二重裁判



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    初公開日(参考)1986年05月
    分類

    長編小説

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    二重裁判 (集英社文庫)

    1991年03月31日 二重裁判 (集英社文庫)

    東京高輪でおきた社長殺しの容疑で逮捕された古沢克彦は無実を叫びながら、獄中で自殺した。兄の無実を信じ名誉回復の再審を弁護士に依頼する妹秀美。だが、公判中の被告人の死は、有罪ではなく無実というのが法律上の建前で再審請求には該当しない。マスコミが騒ぎ、殺人者に仕立て上げられた兄の無実を晴らすために、秀美が打った奇策と意外な事実とは…。真実を問う長編法廷ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    二重裁判の総合評価:9.17/10点レビュー 6件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    テレビドラマになりそう

    はじめて小杉健治の本をよみましたが、けっこう面白かったです。深みはありませんでしたが、とても庶民目線の読みやすい話でした。結末も良かったです。

    わたろう
    0BCEGGR4
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.5:
    (5pt)

    実によくできたストーリで感心しました。

    TVドラマの原作で知りました。無実を訴えたまま獄中で自殺した兄。その無念を晴らすために婚約を破棄された妹(古沢秀美)が犯人を殺害してまでマスコミに報復しようとしたが・・・果たして妹の運命は・・・
    以下の俳優の名演技が素晴らしく、最後の真実が傍聴人全員退廷で語られるのだった。
    古沢秀美:蓮佛美沙子
    和田孝太(記者):内田朝陽
    古沢克彦(秀美の兄):山中聡
    広瀬輝夫(秀美の婚約者):眞島秀和
    葛原彩子:高橋かおり
    新田美智子:木内晶子
    岩佐美紀子:大家由祐子
    上田課長:小野了
    塩島(刑事):松重豊
    川田(高輪南署刑事):高橋和也
    裁判長:石丸謙二郎
    スナック店長:梨本謙次郎
    山岡一雄(弁護士):西村雅彦
    江藤佳子(社長):麻生祐未
    瀬能寿夫(弁護士):加藤雅也
    二重裁判 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:二重裁判 (集英社文庫)より
    4087497046
    No.4:
    (5pt)

    1984(昭和59)年から1986(昭和61)年まで

    ロジカルな話の進展は、本書のミステリーとしての出来の深さにはあまり関係がありません。

    本当の実力は、数少ない登場人物の配置の的確さにあるのだと思います。
    「これからのこの証人に対する尋問は、証人のプライバシーにふれることになります。傍聴人の退廷をお願いいたします」で、排除されたのが、ひととものとなにものであったのか、です。

    最初、蓮佛美沙子氏らによるテレビドラマ映像で拝見し、逆に原作にすすみました。素晴らしかったです。
    二重裁判 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:二重裁判 (集英社文庫)より
    4087497046
    No.3:
    (5pt)

    満足

    新本みたいでした
    二重裁判 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:二重裁判 (集英社文庫)より
    4087497046
    No.2:
    (5pt)

    今から四半世紀ほど前に描かれた傑作法廷ミステリー

    今から四半世紀ほど前に描かれた傑作法廷ミステリー。幼き頃に両親を亡くした兄妹。妹面白いの兄の古沢克彦は社長殺しの容疑で逮捕され、無実を叫びながら獄中で自殺する。兄の無実を信じる妹の秀美は兄の名誉回復のため…

    タイトルの二重裁判の意味は読み進むうちに少しずつ明らかになるのだが、冤罪の恐ろしさと兄妹の強い絆を感じさせる見事な構成の小説だった。また、冤罪を産むのは警察や裁判所などの司法機関だけではなく、マスコミの報道も大きな要因の一つであるという強いメッセージも描かれ、今のマスコミの暴走を見ると四半世紀ほど前の作品とは思えない先見性をも感じた。
    二重裁判 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:二重裁判 (集英社文庫)より
    4087497046
    No.1:
    (4pt)

    法廷ドラマというより人間ドラマ

    週間文春1986ベスト10 総合8位
    強盗殺人の被疑者 古沢克彦は、無実を訴えながら、獄中で自らの命を絶ってしまう。被疑者死亡、推定無罪のまま、裁判は終了するが、世間から疎んじられ、婚約者に去られた妹 秀美は、兄の無実を立証しようとする ・・・
    20年以上前の作品であるが、裁判で有罪が確定する以前=推定無罪にあっても、マスコミ等によって実質、有罪の扱いになってしまうのは、近年でもよくあるケースだ。裁判の途中にあって、被疑者死亡の場合には、その無実を立証し、名誉を回復するすべがないという事実は、本作品にて初めて知った。
    本作品では、真犯人は、早々に予想がつくし、中盤には、読者に提示される。が同時に、それを明らかにする方法がないのだ。秀美がとった行動は、それを可能とするものではあるが、克彦が黙して語らなかった謎と、その真相、彼女が最後まで待ち望んでいたものがわかったとき、やるせない気持ちになる。
    主たる登場人物たちが、決して強い人ではない、ということろが良い。法廷ドラマというより、人間ドラマである。
    二重裁判 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:二重裁判 (集英社文庫)より
    4087497046



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