発行日：2011年06月03日

出版社：徳間書店

ページ数：429P

【あらすじ】

大学教授の針生田がタイ人留学生・ヤンに対する強姦未遂容疑で逮捕された。結局は不起訴となったが、ヤンの相談を受けた弁護士の香月佳美は、針生田に対する民事訴訟の準備を進める。一方、妻の珠季は夫の借りた銀行の貸金庫の中に、二百万円の不審な振込金受取書を発見する。しかも振込先の女性は埼玉で起きた放火殺人事件で死亡していた……。二転三転、意外な結末。深谷ミステリーの真髄、ここに！ 出版社からのコメント 人を殺さなくても殺人犯よりも重い罪を犯す人間がいる。『審判』で注目の著者による本格推理。二転三転する結末に注目。

発行日：2022年01月12日

出版社：徳間書店

ページ数：432P

【あらすじ】

事件を操る指揮者(コンダクター)は誰だ! ? 二つの事件が結びついたとき、衝撃の真実が浮かび上がる! 本書読了後には、目次を読み返して戴きたいし、このカバーもじっくりと眺めてみて欲しい。 〝よくできたミステリ〟であることが、なお一層理解できるだろう。 四半世紀に及ぶ作家活動で培った技と知見を注ぎ込んだ一冊がこの『立証』である。 最後の最後のエピソードまで堪能されたい。 ――ミステリ書評家・村上貴史氏(解説より) 大学教授の針生田がタイ人留学生ヤンに対する強姦未遂容疑で逮捕された。 針生田はヤンに誘われたと反論、結果は不起訴となった。 ヤンから相談を受けた弁護士の香月佳美は、針生田に対する民事訴訟の準備を進める。 その後、埼玉で起きた放火殺人の被害者女性に針生田が二百万円を 振り込んでいたことが判明。だが事件直後、針生田は何者かに殺害され……。