渦巻く回廊の鎮魂曲 霊媒探偵アーネスト
- クローズド・サークル (178)
- メフィスト賞受賞 (61)
- 処女作 (383)
- 霊媒師 (4)
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渦巻く回廊の鎮魂曲 霊媒探偵アーネストの総合評価:
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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全1件 1~1 1/1ページ
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奇妙な建物&クローズドサークルという私の大好物ですが、ミステリとしてはお粗末な感じでした。 | ||||
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Kindleのシリーズではこれが2作目となっていますが、話の内容からこれが1作目だと思います。なぜなら1作目とされている「清らかな煉獄〜」の話の中にこの2作目の出来事が終わった過去の事件として何度も出てくるからです。順番が違うせいで話がさっぱり繋がらず不思議でしたが、これを読んでやっと理解できました。修正を希望します。 | ||||
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風森章羽氏が調布市出身ということもあって、話の舞台は多摩地区です。竜堂佐貴が経営している喫茶店<リーベル>が、調布駅北口にあります。そして竜堂佐貴の友人である、英国人霊媒師・アーネスト・G・アルグライトはその喫茶店<リーベル>の常連です。 サブタイトルに「霊媒探偵アーネスト」とある通り、アーネスト(アーティ)の元に探偵の依頼が舞い込み、依頼主のお屋敷がある八王子の高尾へ、アーティと佐貴は向かいます。そして、そのお屋敷で連続殺人が起きるという本格ミステリ小説です。 話の設定、展開は本格ミステリの王道を行くものですが、キャラクタ設定にオリジナリティーがありなかなか面白いです。今回は、シーンのほとんどが高尾にあるお屋敷内の出来事なので、多摩の町並みや風景描写はあまりありませんでしたが、作者の地元に対する愛着が感じられる良い小説です。例えるなら、仙台在住の作家・伊坂幸太郎氏の仙台を舞台にした小説や、三上延氏の北鎌倉を舞台にした『ビブリア古書堂の事件手帖』のような小説だと思います。 | ||||
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風森章羽氏が調布市出身ということもあって、話の舞台は多摩地区です。竜堂佐貴が経営している喫茶店<リーベル>が、調布駅北口にあります。そして竜堂佐貴の友人である、英国人霊媒師・アーネスト・G・アルグライトはその喫茶店<リーベル>の常連です。 サブタイトルに「霊媒探偵アーネスト」とある通り、アーネスト(アーティ)の元に探偵の依頼が舞い込み、依頼主のお屋敷がある八王子の高尾へ、アーティと佐貴は向かいます。そして、そのお屋敷で連続殺人が起きるという本格ミステリ小説です。 話の設定、展開は本格ミステリの王道を行くものですが、キャラクタ設定にオリジナリティーがありなかなか面白いです。今回は、シーンのほとんどが高尾にあるお屋敷内の出来事なので、多摩の町並みや風景描写はあまりありませんでしたが、作者の地元に対する愛着が感じられる良い小説です。例えるなら、仙台在住の作家・伊坂幸太郎氏の仙台を舞台にした小説や、三上延氏の北鎌倉を舞台にした『ビブリア古書堂の事件手帖』のような小説だと思います。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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『第49回メフィスト賞』受賞作で,そのカバー絵にはいささかためらいを覚える一冊. とはいえ,中身は至ってオーソドックス.冒頭こそ入り組む人と時間に戸惑うものの, ほどよく散らされ,拾われる伏線,変わった作りの館と住人,大雨で絶たれる帰路など, 良くも悪くもまとまっており,強いクセもないためスムーズに読み進めることができます. また,『霊媒探偵』については,その能力で事件を推理,解決するといったことはなく, あえて,そのアンフェア直前まで描くことで,その正当性を強調している印象を受けます. ただ,そうなると霊媒師である必要性も薄く,『由緒正しき一族』など『本物』を強調も, 一巻とはいえ,その能力を利用する場面もあまりないため,今ひとつスゴさが伝わりません. 関係のなさそうな二つを徐々に重ね,それを意識させる話運びは良かったと思いますが, メフィスト賞やミステリとしては物足りず,その設定も生かせていないのは残念なところ. 主人公の背景を匂わせ,立ちはだかる人物も用意と,次巻への広がりは確かに見られますが, この巻を読んだ限り,ミステリではなく,キャラクタに重きを置いたシリーズになりそうです. | ||||
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