信州・奥多摩殺人ライン

1986年09月01日　信州・奥多摩殺人ライン (エイコー・ノベルズ)

深夜、人気推理作家の荒木康之は、女性編集者と共に、信州の穂高に向かった。だが、穂高の別荘で待っていたのは妻の絞殺死体であった。その数日後、タレント志望の田村カオリが奥多摩で全裸死体となって発見された。事件を追う捜査員の前に、二人の女性が微妙に絡み合い、二つの地の“殺人ライン”が一本の線に結ばれた時、共通の男友達が有力容疑者として浮かんできた…。だが、事件は二転、三転して意外な犯人の素顔と驚愕の事実が暴かれていく。信州の自然を背景に、周到なトリックと卓越した謎解きで推理ファンを魅了する会心の書下ろし長編推理力作。 (「BOOK」データベースより)

1989年02月01日　信州・奥多摩殺人ライン (ケイブンシャ文庫)

推理作家荒木康之の妻智子が信州安曇野の別荘で絞殺された。死体の第一発見者となった編集者・笹谷美緒ははからずも事件に巻きこまれる。同じころ奥多摩山中でも若い女性の絞殺死体が発見された。全く別個の殺人と思われたこの二つの事件…。だが、被害者同士の行動が微妙に絡みあった時、浮かんだ容疑者には、鉄壁のアリバイが…。御存知名探偵コンビ美緒とその恋人が大トリックに挑む長篇推理。 (「BOOK」データベースより)

1992年08月01日　信州・奥多摩殺人ライン (講談社文庫)

名推理を発揮し続ける笹谷美緒&黒江壮の名コンビシリーズ初登場の記念碑的本格ミステリー長編。事件は美緒が担当する推理作家の妻が信州の別荘で殺されたことから始まる。一方、奥多摩で同じころ若い女性の死体が発見される。全く別の事件の裏に潜む不可解なアリバイトリックを壮&美緒が解き明かせるか。 (「BOOK」データベースより)

2017年03月09日　信州・奥多摩殺人ライン (光文社文庫)

推理作家の荒木とともに向かった信州・穂高の別荘で、編集者の笹谷美緒は、荒木の妻の絞殺死体を発見する。数日後、奥多摩で若い女性の全裸死体が。二人の女性と関わりのある男が容疑者として浮かぶが…。美緒の恋人・黒江壮は、慶明大学に勤める数学者。端整な顔立ちで、とても無口な「名探偵」である。寡黙にして、精緻な推理で、壮が導き出した真相とは!?(「BOOK」データベースより)