無罪
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国家権力を否定したいがために、冤罪を強調しすぎて、逆に無罪を神格化して表現しているのは、作者の思想からして仕方ないが、 やはり偏り過ぎ。司法スタイルの、イギリス賛美、日本批判もチラホラ… 氏の、反戦や左翼はあまり読みたくなかったので、裁判モノなら公平か!と、買ったのですが… 過去の冤罪などの裁判は、当時の世界を生きてる人々には、その時は、冤罪、無罪は、わからなかった!…とゆう大前提の視点を、しっかり持ってなければ、絶対に偏ってしまう! しかし、表現は自由なので。 | ||||
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シンナーを常習する通り魔に息子を殺害された父親、ノイローゼで子どもを2人殺害してしまった主婦の事件からストーリーが展開される。 いずれも刑法39条「心神喪失者の行為は、罰しない。心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。」を根拠に無罪になったり、減刑されたりする。 こうした事案が減刑(もしくは無罪)になる是非を考えさせられる社会派のミステリー作品。 テーマは重く、興味深いものであったがストーリーの単純さや起伏の無さが残念。 同様のテーマでは、「そして殺人者は野に放たれる 」(日垣隆、新潮文庫) が詳しかった事を思い出した。 | ||||
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この手の小説って必ず「加害者視点が足りないと文句つけるアホがいるんだよね。 加害者が悪く書かれると怒る奴w その手の読者は、多分シンナー覚醒剤通り魔の同情的エピソードがない!と不満もらすだろうね。 本書は二通りの加害者をリアルに描いているわけだけど、正直我が子を殺めた香織への共感が全く持てなかった。 鬱になり思い悩み愛する娘と息子を殺す、自分は死にきれず、、ここまではまだわかる。 無罪になってしまったことで、多分彼女はより苦しんだと思う。 でもさ、再婚して子供つくっちゃうかね? 節操ないというか、普通セックスすらできないだろうよ心境的に。元の亭主は妻に二人の子供を殺されておそらく一生再婚せず一生苦しんで生きる、なのに香織自身は周りに迷惑かけながら自殺するでもなくちゃっかり子づくりして旦那に言われるがままとりあえず産んでまたゴチャゴチャ自殺未遂やらなんやら、同情の余地ないわ。 シンナー中毒で殺しまくってる犯人、よくあるよねこの手の事件。 まぁ小説だから遺族が加害者殺してハッピーエンド、は当然無理として、クソ裁判官が恩情判決下した加害者に殺される結末があれば読みたいね。 この作家さんの本は初めて読むけど、インテリぶって加害者を美化して根拠のない性善説唱えて綺麗事ばかり抜かす作家が多い中、 なかなかおもしろいお話を書く人だなぁと、また別の本も読もうと思う。 | ||||
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結論を見せずに読者の想像を掻き立てる手法をとっていますが、今ひとつリアリティに欠けますし文章に筆力も感じません。 特に全体の構成に不自然な脅迫観念を植え付ける手法には不愉快さを感じました。 ここでは正確なレビューも少ないのに驚きました。 | ||||
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その存在の是非が問われている刑法第39条をテーマにし、 加害者と被害者の遺族の心理を赤裸々に描いている。 個人的には39条によって無罪となった加害者とその関係者の 事件後の行為にはまったく賛同できないし、被害者の遺族が 「やられ損」となってしまうことにも納得できない。 ただドキュメンタリーではなく物語として書くならラストは ああいう風にする以外ないのだろうが、好みではないラストに 減点1。 | ||||
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