永遠に
- ミステリー (25)
- 立場茶屋おりきシリーズ (25)
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ようやく全25巻を読み終えた。実に33日間、長かった。 これほどの大作は和田はつ子著「料理人季蔵捕物控」の45巻(2024/4月現在)以来のことで疲れた。超大作がどれも素晴らしいとは限らない。大作になればなるほど後半では早く終わってほしい気になる。 やはり大作で飽きないのは髙田郁著「みをつくし料理帖」と「あきない世傳 金と銀」だろう。この2作品以外にはない。 この作品で特に注目すべき内容が5点ほどある。 1.江戸ことば 2.医学用語と時代考証 3.過去の出来事の繰り返し説明 4.長い会話文 5.頻繁に使われる語句である。 1.江戸言葉 「合点承知の助」程度ならまだしも「てんこつもねえ」「おてちん」などなどたくさん出てくるがそんなに当時の言葉で表現する必要があるのか。 2.医学用語と時代考証 人体、病名に関し「腰痛」、「偏頭痛」、「反骨精神」などといったまるで現代用語のような言葉が頻繁に登場しはたしてこの時代のこんな言葉を使っていたのかと疑問を感じる。 亜鉛不足に対する亜鉛摂取法に至ってはこんな科学的な事象が当時わかっていたのかなどの疑問。 3.過去の出来事の繰り返し説明。 確かに長編であるため過去の出来事を再掲載することで記憶がよみがえりわかりやすくはあるものの、何度も何度も同じ文体で書かれるとうんざりする。この作品の一割くらいはこの過去の出来事の再掲載ではなかろうか。 4長い会話文 主要人物の会話文が異常に長い。最長2ページに渡るほどの長さでこれもうんざりする。 5.特定用語 鰯煮た鍋(離れがたい関係)と表現された言葉が何度も登場する。それほど使われていた言葉だろうか。とにかく多すぎる。 一廻り(約一週間)という表現もこの時代には一週間といった概念はなく何が根拠なのだろうか。 一般文学通算2808作品目の感想。通算3737冊目の作品。2024/04/11 07:30 | ||||
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今井絵美子さんの人情あふれる小説に魅せられ、これまでに多くのシリーズを貪るように読んでいます。 最近の世界情勢は、まさにダーウィンの弱肉強食を主体とした進化論を彷彿とさせるような、殺伐とした状況が展開されています。 しかし人間は、「弱肉強食では進化しない」という説が、最近では主体となっています。これに代わる新進化論は、「相互扶助・共存共栄」を主体としており、人間は「互いに協力しあって助け合いながら共存し共栄しあう」ことによって進化する、というのです。 今井さんの小説を読んでいると、新進化論の社会的論文を読んでいるように、私はいつも感じるのです。 数年前にこれらの内容を私なりにまとめ、ある出版社にそれを送ったのですが、残念ながらナシノツブテですがーーーーー 立場茶屋おりきの続編を期待しています。 | ||||
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