レディ・ヴィクトリア 謎のミネルヴァ・クラブ
- 別荘 (163)
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時代の描写も細かいし、女性がりんとしてて好き。メイドの子も一生懸命で良い。続きをもっと読みたい | ||||
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相変わらず詳細に調べてあるな、と感心します。本当にその時代を見てきたような書き方です。 出てくる女性たちも個性的で面白かったです。 ミステリーといっても、ハラハラしながら夢中になって読むというタイプの作品ではないのですが、しみじみとその世界に浸れました。 これからも書いていって欲しいです。 | ||||
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前作『日本人村事件』から1年後の1886年8月、ロンドンより汽車で数時間のドーバー海峡を見晴るかす海岸にある伯爵の別荘、アルカディア・パークが舞台となる。ヴィタ奥様とロード・ペンブルックとの確執、エジプトから持ち帰られたミイラのある噂、謎の結社『ミネルヴァ・クラブ』と、前作よりもミステリー要素が高められている。そして貶められた地位に留めおかれた淑女たちは、男性支配のイギリス社会に抗いはじめる。 ・「金色の雌獅子」の異名をとるヴィクトリア朝レディ・トラベラー、ミス・ナポレオーネ・コルシ。髪はまとめず、上背も高く乗馬服の上に孔雀模様のインド更紗を纏って貴族のパーティに出席するその雄姿は、表紙画の通り。 ・「暴君は老いても暴君である」の最終段、癇癪もちで謹厳な老伯爵の前で、2人のレディ、ミス・コルシとヴィタ奥様が「土埃を蹴立てて丘を駆け下ってきた姿」に一同唖然とさせられるシーンにはニヤリとさせられた(p124)。 ・後半は事件が続発する。「死者は生者を呪詛するか」の深夜の図書室(p174)。あの時の伯爵の立場だったら、『ミイラ』には実が凍えるほど驚いただろうな。 ・復讐のやりきれない哀しみ。せめて彼女たちの残り少ない人生に幸訪れんことを……。 華やかな貴族と社交界。ヴィクトリア女王治世の裏側の、女性たちの苦しみが見事に描かれる。それだからこそ、毎日を生きることに意味がある。 「守るべきものは守る」(p240) おおっ、素晴らしき明日とわれらがレディに「乾杯!」 | ||||
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