レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち



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初公開日(参考)2016年02月
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長編小説

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レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち (講談社タイガ)

2016年02月18日 レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち (講談社タイガ)

アルヴァストン伯爵家で行われた晩餐会の夜、「エトワール」と讃えられるダイヤモンドの耳飾りが片方だけ、忽然と消えた。スコットランド・ヤードも手を焼くその事件は、噂話には事欠かないヴィタ・アメリ・シーモア元子爵夫人に持ち込まれることに。天真爛漫なレディと笑顔ひとつ見せない美貌で有能なメイド。19世紀ロンドンを舞台に自由な女性たちの冒険が、はじまる!(「BOOK」データベースより)




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レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たちの総合評価:8.33/10点レビュー 6件。Bランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.6:
(5pt)

魅力的な女主人と使用人たち。ヴィクトリア朝の痛快な冒険譚。

ヴィクトリア朝時代後期、ロンドン西郊チェルシー地区の一画。主にミドルクラスが居住する界隈のテラス・ハウスに住まうは個性際立つ女主人だ。彼女、30代半ばの元子爵夫人にして本作の主人公、ヴィクトリア・アメリ・シーモアはアメリカ南部出身。相思相愛の老子爵と世界中を旅し、結婚し、夫亡きあとロンドンに居を定めたのはわずか3年前のこと。彼女を取り囲むは、アイルランド人の執事にフランス人のレディ・メイド。そしてインド人フットマンに中国人料理人。果てはアメリカ黒人のキッチン・メイドまでもが、テラス・ハウス5軒分をぶち抜いて改造した大邸宅に住まう。社交界には顔を見せず、邸宅に引きこもっては各種相談ごとを請け負う元子爵夫人=ヴィタの姿は、守旧派の"貞淑な淑女"から見れば「とんでもない女」に映るだろう。
1885年、大英帝国最盛期の首都を舞台に個性豊かな登場人物たちによって繰り広げられる冒険譚は、とても興味深く読み進めることができた。
・まるでコ・イ・ヌールを彷彿させるダイヤモンドを冠した宝石の紛失事件に、フランス・リヨン出身の新米詩人が引き起こした幽霊女への恋慕騒ぎ、そしてヴィタ自身に迫る危機。盛りだくさんの内容がさくさくと進んでゆく。
・恐ろしきは女の執念。先代シーモア子爵夫人より受け継がれた恨みの念は、シーモア子爵未亡人となった若きヴィタを容赦なく襲う。
・先代子爵、すなわちヴィタの夫であった老人の飽くことなき好奇心とエネルギー。僕も老いてもこうありたいな。

最終章のラストで語られる言葉、「それは人間に与えられたもっとも素晴らしい本能です」(p274)こそ素晴らしい。
本シリーズは第五作まで刊行されている。続編にも期待だな。
レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち (講談社タイガ)より
4062940213
No.5:
(4pt)

割りといいんだけど

タイトルだけ見て、あ、あのマンガノベライズしたの!?しかも篠田真由美さんで!?と思ってしまいました。それだけタイトル似通っているのに、後書きなどでそれには言及なし。作者や担当編集者が読んでないとか気づいてないってことはないんじゃないかなぁと思うのですが。そのモヤモヤ感が星マイナス1の理由。
ライトミステリとして軽く読むにはいいですよ。人死なないし。(ただ、この作者さん、桜井京介returnの中でなんだかキャ ラクター使ってこういう人死に出ない日常の謎系の話の是非を評論していた割には…と、また思ってしまい、もう星マイナス1するかどうか迷いました。)
軽く読めて、ヴイクトリア朝の雰囲気にほどほど浸れて、ミステリとしても佳作で、いいにはいいです。ただ、帯や煽りにある「個性的な使用人たち」というほど個性的ではないのと、また後書きでヴイクトリア朝時代の使用人たちは想像を絶する位辛い仕事だったと繰り返し供述しているけれど、そんなの著者も名を上げてる『エマ』の中でもかなり書かれていて(あとは『アンダーザローズ』でも)、え、今更そこを強調してみましたと言われても…と思いました。むしろ、メイドやガゥァナス達の悲哀はかるーく地の文章でふれられている位です。ヴイクトリア朝の生活の様子や東洋趣味の描写のくだりも、どこかですでに読んだ感じ(『エマ』の男主人公のお母さんとか、他にも波津さんの英国漫画にもいましたよね、そういう女性)。
ただ、この本最初の事件(イヤリング盗難事件)のメイントリックはさすが推理作家さん!と思いましたよ。たぶん、この件での資料を見つけられてトリックを思いつかれたから、後書きの「資料が作品を導くことがある」に繋がるのでしょうけれど。私はこのメイントリックだけでも買って良かったなと思いましたから。色々書きましたが、星4つ程度にはオススメです。
レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち (講談社タイガ)より
4062940213
No.4:
(3pt)

決して面白くないわけではないが、全体として微妙

まず、本書で完結しているわけではありません。また、7章ありますが、事件が毎章起きるわけでもありません。
当初、主人公ヴィタは安楽椅子探偵なのですが、後半になると外に出て、かなり危ない目にもあったりします。
かなり、ヴィクトリア朝時代のメイドというのにこだわったようですが、評者はあまり面白さを感じません。

好みの問題もあるのでしょうが、決して読みやすくないし、全体としてまどっろこしい感じが付きまといます。
レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち (講談社タイガ)より
4062940213
No.3:
(5pt)

面白すぎなおかつ美品

一読したのかもわからないほどの美品。内容も面白く、不快な匂い等もなく一気に読めました。機会があればまた利用してみたいショップです。
レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち (講談社タイガ)より
4062940213
No.2:
(5pt)

次回も楽しみにしております

篠田真由美さんらしい、緻密に調べ上げられた上で組み立てられた、19世紀ロンドンの世界。登場人物の女性達が皆生き生きとして…当時の、女性がまだ権利も生き方も制限されていた時代に、それぞれが自分の考えを持ち、しなやかに現状を乗り越えていく様も魅力的です。次回作もとても楽しみにしております。
レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち (講談社タイガ)より
4062940213



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