レディ・ヴィクトリア 新米メイド ローズの秘密
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貴族未亡人にして冒険好きの女主人と少し変わった使用人たちが活躍するシリーズ第二弾は、本作の主人公と位置付けられるローズが登場する。 ・デヴォンシァの田舎から出て来てロンドンの人の多さに目を回した14歳の新米メイド、ローズが、失踪した兄の手がかりを探しにイーストエンドの阿片窟へと向かう。アメリカ人の探偵(早耳ビル)が同行したとはいえ、彼女のその大胆な行動から「ヴィタ奥様」の家の一員になる資格は十分だろう。 ・十分に練られた構成。「ロンドンでの兄の友人から託された人形」(p250)や「金髪のかつら」をつけて臨時のパーラー・メイドを務めるローズとその思いもよらない展開(p211)が、物語をおおいに盛り上げてくれる。 ・メイド百人斬りの若き伯爵、その又従兄弟とローズの姉の関係、兄の復習心、ローズの勇気。ピンカートン社の探偵早耳ビルが良い味を醸し出しているが、そうか、彼のモデルはロバート・ダウニー・Jr.なのか。 ・「誇りと気概と意志」(p49)。この言葉は良いな。 第九章『美しき悪魔』が一気に物語を加速させ、収斂させる様子には目を惹きつけられる。青い目の悪魔。そうとも、もし彼女あるいは彼に出逢ったとしたら、僕も喜んで魂を差し出すだろう。そんな著者の描写にはしびれさせられた。 | ||||
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間違ってこれを第1巻と思って買ってしまいましたが、特に違和感なく読めました。 新米メイドの少女ローズの目線で、ヴィクトリア朝の雰囲気がよく出ていたと思います。 最後の大詰め部分が出来過ぎている気がしてマイナスです。 第1巻を読めばレディ・シーモアやシレーヌの関係や行動の理由が分かるのでしょうか。 ただ、全体的に薄味すぎて続きを読もうという気があまりしませんでした。 他の巻の表紙を見てもさらりとしすぎていて描かれている人物に魅力を感じることもなく、 いずれ機会があれば読もうかな、という感じです。 | ||||
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ヴィクトリア朝時代のロンドンの雰囲気が興味ぶかくて良かったです。この著者は歴史背景を詳細に調べているな、と感心します。 夢中になってハラハラしながら読むタイプの作品ではないのですが、しみじみと味わって読めました。ラストの女王暗殺計画の秘密もおもしろかったです。 | ||||
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