酸カリによる中毒死だった。

埼玉県岩槻市にある武蔵自動車教習所の配車係りが川土手に倒れているのを、路上教習中の同僚が発見。

テレビのクイズ番組に出たことがきっかけで、嵯峨秋子、明石夏子、伊勢次郎、志摩信一の四人は、京都・神戸旅行に出かけた。

十津川警部の大学時代の友人・岡部が妻殺害の容疑で逮捕された。現場は旧婚旅行先の九州・高千穂だった。

鳥取・米子の奥座敷皆生温泉のホテルで女の絞殺体。大阪・伊丹空港ターミナルビルの職員通路で男の刺殺体。

東京発広島行きの新幹線車中で発見された女性の変死体は、缶ジュースに混入された毒物による他殺死と断定された。

毎日新鮮な花束を買っては捨て、墓参を欠かさなかった女。

函館在住の推理作家を訪ねようとしていた編集者弘田の服毒死体が青森で発見された。

寝台特急「富士」に乗っている男が、同時刻に他の場所で殺人を犯すことができるだろうか?日向・札幌・東京で起った殺人事件の真犯人を追って、黒江壮、笹谷美緒の探偵コンビが、犯人のめぐらした鉄壁のアリバイ崩しに挑む。

捜査願が出されていたヤミ金融業者が、横浜の運河で他殺死体となって発見された。ルポライター浦上伸介が取材に乗り出した。

夏休み、人けのない校庭に男の死体が転がっていた。校内には十五人の生徒だけ。

ある母娘を脅かす「悪魔の声」。

美貌と一枚の名刺だけを頼りに上京した若い女性。ツテも実力も無く、甘い野望を背負って来た若者たち。

ホームズの爆発的なヒットに触発されて登場したライヴァルたち。

自殺か他殺か?美貌の歌手の飛び降り事件解明を依頼された伊集院大介は、彼女が“現代の魔女”だったと知る。

十津川警部、涙す！ アリバイ崩し、時刻表トリック、 人間消失… ミステリアスな旅が始まる！ 警視庁に美しい女性が面会にやって来た。

大阪・枚方のアパートで女性が殺害された。

私立探偵の葉山俊二は、青江糸子という若い女性から失踪した内縁の夫、花紋鶴吉の捜索を依頼される。

神戸の住宅街に住む古畑夫妻と娘の香が、生きたまま焼かれるという猟奇的殺人事件が起こった。

深夜の雨の中、名神高速で自動車事故が起き、運転中の商事会社・社長は即死した。

今井明子は認知症予防も兼ね、彦根城の観光ボランティアをしていた。

本格ミステリの巨匠・鮎川哲也が復刊を熱望していた幻の純粋探偵小説 「十二人の抹殺者」が五十三年ぶりに復活! ふたつの屋敷で次々と起こ る連続殺人事件に挑む名探偵・江良利久一の推理。

推理作家の荒木とともに向かった信州・穂高の別荘で、編集者の笹谷美緒は、荒木の妻の絞殺死体を発見する。

京友禅絵師・浅川万葉が自宅で自殺した。偶然、彼の反物を展示会で見たキャサリンは、そこに文字のような不思議な模様を発見。

東京駅総合指令所に、「踊り子5号に爆弾を仕掛けた」と、電話がかかった。

夏の終わりの土曜日、捜査一課の志垣警部は、部下の和久井とともに富士登山に挑んだ。

能登半島にあるホテルの一室で、観光ツアーで訪れた主婦の死体が発見された。死因はシアン化合物による服毒死。

朝霧が晴れた最上川の川岸で、若い女性の他殺死体が発見された。釣り糸のようなもので絞殺されていたのだ。

南紀白浜で女性が毒殺された。被害者はT・Hという人物からの手紙を所持していた。

飛騨高山で両親の法事を終えて帰京したOLが、浜松町の自宅マンションで殺害された。

私立高二年生の白鷺奈々のもとに奇妙な手紙が届いた。

梅の花が散り始めた小田原の城址公園で、若い女性の他殺死体が発見された。

元スター女優・二条ゆり子が首吊り自殺した。死亡広告を見た検視官・江夏冬子は、その死に疑問を抱く。

推理作家池加代子が自作のドラマ撮影にゲスト出演するため訪れた撮影所で、主演女優の牧理代子が怪死を遂げた。

有名な日本画家沢木は、東京で活躍していたが、祇園の舞妓・小菊と親しくなり、ここ数年は京都に住んでいる。

鉄道ファンに人気の無人駅、信州・姨捨駅を休暇で訪れた警視庁捜査一課の亀井刑事は、奇妙な服装の男を目撃して驚愕する。

松山港にほど近い人気のない工場街。レンタカーのなかで争う男女の姿が通りがかったOLによって目撃された。

従姉妹の結婚式に出席するために、青森県へ向かった美奈子が、行方不明に!ところが、同じ披露宴に出席したイタコの老婆が亡くなり、同じ村の出身である男性が転落死した。

京都西陣。

日本人観光客でにぎわう、ニュージーランドのクック山のふもとで、観光バスが転落した。

盛岡発宮古行「快速リアス」の車中で荒木圭介が毒殺された。

派遣社員の川原光輝33歳が、上司の田丸祐介と同僚の西名はるか殺害容疑で逮捕された。

多摩湖畔で、橋本商事社長・橋本圭一の死体がみつかる。だが、橋本は、遠く離れた丹波篠山に商用で出向いていたはずだった…。

観光船から恋人に書き送った手紙には出港からの船客たちの動きが詳細に書きとめられていた。

性欲の処理を出来ず勉強が進まな

時代祭の夜に、祇園の芸妓が殺された。

兇器、アリバイ、動機―完璧な条件で行なわれる完全殺人。しかし、やがて訪れる時効の向う側には…。

その銃弾が放たれたのは、1984年のことであった。

火の国で人が殺される―警視庁捜査一課宛に手紙が届いた。

休暇でロンドンを訪れた杉下右京が、 殺人事件の容疑者と間違われたことから捜査に関与する「奇術師の罠」、 香港の連続殺人鬼の完全犯罪を暴く「シリアルキラーY」の2編を収録。

新宿で助けた藤村雅子と、金沢高一はホテルで一夜を過ごしてしまう。

トモ子の許嫁、宗一が殺人の主犯として逮捕された。

映画の都ハリウッド。

船下りで知られる京都・保津川峡谷。その崖の上から男が何者かに背中を突かれて転落死した。

写真を見た二之宮彩子は、十ヶ月ほど前に自らが被害者となった、身代金目的の誘拐事件の顛末を語り始める。

剣持直樹は、警視庁が非公式に組織した極秘捜査班の主任だ。

仲のいい近所同士のホームパーティは、たがいの「恋愛問題」がもつれて気まずい形でお開きとなった。

カルチャーセンター学長が謎の男に刺殺された。

夏樹ミステリーの円熟を示す傑作中篇集 夫殺しの嫌疑をかけられた妻のアリバイの鍵をにぎる「幻の男」とは誰か。

老人相手の詐欺犯が三島市内の隠れ家で刺殺された。男の足どりを辿ると、前夜一緒だった女の存在が浮かび上がる。

仄暗い湖で同時に発見された3つの死体。「心中」と「絞殺」を結ぶ線とは?4億円着服事件が浮上した直後、新たな殺人が。

東日本各所にチェーン店を展開する宝飾量販店「ジュエリー伽羅」の森島社長が、札幌のホテルで殺された。

信州・諏訪湖畔の毒殺死体は、殺人で指名手配中の永沢洋三だった。

画家志望の青年が殺された。

日本脳炎ワクチンの実験は、網走刑務所で行われた。臨床医学の心得がある私が選ばれた。

東京駅丸の内側に林立する高層ビル街で、着物姿の老婆の他殺体が発見された。

八ヶ岳の赤岳に登る途中で、大学生の井能哲也が転落死した。原因は不自然に折れた二本のアイゼンだった。

諏訪市内で、目の不自由な母親をかばった少女が轢き逃げされた。

シカゴの老刑事エイブ・リーバーマンは、周囲の小さな世界で頻発するさまざまな出来事にかこまれて生きている。

内科医パーチェイスの後妻と娘の二人が殺された事件は、平穏なフロリダの街カルーサを戦慄させた。

東京・世田谷で白昼、弁護士夫人が絞殺された。

大阪で会社員の男性が、水上温泉で美貌の人妻が同じ日に刺殺された。

宍道湖の湖畔に建つホテルで、横浜の会社員・落合和彦が「殺される!」という悲鳴とともに転落死した。

傲慢、奇矯な若き天才画家が、自宅駐車場で刺殺死体となって発見された。その恋人は同夜、別の場所で毒死を遂げていた。

御殿場で放火殺人が発生!密告電話で、一人の女性が犯人と名指しされた。

刑事弁護士となったホープのもとへ、初めて殺人事件の弁護の依頼が飛び込んできた。

今日もまた、どこかで謎に満ちた殺人事件が発生。警察は、まったくお手上げの状態である。

本格推理小説の中でも人気の高い“アリバイもの”の傑作8編を収録。

中央線沿線の韮岡で青酸中毒死体が発見された。被害者は、証券会社の経理部に勤める原田京子であった。

『日本総合テレビ』の秋の連続番組『武田信玄の野望―二人の影武者』の撮影が進んでいた。

『ブルートレインで行く、九州三泊四日の旅』の下見で大分・由布院温泉に出張した美代川麗子が、偶然殺人事件の死体を発見した。

『私は騙されました。私の人生そのものを騙されてしまいました。

三月五日、日曜日の夜。札幌駅に寝台特急“北斗星6号”が入線してきた。

黒い運河には大きい月が浮かんでいた。橋の上からひとりの男が突き落とされた。

東海道本線と横須賀線の分岐点となる大船駅に、久里浜行きの列車が停車して間もなく、乗客の中から悲鳴があがった。

寝台特急のガラス窓を破って墜死した男は、なぜか石の鉢を抱かされていた。