ヒワマン日和



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初公開日(参考)2016年08月
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長編小説

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ヒワマン日和

2016年08月17日 ヒワマン日和

働かず、ひたすら酒代をせびる父から逃げるため、泥酔した父の前に農薬の小瓶をおいた青年・聖人。家から逃げ出した彼の前に現れた黒ずくめの女性・日和満。自らをヒワマンと呼ぶ彼女から旅の同行を頼まれた聖人は、ヒワマンとともに一度、家に戻るのだが…。仕事、親の介護、熟年離婚、そして日本という国が抱える病。人生の綻びに戸惑い、今に苦悩する人々が、ふとしたきっかけで、ヒワマンと出会い、新たな希望を見いだす様を描く、新次元のミステリ!(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(5pt)

読後感が極めて爽快!満足と希望が!

全5話ほぼ一機に読了。 最近では珍しい。 特に短編集では。
いつもなら一話読み終わった後は、区切りとばかりに、先に済ませるべき用事を優先させる所が、
「ヒワマン日和」はブレークを許さない。
ヒワマンが次に何をやってくれるのかと、期待と好奇心で次の話へ休まず突入。
私はきっと何かを求めて読んでいるのだと感じました。

舞台はヒワマンの転職と共に北関東を皮切りに西へ西へと移動する。 その先々でヒワマンが本領発揮。
本名は日和満(ひわみちる)なのですがヒワマンという呼び名を人々にヤンワリ強要?

始めは確かにミステリー。 でも徐々に反戦とか反体制、反政府的な内容へ。
全編を通じてやはり「反戦」かな? 登場人物も何人かは全編を通してきらりと光る存在感をかもし出す。
吉永先生の他の本は殆ど読んだけど、反戦の様相は初めてかな。

ヒワマンの様な人物がもし実在したら(いや、いそうな気はする)、ぜひ、今の自分のどうしようも無く年季の入った
人生の甘さ加減を、ヒワマン流にヤンワリ、でもビシッと批評?し、余生の方向性を端的に教えて欲しい!
そんな自分はヒワマンの倍以上の年齢だけど。 

ヒワマンはけっして自己主張せず、上から目線でもなく、どうこう指示するでもないのに、知り合った相手は
明日への希望と指針をいつの間にかもらった気分になれる!

私の胸にグサッと刺さった感動は、最後の第5話。 高齢の母を持つ身に大きな気持ちの転換を与えてくれた。
お勧め読者対象は「老若男女」どなたでも。 とにかく必見の全5話です。
ヒワマン日和Amazon書評・レビュー:ヒワマン日和より
4334911110



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