AIには殺せない: 東京~出雲殺人ライン
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まず,AIはいっさい出てきません.犯人どころか,その言葉自体や匂わすものすらなく, 事件現場が寝台列車のA1客室だったため,見間違えたかとタイトルをを見直したほどです. その件については,巻末の『解説』にて理由と言いますか,触れられてはいましたが, 確かに「なるほど」とは思わせられたものの,それでも『思われます』のレベルであり, 騙すとまでは言いませんが,人工知能ブームを利用しているようで首を傾げてしまいます. 一方,時刻表の盲点を重ねるアリバイトリックや,犯行に用いられる仕掛けなどは, 『アナログ殺人』との謳い文句通りでしたが,車両や客室の編成図は推理に関係なく, それならイメージの湧きづらい仕掛けや,犯人の行動の方を図解にしてほしかったです. また,島根と東京という離れた場所,そして関係のない人間たちが繋がっていく展開も, 実は友人で知り合いでと,動機や因果とは別の,都合のいい狭い世界で回っている印象で, 全てが解明されるわけではなく,これからとして終わる最後にもやや物足りなさが残ります. このほか,主人公夫妻と警察との近すぎる関係や,『宇宙人』と呼ばれる夫のキャラなど, 過去作を知らないせいもあるのでしょうが,ありがちとはいえ,違和感は拭えませんでした. | ||||
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