怪盗紳士モンモランシー



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初公開日(参考)2016年08月
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長編小説

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怪盗紳士モンモランシー (創元推理文庫)

2016年08月12日 怪盗紳士モンモランシー (創元推理文庫)

囚人493ことモンモランシー。警察から逃げる際瀕死の重傷を負ったが、運良く若き外科医ファーセットの治療の被験者となり、一命をとりとめた男。無事刑期を終え娑婆に出たモンモランシーは、高級ホテルに滞在しながら、ロンドンの地下に張り巡らされた下水道を使い、次々とお宝を頂戴していく。昼間は紳士、夜は泥棒、2つの顔をもつ男。だがある日暴れ馬を取り押さえたことで、彼の運命は大きく変わることに。痛快シリーズ第1弾。(「BOOK」データベースより)




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怪盗紳士モンモランシーの総合評価:6.67/10点レビュー 3件。-ランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.3:
(2pt)

テンポが悪くて

話自体はおもしろいのですが、かなり早い段階で退屈してしまいました。翻訳のせいか、訳の分からない文章が多々あり、同一人物なのにまるで2人いるかのような文章もあまり効果がよくわかりませんでした。次作もあるらしいのですがあまり興味をそそられなかったです。原作ならもっと楽しめたのかな。最後の解説が一番おもしろかったです。
怪盗紳士モンモランシー (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:怪盗紳士モンモランシー (創元推理文庫)より
4488217044
No.2:
(4pt)

大衆小説として普通に面白いです。

(ネタバレを避けるため、内容には踏み込みません)

 題名買いです。

 「怪盗紳士」ときたら"アルセーヌ・ルパン"と相場が決まっています。
 この作品は、ミステリーとして読むと、ルパン物には遠く及びません。
 でも、時代設定が1875年からなので、ディケンズの某作品を読んでいるような錯覚を起こしました。
 大衆小説として読めば、充分すぎるほど面白い長編だと思います。

 シリーズ1作目というせいか、枚数的にもプロローグとして書かれたような印象を受けました。
 次作からはページ数が大幅に増えるため、ミステリーとしても本格的に楽しめる作品になるらしいです。
 面白そうなので、原書で読もうかどうか迷っています。
怪盗紳士モンモランシー (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:怪盗紳士モンモランシー (創元推理文庫)より
4488217044
No.1:
(4pt)

ルパンほどの魅力はないけれど性格の良さで応援したくなる苦労人怪盗の冒険物語です。

19世紀後半の英国の首都ロンドンを舞台に紳士と泥棒の二つの顔をもつ男モンモランシーの活躍を描く優雅で華々しそうに見えて実は苦労人怪盗の冒険物語の第1弾です。主人公の怪盗紳士モンモランシーは貧しい人を助ける義賊ではなく天才的な手腕を発揮する訳でもなく実際は努力型で泥臭い苦労を重ねて何とか成功を勝ち取った多分に運の良い男で、あの偉大な怪盗ルパンほどの魅力はありませんが、それでも悪党ではあっても中々に性格が良くてどうにも憎む気にはなれず彼の成功を願って応援したくなる珍しいタイプの好人物なのですね。
警察から逃亡中に転落して瀕死の重傷を負いながらも生来の運の良さが味方して外科医ファーセットの治療のお陰で助かった男モンモランシーは刑務所で刑期を務める内に重要なヒントを掴み、晴れて出所してから再び元の泥棒稼業へと踏み出して行くのだった。
本書は本文が232頁と極端に短く、しかも全39章ですから平均6頁弱で、細かくは3頁~10頁ぐらいの章毎の頁数ですのでまるで短編集を読む様な感覚で非常に読み易くて何方でもあっさりと読了できるでしょうね。そこは文句なしに良いのですが唯一気になるのはミステリーとしての謎解きの興味が皆無な点ですね。でも本書は初登場の主人公のパーソナリティーをじっくりと時間を掛けて語る苦労話の披露の巻だと考えればまあどうにか納得が行くでしょうね。刑務所内で特別扱いされている事を妬まれて囚人達から密かに虐められる辛い仕打ちにもじっと耐えて模範囚を貫いて出所の時を待つ姿勢や、終盤での地下の下水道で嵐の被害に襲われる恐怖の体験には本当に順風満帆ではなく苦労と努力の末に掴み取った成功と勝利だよなと彼を讃えてあげたい気持ちで一杯になりますね。また非道な悪党とはとても呼べない気持ちにさせる彼の人間くさく人の好いエピソードが他にもたくさんあってそこが本書の読み所だと言えるでしょうね。登場人物では高級ホテルの支配人の娘シシーが赤ちゃん言葉でしゃべって何度も紳士モンモランシーにアタックする懲りない態度が愉快でしたが、私が特に笑ったのは193頁に出て来たクラブで使われる特殊な符丁に偶然にも‘シーシー’と‘ポチャン’があって彼女の名前と殆ど一致していた所ですね。それから意外でしたが下宿屋の母娘との最後の別れの場面にはそんなに湿っぽくはなかった物のちょっとホロリとさせられましたね。本書で一番もったいなく惜しいなと思ったのは、野生的なスカーパーがこれっきりで姿を消してしまうという事実で、彼が本来の自分に帰れるという意味で貴重な存在でしたから、泥棒から足を洗い政府の為に働く事となってもどうか次巻からも彼がカッコつけて気どり過ぎない様に大きく変わらないで欲しいと願いたいですね。
あとがきによると第2作からはいよいよ本領発揮でミステリーの要素が格段にアップしてますます調子が出て来るという事で大いに期待が持てそうですので読める日を楽しみに待ちたいと思いますね。
怪盗紳士モンモランシー (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:怪盗紳士モンモランシー (創元推理文庫)より
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