帰るには遠すぎて
- ロードノベル (31)
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発売して、比較的すぐの2005年くらいに一度読み、最近文庫版を購入したから再読しました。地方に単身赴任を強いられた男性が、8年振りに都内の自宅に帰るまでの話ですが、トラブルに次ぐトラブルで、なかなかスムーズに帰れません。それも、この主人公の男性は、とにかくお人好しで、困った人は見捨てられないお人好し。下宿先の人妻も彼に好意を持ち、東京に憧れる八百屋の娘さんも、彼に片思い。はたまた度々行く喫茶店の女性(夫に暴力振るわれている)も、事件を起こして彼を巻き添えに逃げようとする。普通の人なら、断れば済む話であり、それが断らない甘さから事件にどんどん巻き込まれます。やや苛立つから★は1つ減らしますが、彼や彼に恋する女性たちに悪人がいないため、なんだか温かいお話でした。 | ||||
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何年も単身赴任なんて、惨い。 それでも3人の女性に慕われるなんて、うらやましいやら、哀しいやら。 波瀾万丈の東京行き。 最後が、ばたばたと終わってしまったのは残念。 小説推理への連載とのこと。 単行本にするときに、もう少し手を入れて欲しかった。 | ||||
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主人公の男性は、業務上で、バス、電車を乗り継いで、東京まで丸一日はかかってします山奥に8年間滞在してました。その間、東京へは1度も帰らずに過ごしてきたのですが、遂に休暇という事で帰る日がやってくるのです。それを機会に、転勤を願い出るか、会社を辞職する覚悟で・・・。 そんな覚悟を8年間一緒にすごしてきた下宿の奥さんは敏感に感じ取り、もう二度とここへは戻って来ないと確信したのです。この奥さん、亭主は出稼ぎで行方知れず、息子は大学進学という事で東京へ、いつの間にか、下宿人の主人公へ想いを寄せていました。 読み終わったときに、この奥さんの悲哀が心にふっと残ってしまう作品でした。主人公や他の登場人物よりも・・・。 赤川作品では、ほっとしたり、ポロッと泣けたりといろいろさせられるのですが、ちょと物悲しい終り方が印象的でした。 | ||||
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あっという間に読んでしまった!最後までえー!!って感じです。本の題そのもので、本当に帰るまでには遠すぎです。わくわくしながら読めてちょっぴり面白くて読んだ後なんかすっきりしますよ! | ||||
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赤川次郎特有の展開の速さと、情景の変わる時のテンポの良さでさらっと読めます。ちょっとした空き時間に読むのにはオススメです。 ただ、ちょっと都合良すぎっていうか、強引な感じがしました。 主人公が出張先の山奥の町から東京の家族のもとに帰るのに、なんと3人もの女性がついて来ます。。。その中に自分の夫を殺してしまい東京に逃亡しようとしている女性もいるのですが、その女性が列車に乗るのを駅に居た人に目撃されていたがために警察が追ってきて、主人公も一緒に列車を降りて見つからないように山の中を歩いて次の駅に向います。・・・なんで?(自分は関係ないのに。。。)そのさいにこっそりついて来てしまった女子高生も列車を降りるのですが、足をくじいてしまい、主人公がただでさえキツイ山道を女子高生を背負って歩きます。・・・なんで??(お人よしすぎだよ。。。) この様にあらゆる所に「なんで?」と思わずにはいられない状況がたくさんあります。まぁ、そのへんは深く考えずにこういう話なんだと割り切って読めば楽しく読み終える事ができるでしょう。。。 | ||||
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