立証



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初公開日(参考)2011年06月
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長編小説

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立証 〈新装版〉 (徳間文庫)

2022年01月12日 立証 〈新装版〉 (徳間文庫)

事件を操る指揮者(コンダクター)は誰だ! ? 二つの事件が結びついたとき、衝撃の真実が浮かび上がる! 本書読了後には、目次を読み返して戴きたいし、このカバーもじっくりと眺めてみて欲しい。 〝よくできたミステリ〟であることが、なお一層理解できるだろう。 四半世紀に及ぶ作家活動で培った技と知見を注ぎ込んだ一冊がこの『立証』である。 最後の最後のエピソードまで堪能されたい。 ――ミステリ書評家・村上貴史氏(解説より) 大学教授の針生田がタイ人留学生ヤンに対する強姦未遂容疑で逮捕された。 針生田はヤンに誘われたと反論、結果は不起訴となった。 ヤンから相談を受けた弁護士の香月佳美は、針生田に対する民事訴訟の準備を進める。 その後、埼玉で起きた放火殺人の被害者女性に針生田が二百万円を 振り込んでいたことが判明。だが事件直後、針生田は何者かに殺害され……。(「BOOK」データベースより)




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立証の総合評価:7.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(4pt)

説明がくどいが、ストーリーは楽しめます

強姦未遂事件と放火殺人事件がどこでどう結びつくのかが分からず楽しめます。
ストーリーは良くできていますが、登場人物に裏切られたような気持ちになることは否めず、読後はスッキリした気持ちにはなれません。
最後は会話としての説明がくどくど続く感があり、殆ど口を挟まずこの説明を聞いている相手が、果たして理解できているのかを疑ってしまう。
立証 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:立証 (徳間文庫)より
4198933820
No.1:
(3pt)

さすがミステリーの手練れの手にかかった佳作

深谷忠記は、壮&美緒というシリーズ・キャラクターが活躍するトラベルミステリーと、本書のような社会派的な本格ノン・シリーズとを交互に書いているが、最近は前者は“お休みして、後者のほうに重点を置いて”年に一作発表しているようだ。本書はそんな範疇に属する’07年発表の長編『傷』を今回の文庫化に伴って『立証』と改題した作品である。

主な事件は大学教授の「強姦未遂事件」と若い男女の「放火殺人事件」である。ストーリーは、それぞれの関係者の行動と放火事件を捜査する刑事の視点で進行する。
やがて双方の視点が交錯してきて、ふたつの事件の繋がりが見えてくるのだが、いろんな事情が複雑に絡み合って、なかなか一筋縄では終わらない。とにかく、ミスディレクションと、どんでん返しに次ぐどんでん返しの連続で、読者に「そうではないか」と思わせておいて、次はまったく別の展開をみせる。

そして・・・あらたな殺人事件が発生するに及んで「どう落ち着くのだろう」と読んでいて迷ってしまう。やっと、終章のひとつ前の章でやや真相が見え、終章で、最後まで謎だった陰の真犯人の意図と罪が明らかになるのである。これだけ複雑な構図を持っていながら、いわゆる大作ではなく、一気に読み切ってしまえる長さに収められているのもいい。

さすがはミステリーの手練れの手にかかった作品であるといえよう。

立証 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:立証 (徳間文庫)より
4198933820



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