2004年に怪談専門誌『幽』でスタートした〈深泥丘シリーズ〉。

疾走する列車が、凍える大地に死を招くのか――? 十津川警部が謎に挑む! 大人気トラベルミステリーシリーズ、文庫最新刊。

死後に注目された萩生仙太郎の絵画が、30年ぶりにオークションへ出品されることになった。

元刑事の始末屋が鉄槌を下す 裏稼業に転じた敏腕刑事 この男、正義か悪か? 表は探偵、裏は悪党に非情な制裁を加える始末屋である元SAT隊員の深見慎也。

山間の村に単身赴任していた柳沢は、8年ぶりに東京の我が家へ帰ることに。

2000年、39歳になった“弓島珈琲”店主の私(弓島大)の元に二つの事件が舞い込んだ。

逃げ続けることが、人生だった。 家族に時効はない。

たとえば会社、スーパー、商店、娯楽施設に社寺、病院、駅すらもが建物だ。

青山墓地で発生した幼女惨殺事件。その被告人は、独房で奇妙な独白を始めた。

都心で市民を狙った爆弾事件が発生。爆弾が仕込まれたのは携帯電話だった。

失業中の男が法外な報酬を提示され、初対面の女性と少女と1か月間、家族を演じるという奇妙な仕事を引き受ける。

大学受験に失敗し、予備校に通う信也はある日、河川敷で絵を描いていた紅美子と出会う。

社会のレールの上で鬱積する男は、「正常」ではなく「狂気」に救いを求め、喜びなき道に足を踏み入れた。

「アタシ」は20年間、蔵に監禁されていた。

有能だが不運すぎる女探偵・葉村晶シリーズ第4弾。

余計なことはしない、がモットーのごく平凡な男、名井等、35歳。

私は必ず日本に帰ってみせる。石田清美、21歳。

伊勢志摩サミット警備で緊迫する志摩半島の英虞湾で緊急事態発生!真珠養殖が盛んな“宝の海”から引き揚げられた死体は、闇経済を疾駆するブラックジャーナリストだった。

『蔵』でアルバイトを始めて一年。

テレビ制作会社のディレクターの沼崎恭太は、「渡辺誠君を救う会」の共同記者会見の取材のため、カメラマンと仙台に向かった。

幽霊が視えるようになったぼくは地縛霊の館川小梅さんと出会う。

日々の生活の中でたまった鬱を、日々の生活の中でいかに散ずるか。 「物」を買い、使い、また買い、使う。

過酷な労働を強いられ、辞めることもできない。

北海道のある町で運命的に出会った中学生「ニコ」と「弥子」。

日本橋の織物問屋・大津屋で正月恒例の七種粥を食したところ、主人と番頭夫婦が死んだ。

おれが必ず燦に逢わせてやるー遊女に堕ちた身を恥じながらも燦への想いを募らせる篠音に、伊月は誓う。

新兵衛長屋界隈で、赤目小籐次を尋ねまわる怪しい輩がいるという。

著者のエッセンスが満載された最後の短編集 八人の子供がいる家庭へ脅迫電話。「子供の命は預かった」。

弱小<すずめ>バスの「幽霊ツアー」。霊感バスガイド・町田藍が、幽霊と話せる能力を使って怪事件を解決していく。

高校を卒業したばかりの小麦は、ホテルのパート従業員だった父・細川幹夫が放火し、自殺を図ったホテルで素性を隠しながら働くことになった。

ある少年の体内で見つかった未知の臓器。以後、世界中で発見され、彼らはギフテッドと呼ばれる。

蛍川鉄道の藤乃沢駅で働く若手駅員・夏目壮太は〝駅の名探偵〟。

青春の思い出を語り合うだけのはずだった。

ソマリアの国境付近で活動する陸上自衛隊第一空挺団の精鋭達。

【巨匠ジョン・ル・カレの孫娘が放つ話題作】 2003年6月、バルセロナで若い女性が次々と殺された。

警視庁強行犯係・樋口顕のもとに殺人事件の一報が入る。被害者は、キャバクラ嬢の南田麻里。

「おまえのバットはEDじゃ～」厳しい野次の中、二千本安打を目指すベテラン四番打者の覚悟(「塀際の魔術師」)。

偵察飛行に向かってから二日後に帰投したパイロットは、その間の記憶を失っていた。

「白雪姫」「ラプンツェル」「かえるの王さま」「くるみ割り人形」 ――誰もが知っている、おとぎ話に隠された、 恋物語と事件の≪真相≫を “偽"恋愛小説家&駆け出し編集者コンビが読み解く 連作恋愛ミステリ第2弾。

第二次大戦中に天才料理人・直太朗が完成させた究極の料理を蘇らせてほしいと依頼された、絶対味覚=麒麟の舌を持つ佐々木充。

江戸・深川の縫箔(刺繡)屋丸仙の娘・おちえは、「弟子入りしたい」と突然丸仙を訪れた美しい若侍・吉澤一居に心を奪われる。

こんなはずでなかった結婚。捨て去れない華やいだ過去。

熱海と湯河原でクラブを経営していた美人ママを絞殺し、六年の刑期を終えて出所した小早川が熱海に帰ってきた。

辞令がなければ、函館に戻るつもりなどなかった。刑事田原稔は、正式な着任の前日、殺人事件発生の報を受ける。

表沙汰にできない依頼を違法すれすれの方法で解決する裏ビジネスのプロ集団シルバー・オクトパシー。

京都路地裏にある「ジャスミン荘」は、居酒屋や喫茶店が軒を連ねる昔ながらの長屋。

防衛大学校四年生の藍羽祥子は、F14トムキャットに搭乗する将来の海自幹部候補生。

ロンドン南東部の下町で、冬の朝、四歳の少年ダニエルは突然姿を消した。

大英博物館に勤務する矢島剛は、大学の同級生ジミーから龍の像の鑑定を依頼される。

刑事のエリザベスは、少女監禁犯を拷問の上、射殺したとして、激しい批判にさらされていた。

五千メートルのレースで貢に敗れた碧李。その時、碧李の胸には勝ちたいという新たな衝動が込み上げる。

千坂道場の年若い門弟・荒川と石黒が稽古帰りに御家人風の武士に襲われた。

鬼才・北森鴻の遺志を継ぐ著者が挑む、古美術と宝石をめぐるミステリアスドラマ 典雅にして清澄な美の世界から、欲と情念と打算の絡み合いが暴かれる! --ミステリ評論家・千街晶之 ジュエリーデザイナーの飛龍冬鹿(ひりゅうとうか・32)は、5年前、骨董商の父を不可

韓国の原発がハッキングされ、放射性廃棄物をつり下げた気球が空に浮かんでいる。

昔懐かしいおとぎ話をテーマに、秋のフェスティバルがNYのセントラル・パークで開催された。

ヴァイオリン・コンクールの決勝に残った七人は、東京近郊の別荘に集められ、課題曲にとりくむことになった。

失踪した恋人を追うカメラマンの田村と、写真家殺害事件を捜査する十津川警部。

雑居ビルの一室で、東京地検特捜部の検察事務官が殺害された。

猟奇殺人鬼一家の長女として育った、17歳の亜李亜。

薄井正明、59歳。元大手銀行勤務で、出向先ではプチ・エリート生活を謳歌している。

被害者はみな黒髪に白肌の美しい女。

縁切り寺の慶光寺に、白粉屋「紅屋」のおかみ、お新がやってきた。

この男、 前代未聞のトンデモ作家か。

第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。

孤児院育ちの美女から生家を探してほしいとの依頼を受けた弁護士・川路。

製作に携わったゲームクリエイターですら、攻略に嵌まってしまう特異なPCゲームソフト「蓬莱」。

「万能鑑定士Q」シリーズ完結! タイムリミットは120時間、ムンク「叫び」の謎を解け! 出発点となったリサイクルショップ<チープグッズ>に戻った凜田莉子。

あの名探偵シャーロック・ホームズの曾孫は、新宿歌舞伎町のナンバーワン・ホストになっていた!? こんなホームズ、見たことない! 新堂冬樹しか書けない、掟破りのホームズ×ホスト×アドベンチャー! 歌舞伎町のホストクラブ「ポアゾン」のナンバーワン・ホスト、木塚響

天使玲夏は普通じゃない。

幕末の京都で出会った「世話のやける弟」のような男・坂本龍馬と結婚したおりょう。

村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。

今から100年前、殺人は悪だった。10人産んだら、1人殺せる。

岡山には珍しい大雪の翌日、美貌の音楽教師の服毒死体が発見される。

16年前に画家の屋敷から消えた少女を捜してほしい―。

『僕は―ヒトゴロシ』。謎の詩を残して姿を消した桜井京介は、久遠アレクセイの名に戻り、14歳まで育った屋敷にいた。

新宿にある「にこにこ園」園長・花咲慎一郎の電話が鳴った。城島探偵事務所の城島耕助からだ。

警視庁犯罪被害者支援課――犯罪被害者の家族などの心の支援を行うセクション。 帰庁の時刻となった頃、電話が鳴った。

弱小球団・カープの帽子が赤に変わった1975年、原爆の傷痕が生々しく残る広島に、中学一年生のマナブが転校してきた。

「6日間で全国4つの事件を解決せよ。さもなければ人質を殺害する」謎の覆面グループから蜜柑花子の探偵事務所に脅迫が届く。

凍てつくような寒さの未明、スウェーデンの寒村に足を踏み入れた写真家は、信じられない光景を目にする。

殺人現場の家を訪れたビルギッタは、密かに数冊のノートを持ち出した。その中に“ネヴァダ"の文字を見たからだ。

囚人493ことモンモランシー。

記憶を抽出して、画像化を行い、他人の脳内で再生するシステム―0号。

40歳になったクボケンは、高校時代の同窓会を開こうと思い立つ。

縦横無尽の酒飲みトークと不可能犯罪の意表をつく推理。絶好調シリーズ最新作! 現役刑事も、職業探偵もさしおいて。

働かず、ひたすら酒代をせびる父から逃げるため、泥酔した父の前に農薬の小瓶をおいた青年・聖人。

「おめでとう、亮平くん。雑誌見たわよ」美帆子から四年ぶりに電話があった。

あの夏、わたしはサンフランシスコ郊外を震撼させた連続殺人鬼と対決し、死にかけた。

なぜ人は人を殺すのか―その謎が遺伝子レベルで解き明かされた近未来。

東京で東日本大震災に遭遇し、テレビに映る被災地の映像に激しい衝撃を受けた文芸編集者の山下亜依子は、編集長の小暮から、被災地である仙河海市出身の作家・武山洋嗣に原稿を依頼できないかと持ちかけられる。

アンフェア女王の独裁により、平和が失われた魔法の国。

学生時代の恋人・森野の訃報。初めて聞くはずのそれをわたしは知っていた。

デヴォンシァの田舎町からロンドンへやってきた新米メイドのローズ。奉公先は使用人も働き方も型破りで、毎日が驚きの連続。

大学で教鞭をとる古徳先生はバツイチ・独身の50歳。

サニーの父は警察官だったが、突然、拳銃で自殺した。自分は警察の内部情報を犯罪組織に売る内通者だった、という遺書を残して。

警戒厳重な刑務所から脱獄し、父を陥れ自分を騙した者どもを次々と殺していくサニー。

高校内をさまよう黒い霊の存在と、クラスでのイジメに悩む秋都尊を救ったのは「心霊相談所」を営む由良蒼一郎だった。

脊柱管狭窄症で尿道に管を入れられ自宅で寝たきりの状態を強いられている男性は、嫁に浣腸を頼むのが憂鬱だ。

アガサ・クリスティと並び称される、英国ミステリ界の女王アリンガム。その名作・傑作を日本オリジナル編集で贈る短編集第二弾。

中学3年生の滝本望は祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。