青い翅
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サスペンスと純文学とが、ほどよく織り交ぜられていると思います。 300ページ強と、最近出版される小説としては、さほどのページ量ではありませんが、ストーリーの展開や人間模様について、多くの文字数を使って丁寧に書かれており、相応の読み応えを感じました。 この作品では、それぞれの章ごとに、エピソードを区切りながら、メインとなる登場人物を代えながら展開していきます。 ただ、根底となるプロットは揺らぐことなく、一貫性を保つことができていると思います。 話の始まりと終りとでは、人物も舞台も異なるのですが、ストーリの繋ぎは、なかなか巧みだと思いました、 美術品に絡んでストーリーが展開していくというのは、比較的珍しくはないかもしれませんが、この作品は、上記の展開と文調により、独特さを醸し出していると思います。 読み終えてから、この作品の表紙をみていると、作品の雰囲気、テーマを良く表現していると、しみじみと感じました。 このストーリの根底となる木版画が基調とするブルー、これが登場人物の人生や心情のブルーな部分と巧みに重なり合い、読み手の思い入れを深めていると思います。 | ||||
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