夏空白花
- 野球 (93)
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私はプロ野球広島カープのファンであり、又近年の甲子園出場校に勤務する教員である。この作品は、高校野球が戦後復活した経緯を描くとともに、プロ野球との関係性にも触れられ、野球好きの心をくすぐる小説であった。 膨大な関係資料に基づく執筆は、作者の信頼を高め、個性的なキャラが、反発し合いながら、ハッピーエンドに繋がるドラマ作りも、小説作りのお手本と思った。スキのない作品だけど、戦後間もない食べるのにも箏欠く時期に、無理を通して高校野球を復活させる意義はあったのか、と言う疑問は残ると思う。今なお根強く残る、高校野球の特別扱いへの反発がある以上、満点評価は控えたい。 | ||||
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執筆までに、どれほどの下準備をしているのだろう。海軍、ピアノ、今までもたくさんの感動をもらったけど、今度は野球ときたか。その上、ネイティブの私からしても、完璧な大阪弁。なんや、この人!私の中で須賀しのぶにハズレ無し、このフレーズが強く強く響いています。 | ||||
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ベースボールが「野球道」に変化して日本に根付いた訳や学生大会なのに新聞社主催の全国大会が開かれる歴史、そしてなんといっても終戦からたった1年で高校野球が復活できた奇跡など読み応えは満点です。 王道の近現代系歴史小説ですのですべてが予定調和で予測可能な展開ですが、先人たちの熱意や若い世代に受け継がれてゆく希望、平和のありがたさなど楽しませていただきました。 戦争とコロナ禍では重さ、深さはけた違いかとは思いますが、この世に野球があってどんなレベルであっても気軽に参加できたり、ビール片手に観戦できる自由が一日でも早くもどってくるとこを強くいのります。 | ||||
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アメリカのベースボールと、日本の甲子園大会の学生野球界を、よく説得できたと思っています。GHQの人脈を通して、一歩ずつ交流を深めていった関係者の努力に、感謝したいと思います。もし、この昭和21年の全国高等学校野球選手権大会が解されていなければ、全国高等学校野球選手権大会は、ずっと後になってからしか大会復活はなかったと思っています。 職業野球を推奨する読売新聞社が、あの当時から沢村栄治を中途退学させてまで、読売に入団させたことと、選手として寿命が来たら、その功績を認めとめもせず、冷たい仕打ちをしたことが、現在の読売と全く変わらないのだと、改めて思いました。長嶋監督・王監督の解任劇、清原に対する仕打ち、どうしても読売は好きになれません。 | ||||
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というより、甲子園だ選抜だと騒ぐ世間に「野球ばっかり特別視しちゃってサ」と一歩下がってしまう天邪鬼です。この本を手に取ったのは、中学生に勧める本を探して図書館の本を読んでいる折に「野球ならウケがいいかも」と思ったからでした。半分くらいまでは、なんだ結局戦後の苦しい中でも夢を諦めずに高校野球を復活させたっていうウツクシイ話か、と思っていたのですが、エヴァンスが関わってきたあたりから俄然話が深くなり、あとは一気に読みました。やられた。 | ||||
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