誘う森



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初公開日(参考)2008年05月
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長編小説

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誘う森 (ミステリ・フロンティア)

2008年05月31日 誘う森 (ミステリ・フロンティア)

一年前のあの日、香映は自殺してしまった。何の前触れもなく。未だに妻の死を受け入れられない洋介。不眠症を患った洋介は歩くことで、この状態から脱しようと試みる。しかし、彼女の過去の断片が、町のあちこちに散らばっている―。謎に満ちた妻の過去から、死の真相を探る決意を固める洋介。自殺の名所と呼ばれる森で、自殺防止のボランティア活動をしていた彼女に、いったい何が起きたのか。少しずつ暴かれる真実は、かの森へと洋介を導く。期待の新鋭が描く精緻なミステリ。 (「BOOK」データベースより)




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誘う森の総合評価:8.80/10点レビュー 5件。Bランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(4pt)

亡き妻の欠片がつながったときに現れる哀しい真相

自殺の名所である森の入口で、自殺防止のボランティアをしていた妻の香映は、ある日突然自宅で毒をあおって死んでいた。不眠症に陥った夫の洋介は、長期休暇をとり、町を歩き回ることにより不眠を解消しようとする。洋介と香映が住む町は、香映の生まれ育った町で、実家の造り酒屋も近くにあった。

やがて洋介は、香映の妹の瑛子の態度に違和感を覚えるようになり、香映の足跡を辿るうちに、ある確信を抱くに至る。そして洋介と同じように、香映の足跡を辿る者の影も。

洋介の調査が進むにつれ、洋介の知らない香映の過去の断片が、香映の語りにより、規則性のない時制で挿し込まれていく。いくつものピースが読者に示されるが、最終的にどのように組み上がるのか…。

「動機」という接着剤により、散りばめられたピースが一つの絵に収斂されていくさまは、見事。多くの死が登場するため、全体的に暗い作品であるが、実に読み応えがある。

伝統産業を担う家に残る因習やそれら因習を保持する理由なども掘り下げて描かれていて、考えさせられるところも多かった。
誘う森 (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:誘う森 (ミステリ・フロンティア)より
4488017460
No.4:
(5pt)

いっきに読みました

森の中で、たくさんの人が命のことを考える。何も言わない自然のもろさと同時に、それよりもっと弱い人間の心に気付かされます。作者の本は二冊目ですが、美しい物を見るような気持ちで読みました。
誘う森 (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:誘う森 (ミステリ・フロンティア)より
4488017460
No.3:
(4pt)

よかった、かな・・・。

吉永さんの作品なので、低評価はつけたくないものの、最後(結末)が釈然としなかったので、★を減らしました。
物語の描写は、とても素敵で、暗く静かな森が目に浮かぶようでした。
ちなみにキンドルで読みました。
誘う森 (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:誘う森 (ミステリ・フロンティア)より
4488017460
No.2:
(4pt)

壮大な展開に

2008年に出た単行本の文庫化。
 自殺のメッカとなっている森を核とした長編ミステリ。
 終盤で壮大な展開になっていくのが凄い。思いもしない真相で、ビックリさせられた。まさかこんな結末が待ち受けているとは。
 小説としては未熟というか、未整理な部分が少なくないように思う。そのため、途中でややもたつくし、納得のいかない部分も残るが、これはこれで。
 もう少し上手く書けたらミステリ史上に残る傑作になっただろう。
誘う森 (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:誘う森 (ミステリ・フロンティア)より
4488017460
No.1:
(5pt)

water

人間の生成も日本酒も水が肝心。泉を取り巻く森に起きた不可思議な事件が二転三転・・・
多面的に登場人物が絡み合い、展開が予測できない。僕もクレアに誘われてしまいそうでした・・・
誘う森 (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:誘う森 (ミステリ・フロンティア)より
4488017460



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