名探偵の証明 蜜柑花子の栄光



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初公開日(参考)2016年08月
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長編小説

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名探偵の証明 蜜柑花子の栄光 (創元推理文庫)

2021年10月19日 名探偵の証明 蜜柑花子の栄光 (創元推理文庫)

時間のある限りどんな依頼も引き受けるようになり、多忙を極めていた名探偵・蜜柑花子。ある日やって来たのは、「密室館」の事件で深く関わった少女・祇園寺恋だった――。未解決事件の真相を蜜柑が解かなければ、誘拐された母親の命はない、と脅迫を受けているという。大阪→熊本→埼玉→高知の順に、四つの事件を再調査する時間はたった六日間。しかも移動は車のみ。怒濤の推理行の果てに、導き出した答えとは? “名探偵の矜持” “名探偵の救済”をテーマに贈る、鮎川哲也賞受賞シリーズ完結編。(「BOOK」データベースより)




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名探偵の証明 蜜柑花子の栄光の総合評価:5.85/10点レビュー 13件。Dランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13:
(3pt)

4つの短編を強引につないだ感は否めず、話も一貫性に欠ける

3部作の完結編。
2作目を読んでいないと少し辛いかもしれない。

人質を救出するためには4つの事件を解決すること、という条件で話が展開するが、言い換えれば4つの短編を強引に1つの長編に仕立てた感が強い。
前作からの因縁の恋との協同?対決?もやや強引だし、推理・展開自体もトリッキーすぎてあまり現実感は無い。サブテーマである「探偵存在意義」なども話の動きを止めているだけ。
特にひどいのが助手視点の地の文。無駄に長いうえに、同じ描写が続き退屈。

作者に才能があるのは間違いないが、今作に関してはまとまりに欠けて物足りない。
名探偵の証明 蜜柑花子の栄光Amazon書評・レビュー:名探偵の証明 蜜柑花子の栄光より
4488027644
No.12:
(5pt)

最後まで独特

ミステリ小説として面白いかどうかはわからないけど、名探偵に対する独特な思想が面白い
名探偵の証明 蜜柑花子の栄光Amazon書評・レビュー:名探偵の証明 蜜柑花子の栄光より
4488027644
No.11:
(2pt)

本格の体をした、まさかの社会派……?

密室、クローズドサークル、探偵の語り口調が、コレよコレって感じで、本格好きホイホイ、笑笑。
本格好きにはたまらんでしょうなあ。ついでに、室内見取り図と、キャラ相関図、人物も多かったらサイコー。
でも、骨格が本格じゃないんだよね、本格を外側から語るのがテーマ。以下、ネタバレ。













木製の橋を自動車で渡るとな?
(突っ込みたいけど、きっと橋が燃えて、クローズドサークル完成する伏線だろうから許すよ、わくわく。スタンバってました)
クローズドものにしては、登場人物少な過ぎね? というか、犯人、読者だけじゃなく、登場人物にもまるわかりじゃないの? 
長さからして、密室殺人、洗い流し来るねコレ。となると悪い奴は両親か元警官しかいないじゃん。
ラスト、仲間に裏切られるって、それ社会派ミステリじゃん。しかも動機も社会派チック……。
出だしは本格なのに、終わりは社会派っていう。
リアリティのない設定なのに(これはこれでOKなんです。ゾンビが出てきてもSFでもOKなんです)
最後は嫁と娘が出てきて、社会派人情モノ。どう読めばいいんだ?
これ、本格じゃないっす。
本格に人間味とか人情とかリアリティとか要らないっす。
面白おかしいトリック、密室、クローズドサークル、やたらと説明口調の探偵、だけあればいいっす。
蜜柑ちゃんのキャラは好き。
名探偵の証明 蜜柑花子の栄光Amazon書評・レビュー:名探偵の証明 蜜柑花子の栄光より
4488027644
No.10:
(3pt)

従来と一味角度が違った本格物

冒頭からいきなり解決編が始まるが、あまりにも稚拙でビックリ、と思えばそれはただの導入で…。

1人の名探偵の凋落・再生をもう1人の若い名探偵との協同作業を通じて描く。
なので、単に孤島に閉じ込められて…などではなく、いくつもの短編を連ねたような構成で主人公の一人称で物語が語られて行く。これ自体変わった構成で、ラストは余韻があって悪くない。

一方で、再起を図る主人公の自己疑問などの心情吐露の文章が長くてウンザリさせられるし、話自体が無駄な描写が多くて退屈するシーンが多い。何より会話のシーンが変で、主体や文体がおかしいところが散見される。

デビュー作で仕方ないかもしれないし、シリーズ化されているようなので、今後の作品に期
名探偵の証明 蜜柑花子の栄光Amazon書評・レビュー:名探偵の証明 蜜柑花子の栄光より
4488027644
No.9:
(3pt)

読ませる魅力はある

まず、「解説」を先に読まないことを強くお勧めします。

冒頭から昭和の香りと三文芝居めいた場面設定と推理劇でがっかり感に襲われたのですが、文章が良くてついつい最後まで読んでしまいました。
リアリティーがないこと、必然性がないこと、いつの時代の小説だよとの違和感、登場人物の個性が固定的すぎるだろう、変な動機に偶然に頼っている犯行手段などなど脳内は反発心でいっぱいになります。

それで読了後に目を通した「解説」。私の感じたことが裏付けられるような内容でした。
ネタバレになっているのではと思います。だから最初に解説は読むな、です。

ロジックはきちんと筋が通っています。だから読ませる魅力はあります。
外連味を楽しめる方にはお勧めの作品です。
続編を読むかどうかは、、、迷っています。

あと、60代になった主人公の描写が切ない。こんなに老化するものなのか、或いは元気なのか、読んでいて辛くなりました。

プラマイゼロで星は3個です。
名探偵の証明 蜜柑花子の栄光Amazon書評・レビュー:名探偵の証明 蜜柑花子の栄光より
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