泥棒たちの十番勝負
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 | 2021年10月08日 夫は泥棒、妻は刑事21 泥棒たちの十番勝負 (徳間文庫) 不動産営業マンの太田が、 念願の土地を売ってもらうために倉橋老人の家を 訪れると、そこには倉橋の死体が! 思わず逃げ出し、太田は指名手配されてしまう。 殺人現場となった家へやってきた 今野淳一と真弓の夫婦は、 地下に宝石や現金が隠されていることを知り、 倉橋が淳一の同業者であると考える。 誰が倉橋を殺したのか? 犯人をおびき出すため 淳一はある仕掛けをするが――。(「BOOK」データベースより) |
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| 夫は、泥棒、妻は刑事のこのシリーズは、大好きなシリーズです。テンポ良くストーリーが進んで大変面白い作品でした。 | ||||
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| このシリーズも２１冊目となりました。 泥棒と刑事の夫婦という突拍子もない組み合わせの二人が、複雑な事件を解決してゆきます。その捜査方法や手段は奇想天外で、現実には考えられない様な展開を見せます。 そこが、この小説の面白さなのですが、もう一つの魅力は、「罪を憎んで、人を憎まず」と言う、実に人情的な終わり方にあります。 ご都合主義と言ってしまえば、それまでですが、複雑な人間関係で、しかもそこに人情が絡んでくると、読むものを楽しい気分にしてくれます。 この本も楽しい本でした。 | ||||
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