ラストレシピ 麒麟の舌の記憶



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    初公開日(参考)2016年08月
    分類

    長編小説

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    ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (幻冬舎文庫)

    2016年08月05日 ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (幻冬舎文庫)

    第二次大戦中に天才料理人・直太朗が完成させた究極の料理を蘇らせてほしいと依頼された、絶対味覚=麒麟の舌を持つ佐々木充。彼はそれを"再現"する過程で、そのレシピが恐ろしい陰謀を孕んでいたことに気づく。直太朗が料理に人生を懸ける裏で、歴史をも揺るがすある計画が動いていたのだ。美食に導かれ70年越しの謎に迫る、感動の傑作ミステリー!(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

    ラストレシピ 麒麟の舌の記憶の総合評価:8.18/10点レビュー 33件。Aランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (6pt)

    ラストレシピ 麒麟の舌の記憶の感想

    あまり期待せずに読んだが、面白かった
    ベタと言えば、ベタな展開ではあったが、それなりに納得させられる内容だった

    mick
    M6JVTZ3L
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.32:
    (4pt)

    映画の後に読んで納得

    映画を先に観て映画のストーリー展開に気になるところがあったので原作を読みました。
    どの映画でもやはり見せ方と分かりやすさを重視する関係でこじつけるのだと思うのですが、どうしても「え、そうかな?」と感じる部分があります。
    そのあたりは原作を併せ読むことでスッキリできて納得しました。
    ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (幻冬舎文庫)より
    4344424980
    No.31:
    (5pt)

    ホントに フィクション?

    映画を先に見て、原作を読みました。滝田洋二郎監督を絶賛したい。サスペンスとしては映画の筋書きが
    より楽しめました。歴史的事実の満州の事情などが知れたのは、よかった。ユダヤ人の言葉をレシピの
    最後に記して、それを手掛かりにホテルにたどりつくまでが、いちばん興奮しました
    ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (幻冬舎文庫)より
    4344424980
    No.30:
    (4pt)

    中国の伝説の動物である麒麟は、一回食べた物の味は絶対忘れないと言われている、そんな舌を持つ天才シェフのお話

    映画の原作になっているんだから、間違いないだろう!と考えて閲読。確かに面白いし、結末が気になってずんずん読み進められるんだけど、なんだかとっても薄味な印象。料理を題材にしているにもかかわらず、この感じってなんだろう?と思いながらもそのまま続読。

    著者は、「料理の鉄人」等で有名な演出家の田中径一氏。映像中心のTV界出身だからかなぁ?とか、これが小説家としてのデビューだからかなぁ?なんてことも考えてみたけど、そういう感じでもない・・・。うーん・・・なんだろこの違和感?

    -------------------------
    佐々木 充(みつる)は音楽で言えば絶対音感のような、一回食べた物の味は一生忘れない舌の持ち主。最高の料理を追求し、嘗ては自身で各界の食通を唸らせるレストランをやっていたが、充のあまりにも完璧を求める姿勢に同僚達が着いていけなくなり、店は破綻、多額の借金を背負うことに。その借金を返すために、高額で今際の際の人が最後に食べたい想い出の料理を再現する、半分やくざのような“最期の料理請負人”をやっている。
    その充のところに、第二次大戦中に天才料理人・山形直太朗が完成させた究極の料理を蘇らせてほしいという依頼が突然舞い込む。依頼主は釣魚台国賓館の料理長で中国では知らぬ者はいないと言われる楊晴明。報酬はなんと5,000万円。
    充はなにやら胡散臭いと思いながらも、中国へ向かう。楊が作って欲しい最後の料理とは、満漢全席の日本版というべき「大日本帝国食菜全席」。
    「大日本帝国食菜全席」とは、関東軍の幹部が天皇陛下に献上することにより満州国を世界に知らしめようと山形とそのアシスタントとなった楊に要請して作らせたもので、メニューの数は満漢全席を超える204品。そのレシピは春夏秋冬と4冊に分かれ、充は楊より、どこかに必ず残されていると言われているオリジナルのレシピを探すことから取り掛かるように指示される。
    山形が所属していた宮内庁の大膳寮(天皇の料理番がいる部署)→山形の大膳寮の同期→山形の妻→山形の弟→山形の娘と、まるで誰かに導かれるように話が繋がって行き、徐々に明らかになる当時の状況。充は、この後、自身の運命を大きく変えてしまうことが起きるなどとは露知らず、少しずつであるがレシピに近づいて行く。
    さぁ、彼は、無事4冊のレシピを発見し、楊のリクエストに応えることができるのか?
    ---------------------------
    作中で、レシピの中の一品を再現した充が、違和感を覚える場面があるのですが、その部分を読んだ時、自分は「あ、これか!?」と鳥肌が立ちました。
    若干ネタバレになってしまいますが、レシピは実は完璧ではなく最後はやはり、山形と同じような舌を持つ人間がひと手間を掛けて完成となることに充は気付きます。田中氏の話も同様で、途中までは何か薄い(漢字で言うと希の”うすめる”の方が正解かな?)と感じていたのですが、最後の最後の展開で一気に濃くなり、全ての出来事が一個々々輪郭を伴って見えてきます。つまり料理でいうと、口に含んだ途端、使用した食材のひとつひとつの味がハッキリと判る、そんな感じ?。果たしてこれを田中氏が演出として狙ったのかは判りませんが、自分は、「流石、映像を長年やっていた人だ!」と勝手に唸ってしまいました・・・。(笑)

    「料理の鉄人」の演出家なので、料理の内容に期待しがちですが、料理ものと云うよりは上質の感涙ミステリーと言うべき一冊です。
    ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (幻冬舎文庫)より
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    No.29:
    (5pt)

    子供も読みました。

    前評判どおり、よかったです。
    初めての著者なので、心配してましたが。

    戦前の場面さえ生き生きと想像ができたのが素晴らしいです。

    高校の子供にあげたら速攻で読みました。
    ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 (幻冬舎文庫)より
    4344424980
    No.28:
    (3pt)

    壮大に広げた割に

    終戦間際に、子ども連れで満州に夫を迎えに行く?行く気があっても手段があるかあ?無理じゃない?
    と、思ってしまったから、もうダメ。
    タッパに入った冷めたおじやはどう考えてもおいしそうには見えないだろうし、空想のレシピは味の配合は「麒麟の舌」で何とかなるかも知れんが、煮炊き時間や火加減の問題ってどうよ?
    「知らない文字」のフリーハンド長文を、ちょろっと図書館行っただけで解読できるか?そもそも正しくメモれるか?
    ↑は今時なら「集合知」の力を借りりゃ早いが、通常「自力」だと「引っ張るべき辞書」に辿り着くまでに途方もなく時間掛るんだよ
    素人、しかも自分で焼いた器を「価値の分からん」奴らに壊されるよりは譲ろう、ってどれだけ自信家?幾ら久谷でもピンキリでしょう
    「美味しい。また食べたい。」と、思った料理が2度と出て来ない夕食は少し悲しい
    …何より、壮大に広げた割には、オチがこれかい。のありがち展開

    読んでから知ったが、映像作品になってるのね
    おそらく文章で読むより↑の方が楽しめるだろう
    でした
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