ヒワマン日和
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
ヒワマン日和の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全5話ほぼ一機に読了。 最近では珍しい。 特に短編集では。 いつもなら一話読み終わった後は、区切りとばかりに、先に済ませるべき用事を優先させる所が、 「ヒワマン日和」はブレークを許さない。 ヒワマンが次に何をやってくれるのかと、期待と好奇心で次の話へ休まず突入。 私はきっと何かを求めて読んでいるのだと感じました。 舞台はヒワマンの転職と共に北関東を皮切りに西へ西へと移動する。 その先々でヒワマンが本領発揮。 本名は日和満(ひわみちる)なのですがヒワマンという呼び名を人々にヤンワリ強要? 始めは確かにミステリー。 でも徐々に反戦とか反体制、反政府的な内容へ。 全編を通じてやはり「反戦」かな? 登場人物も何人かは全編を通してきらりと光る存在感をかもし出す。 吉永先生の他の本は殆ど読んだけど、反戦の様相は初めてかな。 ヒワマンの様な人物がもし実在したら(いや、いそうな気はする)、ぜひ、今の自分のどうしようも無く年季の入った 人生の甘さ加減を、ヒワマン流にヤンワリ、でもビシッと批評?し、余生の方向性を端的に教えて欲しい! そんな自分はヒワマンの倍以上の年齢だけど。 ヒワマンはけっして自己主張せず、上から目線でもなく、どうこう指示するでもないのに、知り合った相手は 明日への希望と指針をいつの間にかもらった気分になれる! 私の胸にグサッと刺さった感動は、最後の第5話。 高齢の母を持つ身に大きな気持ちの転換を与えてくれた。 お勧め読者対象は「老若男女」どなたでも。 とにかく必見の全5話です。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|