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釣りライター・湊涼助は、大学以来の友人、阿比留恒夫の誘いを受け、対馬・日掛川へヤマメ釣りに出かけた。
榊扇太郎は目付鳥居耀蔵の命を受け、闕所となった蘭学医高野長英の屋敷から一通の書付を発見する。
誰も殺せず、誰も救えず、徒労と焦燥の間を漂うしかなかったヴェトナムでの戦場体験を経て、暗く、抜け道のない「現代」によどむ懈怠と嫌悪の淵に沈潜し、ひたすら女との甘い生活にふけろうとする男。
フリーランスの翻訳者・弘美は、自殺とみられた親友の死の真相をつきとめたことをきっかけに、探偵事務所の調査員となる。
私立探偵の松永は、政界の黒幕・服部宗十郎から、奇妙な身辺調査の依頼を受ける。
新宿、仙台、福岡など日本各地で、見知らぬ通行人の女性をバットで殴って、死傷させるという事件が連続発生。
ある日、あなたのもとに届いた一通の呼出状。それはあなたが裁判員候補者として選ばれたという通知だった。
ビジネス界の一匹狼たちが情報を武器に、ある者は不審な死を遂げた友の復讐を果たし、ある者は巨大企業の策謀を暴く。
旅行代理店「WTA」の美代川麗子が添乗する、ライブハウスのスタッフと常連客によるツアー先のホテルで女性が殺害される。
昭和7年(1932)3月、ナポリから世界周遊に旅立ったチャップリンの初来日を狙って、暗殺計画が持ち上がる。
「愛宕山に詣でて、戦勝祈願のために一夜参篭する」。朝廷との密会を重ねる光秀の暴走を止められない左馬助。
後醍醐天皇から錦旗を賜った祖先を持つ三宅弥平次はその出自を隠すべく、明智家の養子となって左馬助を名乗り、信長方についた主君とともに参謀として頭角を現すようになる。
空から太陽が消え、世界から風が失われた―世界が復活する日を待ちながら暮らすハロゥウイン・ダンサー市の市民たち。
モトクロスに人生の全てを賭ける貞二は、思うような結果が出せず、また、若い天才の出現に焦りを覚える。
ベロニクは、見知らぬ土地で見つけた自分のサインに導かれるように「三十棺桶島」と呼ばれる島へたどり着く。
大学病院で起きた医療事故の責任を負わされ、系列病院へ放逐された医師・鶴見耀子。
心臓治療の名医となった耀子は、大学病院の教授たちの椅子とりゲームに巻き込まれながらも、多くの患者の命を救っていく。
ある朝、文之介の屋敷の前に置かれていたのは、篭に一杯詰まったかぼちゃだった―誰がなぜ?興味津々のお春が調べ始めたその頃、文之介は勇七とともに、首を吊ったと見える男の探索に入っていた。
旅と歌作に壊れやすい身体を捧げた稀有の歌人・長塚節の生涯を清冽な文章で辿る、会心の鎮魂賦。
カボット家の末妹ポーシャは、姉と結婚した子爵の弟ジュリアンを一途に慕い続けていた。
ニート探偵アリスとその助手である僕は、深刻な事件の合間にも、ばかばかしくてつまらない、けれど忘れられない揉め事にいくつも巻き込まれている。
そもそもの発端は、だ。我が後輩の七花いわく、突然タイムトラベラーになったという。
メイドの結婚式に老医師の葬式と、ペニーフット・ホテルは大忙し。ところが老医師の柩には見知らぬ若い男が。
根室の名勝・風蓮湖で発見された女の扼殺死体。死体には情交のあとがあり、その夫も姿を消していた。
製薬会社社長・倉上秀代が、田圃に脱輪した車のトランクから遺体となって発見された。
看護婦・田代由美子の協力を得て、生涯最後の大作を描くために、三陸海岸の名勝・浄土ヶ浜に向かった老画家・篠崎源一郎。
紗江の甥・俊は、小学生ながら天才的な絵を描き、この日もひとり石仏をスケッチしに行くが轢き逃げに遭い死亡。
かつて四条大橋近辺には五つの芝居小屋があり賑わっていた。ただ一つ残った南座に加え、西座が復活。
山梨県の山林で行われた生態調査で、捕獲されたカラスの胃から大量の人骨が発見された。
夫の自殺がきっかけで立て続けに不幸な出来事に見舞われていた享子は、ある日訪ねてきた刑事から、友人でスピリチュアル系のライター・真弓の失踪を知り、行方を探るべく情報を集めはじめる。
江戸・本所深川で、献上品の売買を行う、献残屋の手代として働く周吉。
自分が異なるなにかに乗り移られることの恐怖、自分の愛するものが別のなにかになってしまう恐怖、それにさえ気づかぬ恐怖。
桜の花が咲き、江戸が晩春に移ろう頃、佐々木磐音とおこんは小梅村にある両替商・今津屋の御寮で静かな日々を送っていた。
行方知れずとなっていた伝馬町牢屋敷の鍵役同心堀田平左衛門が、本湊町の沖合で死体となって引き上げられた。
解体するのが面倒と自宅に火をつけて北多摩署を困らせた家主。焼け跡から泥棒の死体が出てきて、仰天の事件に。
6時間後の死を予言された美緒。他人の未来が見えるという青年・圭史の言葉は真実なのか。
主人公ベン・ホープは、かつてはSAS(英国陸軍特殊空挺部隊)の命知らずの隊員だった。
大臣を乗せた新幹線に届いた恐るべき爆破予告!―「母恋」と書いて、「ぼこい」と読む。室蘭本線にある小さな駅の駅名だ。
「このままじゃ夢の世界がこわれちゃうよ―!」謎の古文書の予言にあった巨大な怪物がついにあばれ出してしまった。
世界の医学界から注目される万能細胞に関わる先端技術を開発し、業績を伸ばしていたバイオセラピー社の社長・久枝治臣が広島のホテルの浴室で死亡していた。
1758年1月のロンドン。ロード・ジョン・グレイは愕然とした。
『古書の来歴』で絶賛を浴びた著書のピューリッツァー賞受賞作 妻と四人姉妹を残して旅立った父親は南北戦争のさなかに 何を見て、何をし、何を思い出していたのか? 世界中で愛された古典を下敷きに、緻密な取材と豊かな想像力、 巧みなストーリーテリングで綴る愛の物語
この想いを告げられる日は来なくても―― 戦争で失明した放蕩伯爵とそこに突如現われた謎の美人看護師。
謎の陰謀団が再び迫る…シリーズ第三弾 ! 〈 アーケイン・ソサエティ・シリーズ 〉 孤独な者同士がふれあったとき… 類まれな特殊能力を持つふたりがハワイで挑む事件の真相とは… !? 美しい歌声に潜む陰謀とは… !? <アーケイン・ソサエティ>
早くに両親を亡くしながらも、慎ましく生きてきたベッカ。エリート検察官との婚約破棄に傷つき、とある島の別荘を訪れていた。
捨てたはずの故郷に戻り、父が大金を持っているとの噂に踊らされた男。呆けて我がまま放題の母と猫の世話に煮詰まっていく女。
海流発電を活用した新都市計画で、東京湾の海底に千葉県海中市は作られた。それから20年が経過。
極意“サニーサイドを捜せ”を使っても、目的の猫は捕えられない!? 美女とヤクザ、別々の依頼なのに同じ猫を捜すなんて……。
かつてミリオンセラーを連発した有名音楽プロデューサーは、今や借金地獄にいた。彼は音を利用した前代未聞の詐欺を繰り返す。
監査の先々でさまざまな奇妙な事件を解決してきた、女子大生会計士の藤原萌実と新米会計士補の柿本一麻も、ついに迷(?)コンビを解消!? 進んでいるようで進んでいない柿本の恋の行方もこれでジ・エンドなのか!
“あの男がドライマティーニ以外に何かを深く愛したことがあるとは思いません”こうまで腐されたバーティーの今回の運命は?爆笑短篇3作も収録した、シリーズ第11弾。
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